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【ソウル延禧洞グルメ】進化する食の街!ブランチ・韓国料理・中華の名店10選徹底ガイド

'www.youtube.com/embed/lhAprmdaRfA' 【ソウル延禧洞グルメ】進化する食の街!ブランチ・韓国料理・中華の名店10選徹底ガイド ソウルの麻浦区に隣接する延禧洞(ヨニドン)は、かつて華僑学校があったことから古い中華料理店が多いことで知られていました。しかし、今回久しぶりに訪れてみると、そのイメージを覆すほど多くのブランチカフェや多様なジャンルの名店が軒を連ねていることに驚かされました。本記事では、延禧洞の新たな魅力を発見するべく、ブランチから韓国料理、そして伝統的な中華料理まで、厳選した10軒のレストランを巡った体験をご紹介します。 ブランチ巡り:延禧洞の隠れたブランチスポット 延禧洞のグルメツアー、まずはブランチからスタートです。期待を裏切らない個性豊かなお店ばかりでした。 JSJラボ(JSJ랩):驚きのブランチ食べ放題! 延禧洞で最もユニークなブランチスポットの一つが「JSJラボ」です。なんと、ブランチが食べ放題という珍しいスタイル!店内は広々とはしていませんが、6〜7テーブルほどの席があり、可愛らしい雰囲気で飾られています。ランチタイムのみ営業しており、価格は1人14,900ウォン。サラダ、キャロットラペ、穀物、ソーセージ、豊富な種類のパン、フルーツなど、多種多様な料理が並びます。特にモッツァレラトマトサラダ、冷製パスタサラダ、焼き野菜は絶品で、予想以上にバラエティ豊か。かぼちゃのスープも一人一皿提供され、温かい料理が冷たい料理の合間に胃を温めてくれます。パンはフレンチトーストのようにふわふわで、かぼちゃスープとの相性も抜群。サクサクのソーセージパンや、半熟卵とナスが乗ったガーリックトーストなど、一つ一つのメニューにこだわりが感じられます。これほどのクオリティのブランチを心ゆくまで楽しめるのは本当に驚きでした。野菜が豊富なため、たくさん食べても胃にもたれず、食後も心地よい満腹感に浸れます。 クッサ延禧(쿳사연희):行列のできるオーストラリア式ブランチ 次に向かったのは、創業7年目を迎える行列必至のブランチ専門店「クッサ延禧」。テーブル間隔は広くないものの、おしゃれな雰囲気の中でオーストラリア式ブランチを楽しめます。聞き慣れないメニューが多い中、ベストメニューである「クッサベネディクト」と「ロゼラタトゥイエ海老パスタ」を注文。運ばれてきた料理はまるで絵画のようでした。クッサベネディクトは、半熟卵、カリカリベーコン、自家製チャバタに、少しピリ辛の特製オランデーズソースが絶妙に絡み合い、クリーミーでありながらも飽きのこない味わいです。ロゼラタトゥイエ海老パスタは、グリル野菜の下にパイで囲まれた海老パスタが隠れており、見た目にも美しい一品。パイ生地はほんのり甘くサクサクで、ぷりぷりの海老と濃厚なロゼソースとの組み合わせが最高でした。値段は張りますが、他では味わえないユニークさと美味しさに、その価値を十分に感じる特別なブランチ体験でした。 伝統の味を巡る:延禧洞の韓国料理店 ブランチの後は、韓国料理のディープな世界へ。 ウォルスン鉄板タラ蒸し(월순철판동태찜):予約必須の辛旨タラ蒸し 延禧洞で最も予約が難しいと言われるのが、創業20年以上の歴史を持つ「ウォルスン鉄板タラ蒸し」。魚の蒸し料理は調理に40分かかるため、事前の予約が必須です。店内は広く、予約していればすぐに料理が運ばれてきます。注文したのは「鉄板タラ蒸し(小)」。運ばれてきた料理は圧倒的なビジュアルです!新鮮なタラの身はふっくら柔らかく、特製のヤンニョム(タレ)はまさに完璧。タラの卵もたっぷり入っており、とろけるような食感と香ばしさがたまりません。辛さは4段階から選べ、普通を選びましたがプルダック(激辛鶏肉料理)並みの辛さ!しかし、その辛さはただ辛いだけでなく、口当たりは甘く、後からくる辛さが驚くほどすっきりしています。シャキシャキのもやしや、たっぷりのミナリ(セリ)と一緒に食べると、もう箸が止まりません。最後は残ったヤンニョムで볶음밥(ポックンパッ、焼き飯)を。他では味わえない、中毒性のある辛さと旨さが共存する、まさに延禧洞最高の韓国料理店でした。 ノグォン包みご飯(녹원쌈밥):家庭的な雰囲気で楽しむ無限サム野菜 続いては、18年続く家庭的な雰囲気の「ノグォン包みご飯」。各部屋にテーブルが設けられ、まるで実家に帰ってきたような居心地の良さです。ここの最大の魅力は、新鮮なサム野菜(包み野菜)が無限リフィルできること!サムバプ定食(豚肉・イカ・きのこの三合)とポッサム定食(茹で豚肉と大根キムチ)を注文しました。運ばれてきた食卓は、肉料理と6種類のパンチャン(おかず)、そして山盛りのサム野菜で豪華絢爛。柔らかく煮込まれたポッサムの肉は、甘辛い大根の和え物と相性抜群。サムバプ定食の肉とイカ、きのこの三合は、甘辛い味付けがご飯泥棒で、それぞれ微妙に異なるヤンニョムの味が楽しめます。パンチャンも一つ一つ丁寧に作られており、ミナリの和え物や豆腐の煮付け、ナムルなど、どれもご飯が進む美味しさ。具だくさんのテンジャンクッ(味噌汁)も付き、心ゆくまで新鮮な野菜をたっぷり使った韓国の家庭料理を堪能できる、大満足の一軒です。 延禧コムタン(연희곰탕):身体に染み渡る滋味深い一杯 創業6年の「延禧コムタン」は、清らかで滋味深いコムタン(牛骨スープ)が恋しくなった時に訪れたいお店です。広々とした店内には、地元の人々で賑わっています。今回は「ヤンコムタン(胃袋のコムタン)」を注文。真っ白で美しいコムタンと、キムチ、カクテキが運ばれてきました。まずスープを一口。澄んでいて、雑味がなく、牛肉本来の旨味が凝縮された深い味わいです。塩や胡椒を加えずとも、そのままで十分魅力的な美味しさ。とろけるような肉と、全く臭みがなく新鮮なヤン(胃袋)のコリコリとした食感がたまりません。酸味の効いたキムチとカクテキは、あっさりとしたコムタンと最高のハーモニーを奏でます。ご飯は最初からスープに入っており、キムチだけで十分満足できるほどの完璧な味付け。上質な韓牛(韓国牛)を使った、身体が浄化されるような、すっきりとした味わいのクッパを味わえる名店です。 恐竜部隊チゲ(공룡부대찌개):ミナリたっぷりの爽やかプデチゲ 創業13年になる「恐竜部隊チゲ」は、珍しい「ミナリプデチゲ(セリ入り部隊チゲ)」が名物。他では見かけないほど、ミナリ(セリ)が山盛りで提供されます。ご飯は注文を受けてから炊き上げる釜飯で、これだけでも期待が高まります。運ばれてきた部隊チゲは、元々ミナリが入っていますが、さらに釜からたっぷりのミナリを投入!グツグツと煮込まれる様子は圧巻です。軽く煮えたシャキシャキのミナリは、香り高く、サゴル(牛骨)スープの旨味と相性抜群。フランクフルトソーセージ、ひき肉、豆腐、スパム、餅など具材も豊富です。この店のプデチゲは、刺激的な辛さよりも、ミナリの香りが引き立つ、さっぱりとしていてどこか懐かしい、まろやかな味わいが特徴。煮込めば煮込むほど味が深まり、ソーセージの塩気とミナリの爽やかさが絶妙なバランスを生み出します。釜飯の美味しさも相まって、満足度の高い一食でした。濃い旨味よりも、さっぱりとした心地よいプデチゲを求める方におすすめです。 延禧洞の中華料理:伝統と革新の融合 延禧洞はやはり中華料理の本場。昔ながらの店からモダンな店まで、幅広く巡りました。 ヤンミンサン(양민산):ホンジェチョン沿いの台湾中華 ホンジェチョン(弘済川)のほとりにある、創業5年の小さな台湾中華料理店「ヤンミンサン」。店内はテーブル6卓ほどでこぢんまりとしています。この店で少し有名なのが「ハーフ&ハーフ揚げ物」だそうで、今回はこれと「牛肉麺(ウユクミョン)」を注文しました。まず登場したのは肉揚げ。塩を少しつけていただくと、香ばしく、衣にも下味がしっかり付いていて、噛むほどに旨味が広がります。まるで美味しいとんかつをソースなしで塩で食べるような感覚です。牛肉麺は、普段食べるものとは少し異なり、ラー油が浮いた甘めの肉スープ。そしてこのラー油は麻辣ソースのようで、かすかな麻辣の風味が食欲をそそります。牛肉はとろけるほど柔らかく煮込まれていました。そして、この店のもう一つの名物が「ナス揚げ」。見た目は普通のナス揚げですが、中には肉団子が入っており、まるでナス餃子のよう!外はサクサク、中からはナスの水分がじゅわっと溢れ、至福の美味しさです。パクチーを追加すると、さらに異国情緒が増し、この店の牛肉麺の深い味わいを引き立てます。延禧洞の北端に位置しながら、非常にクオリティの高い台湾料理を提供する名店でした。 オヒャンマンドゥ(오향만두):ジャージャー麺なし!老舗の絶品手作り餃子 創業12年、延禧洞の代表的な老舗中華料理店「オヒャンマンドゥ」。なんと、ジャージャー麺やチャンポンがない珍しい中華料理店です。狭めの店内ですが、常に客足が絶えません。ここでは「蒸し餃子(チンマンドゥ)」「焼き餃子(クンマンドゥ)」、そして「コチュチャプチェ」を注文。各10個ずつ、かなり大きめの手作り餃子が登場しました。蒸し餃子は、ふわふわで上品な味わい。野菜の香りが強く、さっぱりとしていながらも奥深い旨味があります。焼き餃子は、蒸し餃子と同じ餡ですが、パリッとした皮と香ばしい油の風味が加わり、より香ばしく感じられます。付け合わせの甘酸っぱいザーサイや大根の漬物も絶品。餃子は一つ一つが大きく、ボリューム満点。酢と唐辛子を混ぜた特製タレにつけても美味しく、蒸し餃子と焼き餃子の異なる魅力を同時に楽しむのがおすすめです。コチュチャプチェは、肉とピーマン、唐辛子がバランス良く炒められており、ちょうど良い塩加減でご飯にもお酒にも合う味。花パンに挟んで食べると、さらに美味しさが増します。ジャージャー麺やチャンポンがなくても、この店の餃子と一品料理で十分満足できる、延禧洞を代表する中華の名店です。 イファウォン(이화원):翡翠冷麺が名物の老舗 延禧洞の中華料理ツアーで外せないのが、老舗の「イファウォン」。以前、中国冷麺ツアーで訪れたこともある店で、特に「翡翠冷麺(ビチュイネンミョン)」が有名です。通常、中国冷麺にはピーナッツソースが入ることが多いですが、この店の冷麺はピーナッツソースなしで、非常に酸っぱくて甘く、奥深い味わいのスープが特徴。くらげも入っており、爽やかな風味が加わります。ほうれん草を練り込んだ緑色の麺はもちもちとしており、爽やかなスープとの相性は抜群。海鮮も新鮮で、肉汁たっぷりの点心も一流の味です。個性的な中華冷麺を味わいたいなら、ぜひ訪れてほしい延禧洞の隠れた名店です。 延禧洞グルメツアーを終えて 今回の延禧洞グルメツアーは、予想以上に発見の多い旅となりました。中華料理の街という従来のイメージを覆すほど、洗練されたブランチカフェや、地元の人々に愛される温かい韓国料理店が数多く存在することを知りました。どの店も料理へのこだわりと情熱が感じられ、心温まる体験ばかりでした。雰囲気の良いカフェも多く、街歩きにも最適な延禧洞。様々なジャンルの美味しい料理を求めて、ぜひ一度訪れてみてください。きっとあなたのお気に入りのお店が見つかるはずです。

ソウルから400km!親友が営む、隠れた絶品焼肉店の至高の和牛体験

'www.youtube.com/embed/QOZZxEyEmAQ' ソウルから400km!親友が営む、隠れた絶品焼肉店の至高の和牛体験 ソウルから約400km。かなりの距離があるにもかかわらず、私が毎年必ず訪れる特別な焼肉店があります。それは、私の大切な親友が魂を込めて営む、知る人ぞ知る隠れた名店です。これまでソウルで数多くの高級焼肉店を訪れてきましたが、正直、ここを超える店には出会ったことがありません。今回は、この場所で体験した、まさに「人生最高」と呼べる和牛体験をご紹介します。 オーナーのこだわりと店内の魅力 店に入ると、まず目を引くのは、所狭しと飾られたマーベルグッズの数々です。オーナーである友人は、根っからのマーベルファン。アイアンマンのフィギュアやポスターが店内を彩り、まるで彼だけの秘密基地のようです。彼が精神的に辛い時期に、一つ一つ手作業で作り上げたというアイアンマンの像からは、並々ならぬ情熱が伝わってきます。 オーナーは趣味でボディビルディングをしており、その鍛え上げられた体格は圧巻です。その威厳ある姿からか、「オープンから5年間、一度もクレーマーが出たことがない」という逸話にも納得がいきます。彼の肉へのこだわりは徹底しており、提供されるのは最高ランク「2++(トゥープルナイン)」の和牛のみ。さらに、脂身は徹底的に除去され、肉本来の旨味を追求しています。そのため、提供できる量が少なく、利益は少ないと聞きますが、「良い肉一本で勝負している」という彼の言葉からは、本物の職人の魂が感じられます。 舌を唸らせる至高の肉料理 まずは、オーナーが最も自信を持つ「トシサル(ハラミの一種)」と「アンチャンサル(ハラミの外側)」から。じっくりと焼き上げられた肉を、何もつけずにまずは一口。次に、軽く焼いた特製の塩を少しだけつけて口に運びます。その瞬間、肉の濃厚な旨味が口いっぱいに広がり、とろけるような食感に全身が幸福感で満たされます。友人は「もう君の舌はこれ以外では満足できなくなるだろう」と笑いますが、本当にその通り。一度これを味わったら、他では物足りなくなってしまいます。 この店の魅力は肉だけではありません。 オーナーのお母様が漬けたというキムチは、程よい酸味と深みがあり、肉との相性も抜群です。 特製の魚醤ベースのソースも、肉の旨味を一層引き立てる隠し味となっています。 サプライズで登場した「サルチサル(ミスジ)」も絶品で、きめ細やかな霜降りと肉質に、一口ごとに感動を覚えます。 オーナーが「生で食べられる」と自信を持つサシミも体験しました。最高級の肉だからこそ実現できる、新鮮で一切臭みのない、とろけるような舌触りは、まさに至福の味わいです。 締めは格別!究極のデンジャンチゲと友情の証 肉を心ゆくまで堪能した後、欠かせないのが「デンジャンチゲ(味噌チゲ)」です。オーナーは「有名なデンジャンチゲ店『トスンイ』にも引けを取らない」と豪語しますが、まさにその通りでした。深いコクがありながらも全くしつこくなく、香ばしい味噌の香りが食欲をそそります。これをただ食べるだけでなく、ご飯を投入して作る「デンジャンソルパプ(味噌チゲご飯)」が、この店の真骨頂です。 すぐに食べず、ご飯が味噌チゲのスープをしっかりと吸い込み、ふっくらと膨らむのを待ちます。そうして出来上がったデンジャンソルパプは、ご飯一粒一粒に味噌の旨味が凝縮され、最高の酒の肴となります。一口食べれば、今日一日の疲れが吹き飛ぶような、心温まる味わいです。 今回は、私がこの店を貸し切りにして仲間と訪れました。親友であるオーナーは、私が来る日には店を閉め、その日の売上を私が全額支払うのが恒例だといいます。これはもう5年以上続いている私たちの友情の証であり、彼への感謝と応援の気持ちを表す方法です。最高の友人、そして最高の料理に囲まれて、忘れられない夜となりました。 場所と一般的な評価 具体的な所在地は動画内では明かされていませんが、ソウルから400km離れた地方に位置します。この距離は、まさに「遠くても訪れる価値のある店」という評価に他なりません。隠れた名店として、地元の常連客や、私たちのようにオーナーを慕う人々から絶大な支持を得ています。最高の和牛体験を求めるなら、一度は足を運ぶべき価値が十分にあるでしょう。 まとめ 「ソウルのどんな高級店にも勝る」と断言できるこの焼肉店。最高級の肉、オーナーの徹底したこだわり、そして何よりも親友の温かい人柄が、この店を唯一無二の存在にしています。今回も心ゆくまで美味しい肉と最高の時間を堪能し、友人のお店が今後もますます繁盛することを心から願っています。また近いうちに、この至福の味を求めて再訪したいと思います。

山奥の秘境グルメ!コンテナハウスで味わう感動の生肉と絶品ソモリクッパ

'www.youtube.com/embed/93Q0SMpp1Sg' 山奥の秘境グルメ!コンテナハウスで味わう感動の生肉と絶品ソモリクッパ こんにちは、マッサモです!今日の天気は本当に爽やかで気持ちがいいですね。桜はもうほとんど散ってしまいましたが、まだまだ春の気配が感じられ、景色もとても清々しく美しいです。 さて、今回は桜並木を抜け、山奥にひっそりと佇むお店を訪れました。「こんな場所に食堂があるのかな?」と思ってしまうような場所に、美味しいクッパとユッサシミ(生肉)の店があるという噂を聞きつけ、以前から行きたいと思っていたコンテナハウスの食堂についにやってきました。以前の写真を見ると、建物は錆びて崩れかけ、看板も破れていて、独特のレトロな雰囲気が漂っていたのですが、数年前に綺麗にリニューアルされたようです。その「味」のある雰囲気は少し薄れてしまいましたが、その分清潔感があり、快適に食事ができます。 予想を裏切る人気!山中のコンテナレストラン このお店は、文字通り山の中にポツンとあるコンテナボックスの食堂です。しかし、驚くべきはその駐車場!広大なスペースが車でぎっしり埋まっており、これを見るだけでもこのお店がいかに人気であるかがわかります。山の中にこれほど多くのお客さんが訪れるのは、それだけ料理の味が素晴らしい証拠でしょう。お店の場所柄、近くには工場があるようで、そこからの労働者の方々も多く訪れるのかもしれません。 絶品メニューの紹介:新鮮さが命の生肉と心温まるクッパ 新鮮さが命!こだわりの生肉(ユッサシミ) このお店の名物は何と言っても「ソモリクッパ」と「ユッサシミ」という生肉料理です。私が到着したのは午後4時頃でしたが、ランチタイムには生肉がほとんど売り切れてしまうと聞いていたため、事前に電話で「少し残しておいてください」とお願いしていました。そのおかげで、席に着くとすぐに薄切りにされた新鮮な生肉が運ばれてきました。これが、この日最後の1皿だったそうです! 生肉の呼び方は地域によって異なり、少々複雑です。例えば大邱では「ムンティギ」と呼ばれ、当日屠殺されたばかりでまだ体温が残るほど新鮮な肉を厚切りにしたものを指します。これは屠殺後30分以内に食べると、死後硬直で肉が動くほどだとか。一方、時間が経ったものや翌日の肉は「ユッサシミ」と区別されるそうです。しかし、全羅道では一般的に「ユッサシミ」と呼ぶことが多いとのこと。今回いただいた肉は、牛のお尻の部分の「ウチサル」という部位で、200gで22,000ウォンという価格。大邱の有名店では220gで50,000ウォンほどすることを考えると、非常にリーズナブルです。 一口食べると、その食感に驚きます。当日屠殺されたばかりの肉らしく、硬さがありながらもプリプリとした弾力があり、歯ごたえが素晴らしいです。熟成肉のように口の中でとろける柔らかさとは異なり、しっかりとした肉の旨味が感じられます。コチュジャンベースのタレも美味しいですが、肉本来の味をより楽しむには、ごま油ベースの塩ダレがおすすめです。口の中で噛むほどに、肉の香ばしさと甘みがじゅわっと広がります。本当に美味しくて、私は結局3皿も追加してしまいました! 心温まる一杯:伝統のソモリクッパ もう一つの名物「ソモリクッパ」もまた、期待を裏切らない逸品です。出てきたのは特大の器!肉は「すごく多い」というほどではありませんが、たっぷりと入っています。スープからはかすかに内臓系の匂いがしますが、これは決して嫌な匂いではなく、むしろ奥深さと伝統を感じさせるものです。雑味がなく、クリアでありながら濃厚なコクと旨味があり、非常に洗練された味わい。塩を加えなくても十分な旨みと塩気があり、そのままで完璧なバランスです。 スープに浮かぶ薄切りの肉は、とろけるように柔らかく、口の中でとろけます。特に皮付きの部分はゼラチン質が豊富で、プリプリとした食感がたまりません。個人的には、熱々のスープも美味しいですが、少し冷ましてからいただくと、唇に吸い付くようなとろみがより感じられておすすめです。付け合わせのキムチもよく漬かっていて美味しいのですが、クッパの味わいを損なうことなく、それぞれの美味しさが際立つ印象でした。 全ての面で大満足!再訪を誓う隠れた名店 正直なところ、大きな期待はしていなかったのですが、このお店は全ての面で私を驚かせ、そして満足させてくれました。まさに「隠れた名店」という言葉がぴったりです。生肉は鮮度が命で、日によっては売り切れてしまうこともあるため、確実に食べたい場合は私のように事前に電話で確認・予約することをおすすめします。ソモリクッパも期待以上の美味しさで、心身ともに満たされる一杯でした。 都会の喧騒から離れた山奥で、こんなにも真摯に素材と向き合い、美味しい料理を提供しているお店に出会えたことに感謝しかありません。また必ず訪れたいと思います。本当にごちそうさまでした!

天安の隠れた美食を巡る旅:地元民が愛する絶品グルメを探訪!

'www.youtube.com/embed/eAyrgE2KybY' 天安の隠れた美食を巡る旅:地元民が愛する絶品グルメを探訪! 天安の隠れた美食を巡る旅:地元民が愛する絶品グルメを探訪! 「天安(チョナン)にはホドゥ菓子(くるみ饅頭)しかないんじゃないの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いでした!今回、多くの方のリクエストに応え、天安の地を訪れることに。そこで出会ったのは、地元の人々が「また来たい!」と絶賛する、驚くほど多様で奥深い食文化でした。今回は、天安で出会った数々の「また来た家(トガンジプ)」と、特別にご紹介したい逸品をご紹介します。 【特別企画】地元が誇る「シゴルキム(田舎の海苔)」が驚きの価格で登場! 旅の途中、突然のサプライズとしてご紹介いただいたのが、全羅南道順天(スンチョン)の「シゴルキム」です。この海苔は、当社の番組で販売するたびに大好評を博し、多くの芸能人の方々も購入するほどの一品。今回は、その魅力とともにお得な情報をお届けします。 シゴルキムとは?その魅力と前回の反響 「シゴルキム」は、自社工場で直接作ったごま油を使用しているため、非常に香ばしく、パリパリとした食感が特徴です。最近、海苔の価格が2倍近く高騰している中、中国産の海苔も市場に出回っていますが、シゴルキムは100%国産の最高級海苔のみを使用しています。前回の販売では、予想をはるかに超える注文があり、配送に課題が生じてしまいましたが、今回はその反省を活かし、万全の体制を整えました。 今回のセール情報と配送について 今回は、前回の反響に応え、さらに価格を下げてご提供できることになりました。通常価格39,600ウォンのところ、なんと19,600ウォンでの販売です!一袋あたり300ウォンを切る破格の値段に、スタッフ一同驚きを隠せません。特に秋夕(チュソク)前のお届けを希望される方は、9月6日までのご注文で秋夕前に配送可能です。これは、家族や大切な人への秋夕ギフトにも最適です。 天安グルメの真髄を体験!絶品「また来た家」シリーズ いよいよ天安の本格的なグルメ探訪へ。地元の方々から直接推薦してもらった、とっておきの三軒を巡りました。 1軒目:【病川純大(ピョンチョンスンデ)】本場の味「忠南家」を堪能! 店名: 忠南家 (충남집) 場所: 天安市 東南区 病川面 病川里 (병천면 병천리) 評価: 5/5点 — 極上の体験、まさに天国レベル! 天安に来たら外せないのが「病川純大」。特に地元の人たちが口を揃えて推薦してくれたのが、病川純大通りにある老舗「忠南家」です。この店の純大(スンデ)は、豚の血と野菜、肉がぎっしり詰まっており、一般的な春雨がメインの純大とは一線を画します。一切臭みがなく、肉と野菜の旨味が凝縮された豊かな味わい。特に内臓も新鮮で臭みがなく、濃厚なスープと相まって、まさに「肉のスープ」という表現がぴったりの逸品でした。妊娠中のつわりで匂いに敏感な時期でも食べられたという地元の方の言葉に納得の、衝撃的な美味しさでした。 2軒目:【老舗の洋食?】「晋州会館(チンジュフェグァン)」の衝撃トンカツ! 店名: 晋州会館 (진주회관) 場所: 天安市 西北区 聖歓邑 平安里 (성환읍 평안리) 評価: 4.5/5点 — 懐かしさと新しさが融合した、記憶に残る一皿! 次に向かったのは、地元の方に教えてもらった、なんと100年の歴史を持つ「晋州会館」。店名から想像するに韓定食の老舗かと思いきや、驚くことに「トンカツ」が看板メニューという意外性!運ばれてきたトンカツは、普通の洋食屋とは全く異なるスタイルでした。ソースには豆や人参が入っており、まるでカレーのような風味。そしてスープの代わりにキムチ콩나물국(キムチもやしスープ)が出てくるという斬新さ。肉は薄くたたかれていてソースとの絡みが抜群で、家庭的でありながら洗練された懐かしい味がしました。これは、天安に来なければ出会えなかったであろう、特別な一品です。 3軒目:【新感覚の美味】「肯定的食堂(クンジョンシクタン)」の絶品サーモン丼! 店名: 肯定的食堂 (긍정식당) 場所: 天安市 東南区 新富洞 (신부동) - ※新世界百貨店付近の繁華街から車で30分程度のエリアに所在 評価: 4.8/5点 — サーモン嫌いをも魅了する、リピ確定の美味しさ! 最後に訪れたのは、比較的最近できたと思われる「肯定的食堂」。ここでいただいたのは「サーモン丼」です。実は個人的にサーモンはあまり得意ではないのですが、ここのサーモン丼は衝撃的な美味しさでした。特筆すべきは、添えられた「肯定麻薬キムチ」。これが甘じょっぱいサーモンとご飯、わさびとのバランスを絶妙に整え、一口ごとに爽やかさを加えてくれます。サーモンの脂っぽさが全く気にならず、むしろその旨味が最大限に引き出されていました。連日食べたくなるような、まさに「肯定的な」美味しさで、サーモン丼の概念が変わる一皿でした。 天安はホドゥ菓子だけじゃない!新たな発見の連続 今回の天安での美食巡りは、ホドゥ菓子だけではない、この都市の奥深さを知る素晴らしい機会となりました。病川純大の濃厚な味わい、晋州会館の個性的なトンカツ、そして肯定的食堂の新感覚サーモン丼。それぞれが異なる魅力を持つ、地元の人々に愛される名店ばかりでした。天安は、美食家にとってまさに「天上の地」と言えるでしょう。…

驚異のコスパ!忠北大学「ソジュ新郎ポッサム婦人」の7000ウォンフルコースを徹底レビュー

'www.youtube.com/embed/O_vckkE57QE' 驚異のコスパ!忠北大学「ソジュ新郎ポッサム婦人」の7000ウォンフルコースを徹底レビュー 驚異のコスパ!忠北大学「ソジュ新郎ポッサム婦人」の7000ウォンフルコースを徹底レビュー 皆さん、こんにちは! 学生街といえば、美味しいものが安く楽しめる「コスパ最強」のグルメスポットの宝庫ですよね。今回は、韓国の忠北大学前で、オンライン上でも話題沸騰中のとんでもないポッサム(茹で豚)専門店をご紹介します。その名も「ソジュ新郎ポッサム婦人(소주 신랑 보쌈 부인)」。忠北大学病院の近くに位置し、その驚くべき価格と内容で多くの人々を魅了しています。 驚きの7000ウォン!「ソジュ新郎ポッサム婦人」のフルコース体験 今回訪れたのは、忠北大学前の「ソジュ新郎ポッサム婦人」。実は、江原大学後門にも系列店があるようですが、フランチャイズではなく、お知り合いの方がそれぞれ経営されているとのこと。このお店がなぜここまで人気を集めているのか、その秘密はただ一つ、"7000ウォン"という破格の値段で提供される"フルコース"にあります。 7000ウォンで何が食べられる?驚愕のメニュー内容 たった7000ウォンで提供される「フルコース」の内容は以下の通りです。 ポッサム(茹で豚肉) マッククス(蕎麦冷麺) キムチチゲ(キムチ鍋) ライス これら全て込みで7000ウォンというのですから、耳を疑いますよね!デリバリーの場合は8000ウォンになりますが、お店の方に伺ったところ、デリバリー用にはポッサムとマッククスの量が1人前分多く入っているとのこと。どちらにしても、そのコスパの高さは圧倒的です。 五感を刺激するポッサムとサイドメニューの数々 安かろう悪かろうでは意味がありません。7000ウォンという価格で、一体どんな味が楽しめるのでしょうか? 独特の風味!宮中チジミポッサム まず、メインのポッサム。ここのポッサムはただの茹で豚ではありません。「宮中チジミポッサム」という名前の通り、2度茹でた後、醤油で軽く煮てあるため、ほのかな醤油の香りが特徴です。薄くスライスされたお肉は、非常に柔らかく、口に入れると香ばしさが広がります。脂身の部分はとろけるように柔らかく、赤身の部分も程よい歯ごたえがあります。一切の臭みがなく、肉本来の旨味が存分に楽しめます。 インパクト大!特製マッククス フルコースに含まれるマッククスも特筆すべき一品です。シャーベット状のソースがたっぷりとかけられており、口にした瞬間に強烈なインパクトを与えます。ピリッとした辛さと濃厚な味付け、そして深みのあるソースは、まさに病みつきになる美味しさ。これだけでも一品料理として十分に成立するクオリティです。 ほっとする味わい!キムチチゲ サイドメニューのキムチチゲは、韓国の家庭料理のような素朴で優しい味わいです。油っこさはなく、あっさりとしながらも奥深い旨味があり、まるでキムチスープのよう。ご飯にもよく合い、メインのポッサムとの相性も抜群です。何度でもおかわりしたくなるような、飽きのこない魅力があります。 手作りのこだわり!新鮮な野菜とムキムチ お店では、新鮮な野菜がセルフサービスで提供されており、好きなだけ食べることができます。特に印象的だったのが、手作りの大根キムチ(ムキムチ)です。通常、水気を切ってコリコリとした食感にすることが多いですが、ここでは水気を多く残した厚切りの大根が使われており、シャキシャキとした瑞々しい食感が楽しめます。甘辛く、唐辛子の風味と醤油のコクが絶妙にマッチし、ポッサムと一緒に食べると箸が止まりません。一つ一つ丁寧に作られているのが伝わってくる、愛情のこもった一品です。 食べ方も色々!満足度MAXの食事体験 提供された豪華な料理を、様々な食べ方で楽しみました。 そのまま: ポッサムの肉とムキムチを合わせてシンプルに。 サンチュに包んで: サンチュやエゴマの葉に、ポッサム、ムキムチ、ニンニク、ご飯を乗せてサンパプ(包み飯)に。ボリューム満点で、口いっぱいに広がる幸せを味わえます。 キムチチゲにご飯を混ぜて: 残ったキムチチゲにご飯を混ぜて食べると、また違った美味しさが楽しめます。〆にもぴったりです。 1人前のポッサムでも十分な量があり、様々な組み合わせで最後まで飽きずに美味しくいただくことができました。 総評:価格以上の価値を味わえる名店 「ソジュ新郎ポッサム婦人」は、その価格からは想像できないほどの高品質な料理とボリューム、そして温かい手作りの味が楽しめる、まさに「価格破壊」のポッサム専門店です。 場所: 忠北大学前 一般的な評価: 驚くべきコスパ、美味しい、満足度が高い、手作りで丁寧 何万ウォンもする高級なポッサムと比較するのは酷かもしれませんが、7000ウォンという価格を考えれば、十分に満足できるどころか、期待をはるかに超える美味しさでした。新鮮な野菜、こだわりのムキムチ、そしてメインのポッサムに至るまで、全てにおいてお店の「おもてなしの心」が感じられます。大学街にこそ、本物のコスパ最強グルメが隠されているということを改めて実感させてくれる一軒です。 忠北大学を訪れる際は、ぜひこの「ソジュ新郎ポッサム婦人」で、感動のフルコースを体験してみてください。きっと後悔しない、素晴らしい食事になることでしょう!

ソウル鍾路5街の隠れた名店!常連だけが知る破格のコスパを誇る「八道フェッチプ」を徹底解説

'www.youtube.com/embed/UTpDLoRc9Ec' ソウル市内の中心、薬局がひしめく聖地であり、その向かいには活気あふれる広蔵市場が広がる鍾路(チョンノ)の街。このエリアに、まるで家を修理する金物屋があるかのような、意外な場所にひっそりと佇むお店があります。それが、知る人ぞ知る、最高のコストパフォーマンスを誇る刺身店「八道(パルト)フェッチプ」です。今回は、長年この街のベテランたちが密かに通い続けてきた、その魅力の全てをご紹介します。 鍾路5街の隠れた名店「八道フェッチプ」へのアクセスと雰囲気 今回ご紹介する「八道フェッチプ」は、鍾路5街駅1番出口から徒歩わずか5分の場所に位置しています。あまり知られていない隠れた名店ですが、一度訪れればその質の高さに驚かされることでしょう。このお店は、鍾路の「アジェ(おじさん)兄貴」や「ヨンガムニム(おじい様方)」といった常連たちが、今までこっそりと楽しんでいた秘密の場所なのです。 店内の雰囲気は、鍾路の一般的な飲食店と比較しても格段に清潔感があります。正直なところ、「鍾路ではほぼ五つ星ホテル」と表現しても過言ではないほど、非常に快適な空間が広がっています。店主であるおじい様の、長年の経験から培われた並々ならぬ腕前が光る料理の数々を、この素敵な空間で心ゆくまで堪能できます。 メインを凌駕する圧巻のミッパンチャン(突き出し)の数々 メニュー表には、様々な定食メニューが驚くほどリーズナブルな価格で並んでいますが、私は迷わず唯一の酒の肴である「刺身」を注文しました。そして運ばれてきたのは、もはやこれだけでお酒が進んでしまうような豪華なミッパンチャン(突き出し)です。まず登場したのは、新鮮な牡蠣の和え物。これは間違いなく一杯傾けるべき一品です。 続いて、カリッとした食感がたまらない魚のフライが登場。これもまた酒が進むこと間違いなし。さらに、濃厚な魚卵、そして可愛らしいうずらの卵も。ここまで来るだけでも驚きですが、サクサクとしたチヂミまで出てきます。刺身が本格的に出てくる前に、これらの絶品ミッパンチャンで既に気分は最高潮に達します。本当に、刺身が出てくる前に酔い潰れてしまわないよう注意が必要です! 新鮮さと旨味の競演!豪華絢爛な刺身盛り合わせ ついに、待ちに待ったメインの刺身が登場しました。この日は二人での訪問でしたので、二人前の盛り合わせです。中央には新鮮なアワビの刺身、そして夏にはカンパチ(ヒラス)、ヒラメ、皮付きのタイ、そして旬を迎えたスズキの刺身が美しく盛り付けられています。これらのネタの種類を知らなくても、ただ美味しいと唸るばかりです。 この日の相棒に選んだのは、かつて私がプロモーションに携わったこともある「白歳酒(ペクセジュ)」。最近ではなかなか見かけないお酒ですが、ここで出会えたことに感激し、早速注文しました。さあ、本格的に豪快に味わいましょう! 長年の経験を持つシェフが作る、この昔ながらの韓国スタイル日本料理店では、なぜか刺身をチョジャン(酢コチュジャン)に付けて食べたくなります。もちろん、ワサビ醤油も良いですが、やはり韓国式の刺身の食べ方と言えば、サムジャン(合わせ味噌)をたっぷりとつけて頬張るのが醍醐味です。これぞ「韓国の刺身の味」、そして「鍾路の味」と言えるでしょう。 〆まで完璧!まだまだ続く至福のコース料理 刺身を堪能した後も、お楽しみは続きます。今回はニシンの塩焼きが登場しました。通常、刺身店ではサンマを出すことが多いのですが、ここでは惜しみなくニシンを提供してくれます。ニシンは刺身で食べても美味しいですが、塩焼きにすると脂が乗って身も多く、何よりも骨が柔らかいので丸ごと食べられるという素晴らしい魚です。メニューを一つしか注文していないにも関わらず、酒の肴が溢れんばかりに出てくる、このような韓国式の刺身店は、ソウル都心では今や珍しい貴重な存在です。 さらに、甘辛いタレで煮込まれたイシモチの煮付けが2匹。身は非常に柔らかく、甘みがあって絶品です。そして、トビコがたっぷり入ったキンパも。これは完全に「別格の味」で、メニューとして別に販売されていてもお金を払って食べたいと思えるほど。お酒を飲んでいる途中に炭水化物が欲しくなった時にぴったりの構成で、キンパの中身も充実しており、味付けもちょうど良く、酒がぐいぐい進みます。 そしてコースの締めには、温かい汁物。メウンタン(辛い魚鍋)とチリタン(あっさり魚鍋)から選べますが、私は迷わずチリタンを選びました。鍾路の「おじい様方」が唸るのも納得の、清らかで深みのあるスープ。一口飲めば、そのすっきりとした味わいが体に染み渡り、二日酔いまで吹き飛ばしてくれそうです。魚の身もたっぷりと入っており、最後の最後まで大満足の構成でした。 「八道フェッチプ」総合評価:ソウル都心で出会う至高の体験 今回ご紹介した「八道フェッチプ」は、その驚異的なコストパフォーマンスと、これ以上ないほど充実した構成を考えれば、まさに「稀有な存在」と言えるでしょう。あまり知られていない隠れた名店ですが、これほど素晴らしいお店を、これまで鍾路の常連客だけが密かに楽しんでいたというのは、非常に残念なことです。 ただの突き出しにとどまらない、深い内功(腕前)が感じられるミッパンチャンから始まり、レベルの高いコース料理へと続く「八道フェッチプ」は、ソウル鍾路5街で最高の体験を提供してくれます。白歳酒を少しだけ飲むつもりが、この店の構成とあまりにも良く合い、私も思わず100歳まで生きてみたくなりました。キムサウォンの美味しいソウル旅行記はこれからも続きます。ぜひ一度、この隠れた名店を訪れてみてください。 店舗情報 店名: 八道フェッチプ (팔도횟집) 場所: ソウル市 鍾路(チョンノ)5街駅1番出口から徒歩約5分 評価: 最高のコストパフォーマンスと料理の質を誇る隠れた名店。鍾路の常連客に愛される、清潔で快適な空間。

【木浦の隠れ名店】地元民だけが知る幻の高級魚ミナリ(イシモチ)!感動の美食体験

'www.youtube.com/embed/UC5QwOHlfAQ' 木浦の隠れ名店 木浦の秘宝!地元民が守り抜く「幻のミナリ(イシモチ)」を求めて 皆さん、こんにちは!今年はまだ高級魚「ミナリ(イシモチ)」を食べていないことに気づき、急遽、ミナリを求めて韓国南西部の港町、木浦(モクポ)へやってきました。実は今、近くの新安(シナン)でエビ祭りが開催されており、そのついでに立ち寄ったのですが、そこで耳にしたのは「地元民だけが知る、誰も知らない幻の맛집(マッチャン=美味しい店)」という情報でした。YouTubeでもほとんど紹介されていないというそのお店、期待に胸を膨らませて訪問しました。 予約必須の隠れた名店とその価格 このお店は、まず「予約なしでは入れない」という徹底ぶり。まさに地元民の隠れ家といった雰囲気です。メインはミナリと真鯛(ドミ)で、両方を楽しむハーフ&ハーフも可能。価格は時価で変動しますが、私が訪れた日は一人前5万ウォンでした。昔のブログも遡って調べたのですが、通常4万ウォンから5万ウォン程度とのこと。しかし、その内容を知れば、この価格がどれほど破格かすぐに理解できるでしょう。 怒涛のサイドディッシュと豪華な刺身盛り合わせ 席に着くと、テーブルいっぱいに広がるのは、メインのミナリを待つ間に楽しめる豪華なサイドディッシュの数々です。これがまた本当に素晴らしいのです。 ミナリのブレ(浮袋):これぞミナリの真骨頂!まるで海のガム。最初は牛肉の脊髄のような柔らかさで、噛むほどに旨味が広がり、最後はガムのようにモチモチとした食感に変化します。 ミナリの皮:油でサッと炙られた皮は、香ばしさと共に驚くほどの弾力。豚の皮にも似たコラーゲンたっぷりの食感で、日本酒や焼酎の肴に最高です。 天然真フグの刺身:まさかのフグ刺しが基本で提供される贅沢さ! コノシロ(チョノ)の刺身:秋の味覚として知られるコノシロ。新鮮で身が締まっており、特製のジャン(味噌)との相性が抜群です。 ヒラメ(ソデ)、メバル(ヨルギ)などの刺身:様々な種類の新鮮な地魚が並びます。 カニのヤンニョムケジャン(タレ漬け):新鮮なカニを特製ヤンニョムに漬け込んだ、ご飯泥棒とも言われる絶品です。 手作りキムチの数々:地元全羅道(チョルラド)の深い味わいを感じさせる、ネギキムチ(パキムチ)やカクテキ、ヨルムキムチ(若大根キムチ)など、一つ一つが専門店レベルの美味しさです。特にパキムチは、漬けて間もないのに熟成されたような深い味わいがあり、感動的でした。 チャンジ(漬物):まるで高級な大根の漬物。シャキシャキとした食感と爽やかな風味が食欲をそそります。 ついに登場!本命ミナリの刺身 そしてついに、主役のミナリの刺身が登場しました。大きく分厚く切られた身は、見るからに新鮮そのもの。口に入れると、その食感と甘みに衝撃を受けます。まさに「今年のベスト3に入る最高の食事」と断言できるほど。ミナリは淡白な部分から脂の乗った部分まで、様々な部位の味と食感が楽しめます。特に脂の乗った「腹身(ペッサル)」は、まるで大トロを思わせる濃厚さ。なのに後味は驚くほどクリアで、全くしつこくありません。様々なサイドディッシュやキムチと合わせて食べることで、また違った表情を見せてくれます。 締めくくりの極上「ミナリのチリタン(澄まし汁)」 ミナリを存分に堪能した後に提供されるのが、「ミナリのチリタン(澄まし汁)」です。唐辛子入りのメウンタン(辛い鍋)と選べますが、断然おすすめはチリタン。これがまた、想像を絶する美味しさなのです。ミナリの骨から丁寧に取られた出汁は、驚くほど濃厚で、まるで上質な豚骨スープのように口の中にまとわりつく旨味。生まれて初めて食べるような、感動的な味でした。この一杯だけで焼酎が何本も飲めてしまうほどです。 たった2000ウォンの衝撃!「魚粥(オジュク)」 さらに驚いたのは、2000ウォンで提供される「魚粥(オジュク)」です。通常1万ウォン以上する魚粥が、この価格で食べられるのは信じられません。黒ゴマと混ぜられたような独特の色合いで、一口食べると、体に染み渡るような滋味深い味わい。まさに「魚で滋養を取る」という感覚を久々に味わいました。これはもう、秘密にしておきたいレベルの逸品です。 総評:忘れられない木浦の美食体験 この木浦の隠れた名店での食事は、一人5万ウォンという価格をはるかに超える価値がありました。江南の20万ウォン以上の高級料理店にも匹敵する、いやそれ以上の感動体験です。ミナリの美味しさはもちろん、その全てを彩るサイドディッシュ、そして締めくくりのチリタンと魚粥に至るまで、全てが完璧でした。全羅道の豊かな食文化と、地元の人々の温かい心を感じることができる、本当に素晴らしいお店です。もし新安や木浦を訪れる機会があれば、ぜひこのお店を訪れてみてください。(ただし、予約は必須です!) 場所:木浦(モクポ)市内(詳細な店名は、あまりにもローカルすぎて「誰も知らない」というコンセプトのため記載できませんが、木浦で「ミナリ専門店」を探し、予約することをおすすめします。) 一般的な評価:地元民に愛される隠れた名店。コスパ・味ともに最高レベル。絶対におすすめ。

ソウルから釜山まで!韓国各地の歴史ある絶品ローカル麺&伝統料理を巡る旅

'www.youtube.com/embed/mG7N9VLpBbI' ソウルから釜山まで!韓国各地の歴史ある絶品ローカル麺&伝統料理を巡る旅 韓国の隠れた名店を訪ねて:地域に根差した伝統の味 韓国には、長年にわたり地元の人々に愛され続けている伝統的な飲食店が数多く存在します。この記事では、ソウルから釜山、そして郊外へと、各地に点在する歴史ある名店を巡り、その土地ならではの絶品料理をご紹介します。懐かしい雰囲気の中で味わう一杯の麺や伝統料理は、旅の思い出をより一層豊かなものにしてくれるでしょう。 1. ソウル鍾路 楽園洞:50年以上続く伝統の味「48番楽園スンデ」 場所と雰囲気 ソウル市鍾路区楽園洞、通称「ソンヘキル」と呼ばれるエリアの地下市場に、1968年から続く歴史ある飲食店があります。まるで80年代で時が止まったかのようなレトロな雰囲気は、主に年配の方々が集まる憩いの場となっています。 名物料理と歴史 この地下市場で53年間、2代にわたって営業を続ける「48番楽園スンデ」は、市場で最も古いお店の一つです。豚の頭肉とスンデ(血のソーセージ)の専門店として知られ、義母から2代目の嫁が店を継ぎ、現在は3代目の息子夫婦も手伝っています。嫁は嫁ぐまで豚の頭肉やスンデを見たことがなく、最初はとても驚いたそうです。2,500ウォンの「잔치국수(チャンチクッス、宴会麺)」から始まり、現在では「닭도리탕(タットリタン、鶏の辛味煮込み)」など多様なメニューを提供しています。 評価と感想 店主はまるで母親のように温かく、50年以上も伝統の味を守り続けていることに深く感動しました。その歴史と温かさが相まって、多くの常連客に愛され続けているのが分かります。 場所: ソウル市鍾路区楽園洞 松海通り 地下市場内 評価: 伝統的で温かい雰囲気、長年の歴史が紡ぐ深い味わい 2. 釜山 富平カントン市場:伝説の激辛麺「時限爆弾」 場所と雰囲気 釜山の富平(プピョン)カントン市場には、看板もなしに60年間地元の人々に愛されてきた隠れた名店があります。店主は情熱的な性格で、その個性が料理にも表れています。 名物料理とエピソード この店の名物は何と言っても「시한폭탄(シハンポッタン、時限爆弾)」と呼ばれる激辛ビビンクッス(混ぜ麺)です。他に、辛さを和らげるための「열무국수(ヨルムクッス、大根の若菜冷麺)」も提供しています。「時限爆弾」は、元々辛さ控えめだったものが、常連客が「もっと辛いものを」と求めたため、店主が意地になって「完全に辛く」作ったところ、それが大ヒットしたというユニークなエピソードがあります。 体験と警告 一口食べると、あまりの辛さに言葉を失い、涙と鼻水が止まらなくなります。ヨルムクッスで辛さを和らげながらも、完食はまさに挑戦です。この「時限爆弾」は、決して安易に挑戦すべきではありません。下手すると救急車を呼ぶ羽目になる可能性もあるほどの激辛レベルなので、辛いものに自信のある方以外は避けるのが賢明です。 場所: 釜山 富平カントン市場内 評価: 非常にユニークで強烈な激辛体験、辛いもの好きには忘れられない味 3. 舞鶴山登山路:登山客を癒す「昔の家のような国数」 場所と雰囲気 舞鶴山(ムハクサン)の登山道の途中にあるこの食堂は、昔ながらの趣がある素朴な雰囲気で、登山客の疲れを癒してくれます。 名物料理 温かいクッスやビビン麺が主なメニューで、登山で疲れた体に染み渡るような優しい味わいです。食後にはゆで卵で締めくくるのが定番。 評価と感想 豊かな自然の中で食べる温かい一杯の麺は格別で、心身ともに満たされる体験でした。 場所: 舞鶴山登山道沿い 評価: 素朴で癒される雰囲気、登山後の体に染み渡る優しい味わい 4. 京畿道楊平:小川のせせらぎを聞きながら「楊平の田舎国数」 場所と雰囲気 京畿道楊平(ヤンピョン)のどかな田舎町に佇むこの店は、40年以上の歴史を持つ国水の老舗です。おばあさんとその嫁が店を切り盛りしており、店の前には小川が流れ、昔ながらの家屋が並んでいます。暖かい季節には、屋外の平床やテーブルで食事ができ、非常に開放的です。 名物料理 白菜キムチ、カクテキ、水キムチなど、素朴ですが美味しいおかずが食欲をそそります。ビビンクッスは既に混ぜて提供されるため、野菜を軽く混ぜるだけで美味しくいただけます。ドトリムク(どんぐりこんにゃく)とマッコリも、この田舎の風景によく合う組み合わせです。 評価と感想 国水の味は最高で、あっという間に完食してしまいました。楊平を訪れる際には、ドライブのついでにぜひ立ち寄っていただきたい隠れた名店です。 場所: 京畿道楊平の田舎町 評価: 趣のある雰囲気、美味しいビビンクッスと伝統的なおかず 5. 南楊州雲吉山駅:サイクリストの聖地「北漢江ミナリビビンクッス」 場所と雰囲気 京畿道南楊州(ナミャンジュ)市、雲吉山駅(ウンギルサンヨク)近くに位置するこの店は、北漢江(プッカンガン)沿いのサイクリングロード沿いにあり、サイクリストたちの聖地として知られています。蔓で覆われた日陰と木製テーブルが並び、美しい北漢江を眺められる絶好のロケーションです。 名物料理 この店の名物は「돌미나리 비빔국수(ドルミナリビビンクッス、石ミナリの混ぜ麺)」で、来店客の9割が注文するほどの人気メニューです。新鮮な石ミナリがたっぷりと乗っており、基本のおかずとしても提供されます。さらに、店の敷地内でミナリを栽培しており、おかわり自由なのも嬉しいポイントです。 評価と感想 新鮮なミナリの香りが食欲をそそり、北漢江の美しい景色を楽しみながら絶品のビビンクッスを味わうことができます。特に春と秋は最高の雰囲気で、多くのサイクリストや観光客で賑わいます。 場所: 京畿道南楊州市 雲吉山駅近く、北漢江沿い…

ソウル踏十里の隠れた名店!40年続く精肉食堂「韓牛村精肉食堂」で味わう最高級トゥップル韓牛

'www.youtube.com/embed/KL3FaNflHQI' こんにちは、精肉です!今回は、ソウル踏十里洞(タプシムニドン)に佇む、知る人ぞ知る隠れた名店「韓牛村精肉食堂(ハヌマウルジョンユクシクタン)」を訪れました。ここは、驚くほどのコストパフォーマンスで最高級のトゥップル(2等級)韓牛を堪能できると評判のお店。長年地元の人々に愛されてきたこの精肉食堂の魅力を、徹底的にレビューしていきます! 長年の経験が光る、アットホームな雰囲気 お店に一歩足を踏み入れると、「ああ、本当に長い歴史を感じる」という温かい雰囲気に包まれます。店主のお母さんは、「息子が3歳の頃から精肉店を始めたのよ」と語る、まさに40年以上のキャリアを持つベテラン。その温かい人柄が、お店全体に温もりを与えています。 店内は非常にコンパクトで、テーブルはわずか6卓。派手さはありませんが、地元の方々が代々通う常連客で賑わう、アットホームで居心地の良い空間です。ゆったりとした空間を求める方には不向きかもしれませんが、地元に溶け込み、温かい交流を楽しみたい方には最適でしょう。 驚きの価格!最高級トゥップル韓牛を心ゆくまで堪能 このお店の最大の魅力は、トゥップル(2等級)の韓牛を信じられないほどの価格で提供している点です。チマサル(スカートステーキ)やトシサル(ハラミ)といった希少部位も豊富に揃っており、その品質には目を見張るものがあります。1kgあたり5万ウォン、300gで2万5千ウォンという価格は、現在の市場では破格と言えるでしょう。サムギョプサルも1人前6,000ウォンと非常にリーズナブルです(チャドルバギは米国産なのでご注意を)。 今回注文したのは、店主おすすめのチマサルとトシサルのハーフ&ハーフ。お肉が運ばれてきた瞬間、その美しいサシ(霜降り)と鮮やかな色合いに息を飲みました。丁寧に筋を取り除かれたトシサル、斜めにカットされた厚みのあるチマサル、どれもが食欲をそそります。 至福の口溶け、本物の韓牛の味わい 焼き方にもこだわりが。肉汁を閉じ込めるため、片面だけをサッと焼く「ワンサイド焼き」がおすすめです。肉に軽く振られたマルドンシーソルトが、肉本来の旨味を最大限に引き出します。焼き上がったチマサルを口に入れると、とろけるような柔らかさと、口いっぱいに広がる濃厚な肉汁に感動!まさに「口の中が幸せだ」と感じる瞬間です。 トシサルは、内臓のような深い旨味とコクがあり、最初から最後まで力強い香りが口の中に広がります。チマサルとは異なる魅力があり、どちらも甲乙つけがたい美味しさです。高品質な肉を中火の鉄板でじっくり焼くため、肉本来の風味を存分に楽しめます。 手作りのおかずと心温まるサービス 「韓牛村精肉食堂」のもう一つのこだわりは、手作りの豊富なサイドメニューです。カッキムチ(大根の葉キムチ)、ヨルムキムチ(若大根キムチ)、そして新鮮なパジョリ(ネギサラダ)など、どれも丁寧に作られていることがわかります。特に驚きなのは、サービスで出てくるテンジャンチゲ(味噌チゲ)のクオリティの高さ。牛肉の切れ端や大根、エホバク(韓国かぼちゃ)がたっぷり入っており、まるで専門店のチゲのような深みと清涼感があります。このチゲだけでもご飯が進む美味しさです。 お店のお母さんが教えてくれる「美味しい食べ方」も、このお店の楽しみの一つ。ただ塩で食べるだけでなく、手作りのキムチやパジョリ、そして焼いたニンニクと組み合わせることで、また違った味わいと食感のハーモニーが生まれます。これがまた、食欲を増進させる秘訣です。 総評:地元に愛されるコストパフォーマンス最強の隠れた名店 ソウル踏十里にある「韓牛村精肉食堂」は、長年の経験を持つオーナーの温かい人柄と、最高級トゥップル韓牛を破格の価格で提供する、地元に深く愛される精肉食堂でした。手作りのキムチや絶品テンジャンチゲ、そしてオーナーが教えてくれる美味しい食べ方まで、全てが感動の体験です。 唯一の注意点としては、店内が狭いため、ピーク時には混雑し、少し煙たく感じるかもしれません。また、鉄板焼きのため、炭火焼きを好む方には好みが分かれる可能性もあります。しかし、それらの小さな点を差し引いても、高品質な韓牛を心ゆくまで味わいたい方には、自信を持っておすすめできるお店です。 踏十里周辺にお住まいの方や、近くを訪れる機会がある方は、ぜひ一度「韓牛村精肉食堂」で、本物の韓牛の味と、心温まる時間をご体験ください。きっと満足度の高い食事となることでしょう。 <レストラン情報> 店名: 韓牛村精肉食堂(ハヌマウルジョンユクシクタン) 場所: ソウル特別市 東大門区 踏十里洞(タプシムニドン) 評価: 非常に高いコストパフォーマンスと、品質、温かい雰囲気を兼ね備えた隠れた名店。

忠州(チュンジュ)で巡る絶品グルメ旅:心温まる郷土料理から唯一無二の逸品まで

'www.youtube.com/embed/AUaxInqPbPs' 韓国中部に位置する忠州(チュンジュ)は、豊かな自然に恵まれ、知る人ぞ知るグルメの宝庫です。今回は、その忠州で出会った忘れられない3つの味をご紹介します。家庭料理のような温かい味わいから、他では決して味わえない個性的な逸品まで、忠州の奥深い食文化を巡る旅へ出発しましょう。 忠州(チュンジュ)の隠れた名店を巡る! 1. 滋味溢れる伝統の味「オルケンイ(タニシ)専門店」 まず訪れたのは、地元に愛されるオルケンイ(カワニナやタニシの仲間)専門店。専用駐車場完備の人気店で、車でしか来られない立地にもかかわらず、多くの人が訪れる「隠れた名店」です。 メニューは「殻を剥いて食べるオルケンイ」と「オルケンイヘジャングク」の二種類。茹でてヤンニョムで味付けされたオルケンイを一つ一つ手で殻から取り出し味わう、素朴で贅沢な体験です。パンチャン(おかず)は実家の食卓のような温かい雰囲気で、家庭的な優しい味わいが心を和ませます。 メインのオルケンイヘジャングクは、一口飲むと苦みを感じますが、食べ進めるうちに甘みが広がり、その深さに感動。この店のオルケンイはすべて忠州産で、新鮮さが格別です。スープはアウクグク(ゼニアオイの葉のスープ)のような澄んだテンジャンクク(味噌汁)の風味。濃厚な見た目とは裏腹にクリアで清涼感があり、滋養強壮にぴったりの一杯でした。 2. 新感覚の美味しさ!「蕎麦(メミル)チキンとマッククス(蕎麦麺)の店」 次に訪れたのは、世界初の蕎麦チキンを謳うユニークな店。元カルビ店オーナーが、客のリクエストに応えチキン店でマッククスを出すようになり、蕎麦粉でチキンを揚げてみようと思いついたのが誕生秘話です。 「メミルチキン」と「マッククス」を注文。蕎麦粉で揚げられたチキンは衣が薄く、驚くほどサクサクで油っぽさが少ないのが特徴。健康的な軽やかさで、いくらでも食べられそうでした。特に感動したのは、リンゴベースのオリジナルソース。人工的な甘さがなく、リンゴの爽やかな酸味と甘みが絶妙に調和し、チキンの旨みを一層引き立てます。 マッククスはチキンとの相性が抜群で、合間に食べると口の中がリフレッシュされ、食べ飽きません。麺は蕎麦粉の割合が高い証拠に歯切れが良く、手軽に噛み切れるのが特徴です。あっさりとしたスープは清涼感がありながらも奥深い味わい。チキンとマッククス、この組み合わせは完璧なマリアージュで、家族皆が楽しめる素晴らしいお店でした。 3. 希少な玉石(オクトル)で焼き上げる「玉石(オクトル)サムギョプサル」 最後の締めくくりは、忠州の歴史と伝統が息づく「玉石サムギョプサル」の店。1997年から使い続けているという、忠州のファドングル(花崗岩洞窟)で採掘された希少な玉石(オクトル)を使ってサムギョプサルを提供しています。今では採掘中止となり、二度と手に入らない貴重な玉石で焼く豚肉は、一体どんな味なのでしょうか。 厚い玉石の上で焼かれるサムギョプサルは、見た目からして特別な雰囲気。玉石は熱を均一に伝え、肉が焦げ付かず、常にしっとりとした状態を保ちながら焼き上がる特性があります。そのおかげで、豚肉本来の旨みが最大限に引き出され、ジューシーでふっくらとした食感に仕上がります。 パンチャンは実家の食卓を思わせるような手作り感満載の温かい品々。特に自家製のテンジャン(味噌)で作られたサムジャンは、市販品にはない芳醇な香りと深みがサムギョプサルとの相性を完璧なものにしています。食後にはサービスで手作りのチョングッチャン(清麹醤)まで提供。このチョングッチャンはまろやかで香ばしい大豆の風味が際立つ絶品で、〆にうってつけの一品でした。 忠州で体験したこれらのグルメは、単なる食事ではなく、その土地の歴史、文化、そして人々の温かさを感じさせる素晴らしい経験となりました。ぜひ忠州を訪れて、これらの絶品料理を味わってみてください。