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清涼里の地下に潜む「凶暴素物」:映画『犯罪都市』チャンチェンも唸る禁断の中華を体験せよ!

'www.youtube.com/embed/PfcjX2YhxjU' 清涼里の地下に潜む「凶暴素物」:映画『犯罪都市』チャンチェンも唸る禁断の中華を体験せよ! 清涼里の地下に潜む「凶暴素物」:映画『犯罪都市』チャンチェンも唸る禁断の中華を体験せよ! うらぶれた外観は、まるで映画『犯罪都市』に登場するチャンチェンのアジトを彷彿とさせます。そこからして、すでにただならぬオーラを放つこの店、その料理もまた強烈なインパクトを放つものばかり。一般的なジャージャー麺やチャンポンを求めて中華料理店を探している方には、良い意味で期待を裏切る、まさに「一歩足を踏み入れたら最後」の店をご紹介しましょう。今回は、私、キム・サウォンがその実態をレポートします! 清涼里の隠れた名店「凶暴素物(흉포소물)」とは? 今回ご紹介するのは、清涼里1番出口から徒歩わずか3分の場所にある「凶暴素物(흉포소물)」というお店です。店の外観は、まるで旧石器時代のこん棒のような、とんでもない迫力があります。実はこのお店、地下に位置しており、入り口はまるで秘密のクラブにでも入るかのような、ちょっとした高揚感を覚えます。 入り口には「頭上注意」の文字が。しかし、実際に訪れてみれば、注意すべきは頭ではなく、むしろ「肝臓」かもしれません。その理由については、後ほど明らかになりますが、最終的には救急車のお世話になるほど危険な誘惑に満ちた店なのです(個人の感想です)。 型破りなメニューと意外な快適さ 店内に入ると、メニューの多さにまず驚かされます。まるで「キンパ天国」のように多種多様なメニューが並びますが、一般的な中華料理店ではおなじみのジャージャー麺やチャンポンは見当たりません。友人の話によると、ここは「オンリーワンの中華料理店」だそうで、他では味わえない料理が楽しめるのです。価格帯は比較的リーズナブルな設定。 地下にあるため、最初は薄暗いのかと思っていましたが、意外にも内装は清潔で快適です。空気清浄もまるで図書館並みに行き届いており、居心地の良さに驚かされます。もちろん、読書をするわけではありませんが! 席に着くと、早速きれいに盛り付けられた数種類の小皿料理(ミッパンチャン)が並べられます。本格的に料理に挑む前に、まずはビールで軽く喉を潤しましょう。 キム・サウォン厳選!「凶暴素物」の絶品料理たち メニューが非常に多いため、今回はその中でも特に人気の高いメニューを厳選して注文してみました。 1. 辛いアサリ炒め(매운 바지락 볶음) 運ばれてきたアサリの量にまず圧倒されます。まるで忠清南道泰安(テアン)の海そのものが目の前に現れたかのよう! スープからは香ばしい「火の香り」が立ち上り、その後に続く強烈な辛さと、中華料理ならではの奥深い風味が口いっぱいに広がります。 このスープを一口飲んだら最後、もはや焼酎では間に合いません。私は思わず、あの「酔拳」を踊り出しそうになりました。高粱酒メニューも豊富なので、お好きな方はぜひ! アサリの殻をすべて外し、スプーンで豪快にいただくのがおすすめです。 2. ルービアオダン(루비오단) 発音も難しいこのメニュー。見た目はまるでフライドチキンのようですが、正真正銘の豚肩ロースを揚げた料理です。 一口食べると、驚くほどのサクサク感と奥深い香ばしさが広がります。肉汁もさることながら、肉本来の旨味が存分に感じられます。 特製のタレの味は、言葉では表現しがたい独特の美味しさ。想像とは違う、しかし確かな感動を与えてくれる一品で、あっという間に平らげてしまいました。 3. ナス炒飯(가지 볶음밥) 店長が「超強力におすすめ!」と推すのが、このナス炒飯です。量はそれほど多くありませんが、お酒の合間に食べるには最適。 ナスの甘みがじんわりと広がり、これがまた絶妙な美味しさ。三人で無我夢中になって食べ進めるほど、手が止まらない逸品でした。 4. ズーランヤンロウ(즈란 양고기 볶음) 最後に注文したのは、クミン風味の羊肉炒め。一見するとジェユクポックム(豚肉の甘辛炒め)のようですが、たっぷりの唐辛子とクミンが効いた羊肉料理です。 口の中に広がる香りはまさに強烈!しっかり炒められた香ばしさが食欲をそそります。一口食べると、羊肉特有の臭みはほとんど感じられず、むしろ旨味が凝縮されています。 羊肉は少し歯ごたえがありつつも、もっちりとした食感が楽しめます。ピリ辛でキレのある味付けが素晴らしく、この一品でまたもや杯が進んでしまいました。 先ほどのアサリ炒めの残ったスープに、トウモロコシ麺を追加していただく「中華風パスタ」もおすすめです。この店の料理はどれもこれも、お酒を呼ぶ「危険な誘惑」に満ちています! 「凶暴素物」総合評価:中毒性MAX! うらぶれた外観からすでに並々ならぬオーラを放つ「凶暴素物」。提供される料理はどれもが強烈なインパクトを残し、他では味わえない唯一無二の体験でした。まさに「酔拳」を止められないほど魅力的なメニューの数々。その結果、私は久々に救急車に乗る羽目になったのでした(もちろん、安全には十分配慮を!)。 この店は、一般的な中華料理の枠を超え、新しい味覚の発見と、記憶に残る強烈な体験を求める方には、強くお勧めしたい隠れた名店です。清涼里にお越しの際は、ぜひこの「凶暴素物」で、禁断の中華料理を体験してみてください!