'www.youtube.com/embed/utuySKWqFvE' 年末年始に味わう絶品!新鮮な大口(タラ)尽くし料理体験と驚きの刺身の魅力 こんにちは!年末年始の特別な食体験を求めて、今回は普段なかなか口にすることのない「大口(タラ)」のフルコースを堪能してきました。一般的に鍋料理や煮付けで親しまれるタラですが、ここでは新鮮な大口を刺身、ジョン(焼き物)、そしてチリ(鍋)で味わうことができると聞き、期待に胸を膨らませてお店へと足を運びました。 大口(タラ)とは?その魅力と希少性 大口は、その名の通り大きな口を持つタラ科の魚で、特に大型のものは「大口」と呼ばれ、冬の味覚として珍重されます。今回出会った大口も、なんと6キログラムもの巨大なオス!生きた大口は非常に高価で、約13万ウォン(執筆当時のレートで約1万5千円程度)もすると言われています。死んだものでも7〜8キログラムのものが4万5千ウォンと、その希少性と価値がうかがえます。 通常、タラは身が柔らかく、刺身には向かないというイメージがありますが、今回訪れたお店では、その常識を覆す独自の調理法で、絶品の刺身を提供していました。 驚きの食感!大口刺身の秘密 まずは、今回のメインイベントとも言える大口の刺身です。その身は半透明で美しく、見るからに新鮮さが伝わってきます。お店の方によると、大口の身は非常に柔らかいため、独特の食感を生み出すために特別な工程を踏むとのこと。それが、冷たい水と温かい水を混ぜた「ぬるま湯」にサッとくぐらせ、すぐに氷水で締めるという技法です。これにより、身が引き締まり、想像をはるかに超える「プリプリ」とした食感に変わるというのです。 実際に食べてみると、その食感に驚かされます。一般的なタラのイメージとは全く異なり、噛むほどに旨みが広がるしっかりとした弾力があり、まるでヒラメ(광어)を食べているかのような錯覚に陥るほどです。一切の生臭さもなく、純粋な魚の旨味を堪能できます。この独自の調理法が、大口の新たな魅力を最大限に引き出していることを実感しました。比較のために、この処理をしていない刺身も試しましたが、やはりこの一手間が加わった方が圧倒的に美味しく、食感も格段に向上していました。 大口尽くしの料理を堪能! ふっくらジューシーな大口ジョン(焼き物) 次に運ばれてきたのは、大口のジョン(전)、つまりタラの身を焼いた料理です。冷凍のタラジョンはよく食べますが、生の大口を使ったジョンは初めての経験です。一口食べると、そのふっくらとした身が口の中でとろけ、優しい甘みが広がります。一切の雑味がなく、タラの本来の味が存分に楽しめる逸品でした。身の厚みもしっかりしており、非常に食べ応えがあります。 体の芯から温まる大口チリ(鍋) そして、最後は体の芯から温まる大口チリ(タラ鍋)です。透き通ったスープの中には、惜しみなく投入された大口の身がゴロゴロと入っています。一口スープをいただくと、大口から染み出した濃厚な旨味が口いっぱいに広がり、疲れた体に染み渡るような優しい味わいです。最初はMSGを使っているのではないかと疑ってしまうほどの深いコクでしたが、お店の方によると、これは全て大口そのものから出る天然の旨味だそうです。身は驚くほど柔らかく、まるでキングクラブの身を食べているかのような贅沢な食感。ご飯が進むだけでなく、二日酔いにも効きそうな、まさに「食べる漢方薬」のような存在です。 まとめ:新たな大口の魅力を発見! 今回の大口尽くし料理体験は、期待をはるかに超えるものでした。特に刺身の驚きの食感と、チリの奥深い味わいは忘れられません。正直なところ、タラの刺身にはあまり期待していませんでしたが、その常識を覆すほどの美味しさでした。少し値段は張りますが、家族や友人との特別な食事には、十分にその価値があると感じました。 このお店は、明確な名前や住所が本文中で言及されていませんが、卓越した魚の鮮度管理と独自の調理技術を持つ、まさに「大口料理の達人」と呼べるような場所でした。機会があれば、ぜひこの新鮮な大口の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
Tags: ジョン, タラ, チリ, 刺身, 大口, 年末年始, 新鮮, 海鮮料理, 絶品, 韓国グルメ, 韓国旅行, 食体験, 魚介類
'www.youtube.com/embed/Q1oy75C5u1A' 新沙駅「꿈땅」:絶品豚肩ロースと心に残る特製ご飯を堪能する究極の韓国焼肉体験 ソウル、新沙駅近くに佇む「꿈땅(クムタン)」は、ただの焼肉店ではありません。一口食べれば忘れられない豚肩ロース(モクサル)の美味しさと、その独創的な特製ご飯に、多くの食通が魅了されています。今回は、この「꿈땅」の魅力を余すことなくお伝えします。 他にはない「꿈땅」の特製ご飯:価格も味も唯一無二 「꿈땅」を訪れたら、まず驚かされるのが、その特製ご飯です。一般的な韓国料理店のご飯とは一線を画し、3,000ウォンという価格設定も目を引きます。しかし、このご飯にはその価値が十分にあります。 もちもちとした食感:米粒一つ一つがしっかりとしていながらも、もちもちと粘りがあり、口の中でなめらかにほどけます。 絶妙な味付け:基本的な味付けが施されており、そのままでも十分美味しいですが、これが後述する豚肩ロースと組み合わさることで、真価を発揮します。まるで最初から肉料理のために作られたかのような、計算し尽くされた味わいです。 この特製ご飯が、料理全体の完成度を格段に引き上げています。 極上の豚肩ロース(モクサル):炭火と熟練の技が織りなす芸術 「꿈땅」のもう一つの主役は、もちろん豚肩ロース(モクサル)です。厳選された質の良い豚肉は、美しいサシ(脂の入り具合)が特徴。これを最高の状態でいただくための工夫が随所に凝らされています。 上質な炭火と安心のスタッフサービス 提供される炭も上質で、肉の旨味を最大限に引き出す高温で焼き上げられます。そして何より素晴らしいのが、熟練のスタッフが最初から最後まで肉を焼いてくれるサービスです。お客はただ座って待っているだけで、最高の焼き加減のモクサルを味わうことができます。肉が焼けすぎることなく、ジューシーさを保ったまま、完璧なタイミングで提供されるため、会話を楽しみながら食事に集中できるのが嬉しいポイントです。 丁寧に焼かれたモクサルは、適度な脂身と赤身のバランスが絶妙で、肉本来の深い旨味が口いっぱいに広がります。ただ焼いただけの肉とは一線を画す、まさに至福の味わいです。 肉汁したたるモクサルと特製ご飯の完璧なマリアージュ 「꿈땅」の真骨頂は、この豚肩ロースと特製ご飯を一緒にいただく食べ方にあります。焼き上がったばかりのモクサルを、熱いうちに特製ご飯の上にのせてみてください。肉から滲み出る芳醇な肉汁と、適度な脂が、ご飯にしっとりと染み渡ります。 この肉汁が染み込んだご飯と、香ばしく焼かれたモクサルを一緒に口に運ぶと、それぞれの美味しさが相乗効果を生み出し、まさに感動的なハーモニーを奏でます。ご飯の味付けと肉の旨味が一体となり、言葉では表現しがたい深い味わいを楽しめます。 「꿈땅」をさらに豊かにするサイドメニュー:肉たっぷり 된장찌개 メインのモクサルとご飯だけでも十分満足ですが、「꿈땅」のサイドメニューも見逃せません。特に된장찌개(テンジャンチゲ)は、たっぷりの肉が入っており、その深みのあるコクと旨味が食欲をそそります。ピリ辛のスープが、焼肉の箸休めにも最適で、食事全体の満足度をさらに高めてくれます。 まとめ:新沙駅「꿈땅」は体験する価値あり! 新沙駅の「꿈땅」は、単なる焼肉店ではなく、豚肉とご飯の新たな可能性を教えてくれる場所です。独自の特製ご飯、上質な豚肩ロース、そして行き届いたスタッフサービスが一体となり、忘れられない食体験を提供してくれます。ソウルを訪れる際は、ぜひ「꿈땅」で、その素晴らしい味わいを体験してみてください。 【レストラン情報】 店名:꿈땅 (クムタン) 場所:ソウル市 江南区 新沙駅周辺 評価:非常に高い評価を得ています(編集部評価 4.5/5)
Tags: Kkumttang, スタッフサービス, ソウルグルメ, デンジャンチゲ, モクサル, 人気店, 味付けご飯, 新沙駅, 特製ご飯, 絶品, 肉汁, 豚肩ロース, 韓国焼肉, 꿈땅
'www.youtube.com/embed/_-X-6Lm7OFY' 韓国各地の絶品マンドゥ探訪 韓国各地の絶品マンドゥ(餃子)を巡る旅!知られざる名店の魅力 韓国料理の中でも、家庭の味から専門店の逸品まで、幅広い層に愛され続けるマンドゥ(餃子)。今回は、韓国各地に点在する個性豊かなマンドゥ専門店を巡り、その奥深い魅力をご紹介します。70年以上の歴史を持つ老舗から、連日行列の絶えない人気店、そして幻の味として知られる予約困難店まで、各店舗のこだわりと美味しさに迫ります。 1. 慶北金泉(キョンブク・キムチョン)の70年超え老舗「手作り肉マンドゥ専門店」 最初に訪れたのは、慶北金泉市龍頭洞(ヨンドゥドン)にある、創業70年以上の歴史を誇る手作りマンドゥ店です。地元では「キムチョンで一番美味しい」と評判で、連日多くの客で賑わうウェイティング必須の人気店です。 店舗の特徴と味 場所: 慶北金泉市龍頭洞 メニュー: 肉マンドゥ単一メニュー。具材の肉は私が最も好きな国産豚肉を使用。 価格: 1個700ウォンという手頃な価格設定。今回は20個を注文しました。 製法: 一人が皮を伸ばし、もう一人が具材を詰めて形作る、昔ながらの分業スタイル。一定の速度で丁寧に作られる手作りのマンドゥは、15回以上のひだが特徴的。 食感: 出来立てのマンドゥは、口に入れた瞬間に肉汁がじゅわっと広がり、まるでマンドゥアイスクリームのよう!豚肉は挽肉だけでなく塊肉も入っており、噛むたびにしっかりとした食感が楽しめます。皮は日本の蒸しパンや酒まんじゅうを思わせる、ふわふわで柔らかい食感です。 店内はテーブルがたった3つしかなく、テイクアウトの予約も殺到しているため、席に着いてもすぐには食べられません。注文を受けてから丁寧に作り上げるため、常に出来立てを提供しています。80個で一釜。この70年変わらぬペースが、この店の伝統を守っています。20分待って受け取ったマンドゥは、一口サイズで食べやすく、食前にご飯を食べたにもかかわらず、あっという間に完食してしまいました。 2. 京畿道広州・河南の山奥に佇む人気店「マンドゥチプ」 次に訪れたのは、京畿道広州市と河南市の境界、険しい山中の恩古(ウンゴ)の渓谷入口にある「マンドゥチプ(マンドゥ専門店)」という名の店です。こんな山奥に果たして客が来るのか?と疑いましたが、到着すると予想に反して多くの車で賑わっていました。 店舗の特徴と味 場所: 京畿道広州市と河南市の境界、恩古の渓谷入口 雰囲気: 山中とは思えない清潔で整頓された店内。待ち時間用のテントも設置されており、人気の高さが伺えます。 メニュー: 今回は「マンドゥジョンゴル(マンドゥ鍋)」2人前と、人気の「海鮮パティ」を注文。鍋には拳大の大きなマンドゥが8個も入っており、牛肉、様々な種類のキノコ、野菜が贅沢に盛り付けられています。 味: 熱々の鍋で煮込まれたマンドゥは、肉とキムチを軽く混ぜ合わせたような奥深い味わい。辛すぎず、しょっぱすぎず、老若男女問わず楽しめる優しい味付けです。牛肉と野菜を一緒に巻いて、ワサビ醤油で食べるのがおすすめです。 特に主婦層に人気があり、口コミでその美味しさが広まっています。お店の方の「2人前で十分ですよ」という親切な声かけからも、お客様を大切にする気持ちが伝わってきます。鍋の後に投入するカルグクス(うどん)も、あっさりとした出汁と相性抜群で、最後まで美味しくいただけます。 3. 平沢(ピョンテク)新場洞(シンジャンドン)のレジェンド「エルガンマンドゥ」 3軒目は、京畿道平沢市新場洞の古い路地にある「エルガンマンドゥ」。かつて米軍に愛された「エルガンクラブ」にちなんで名付けられた、創業37年の老舗です。 店舗の特徴と味 場所: 京畿道平沢市新場洞 メニューと価格: 肉マンドゥとキムチマンドゥの2種類で、価格は驚くことに4年前から変わらず5,000ウォン。 製法: 毎日作らず、前日にまとめて作っておくスタイル。蒸し器は店の外にあり、いつでも熱々を提供。 特徴的な皮: 社長が37年かけて開発したというマンドゥの皮は、もちもちとしていて、全く破れないのが最大の特徴。季節によって生地の配合を調整しているそうです。例えるなら、ソンピョン(韓国の餅菓子)に肉が入っているような、柔らかく弾力のある食感です。 味付け: 特製の醤油ダレにたっぷり刻みネギを入れて食べるのが平沢流。ネギのシャキシャキ感とマンドゥの旨味が絶妙にマッチし、やみつきになります。 米軍基地やクラブが閉鎖されて客足が遠のいた時期もありましたが、昔からの常連客が途切れることなく訪れ、この味を守り続けています。皮が薄くもちもちしているため、いくらでも食べられると評判です。 4. 全国一食べるのが難しい?木浦(モクポ)の幻「昔の手作りマンドゥ専門店」 最後は、全国で最も入手困難と言われる、木浦市正明女子中学校前にある「昔の手作りマンドゥ専門店」です。営業開始10分前に到着しましたが、すでに期待感が膨らみます。 店舗の特徴と入手困難な理由 この店のマンドゥが「全国で最も食べにくい」と言われる5つの理由がこちらです。 週5日営業: 平日のみの営業で、土日は休み。 即完売: 11時オープンですが、1時間、遅くとも2時間で完売してしまいます。 少ない席数: 食事用のテーブルはたった2つで、ほとんどがテイクアウト客。 当日予約のみ: 前日の予約は受け付けず、当日のみ。 長期休暇: 毎年7月と8月は、夏季休業となります。 味の評価 特徴的な皮: このマンドゥの最大の特徴は、極限まで薄く、中身が透けて見えるほどの皮です。ライスペーパーのようなもちもちとした弾力がありながらも、非常に柔らかく喉越しが良いのが魅力です。 具材: 肉も入っていますが、ほとんどが春雨と少量のニンジンで構成されています。そのため、一般的なマンドゥとは異なり、あっさりとしていて全く飽きさせない味わいです。 食感: まるでチャプチェを食べているかのような食感で、軽くて何個でも食べられます。子供からお年寄りまで、誰もが楽しめる優しい味です。 私は元々マンドゥが苦手でしたが、この店のマンドゥはあまりの中毒性に驚かされました。あっという間に完食してしまい、7,000ウォンの小さな幸せを噛みしめました。夏季休業期間は食べられないのが本当に残念ですが、それだけ価値のある逸品です。 まとめ 今回巡った韓国各地のマンドゥ専門店は、それぞれ異なる魅力と深い歴史、そして店主のこだわりが詰まっていました。70年以上の伝統を守る老舗の肉マンドゥ、山奥で愛される鍋マンドゥ、米軍にも愛されたユニークな皮のマンドゥ、そして入手困難な幻の薄皮マンドゥ。韓国のマンドゥは、単なる餃子という枠を超え、地域の文化や人々の温かさを感じさせる存在です。韓国を訪れた際は、ぜひこれらの絶品マンドゥを味わってみてください。
Tags: ウェイティング, キムチマンドゥ, ローカルグルメ, 人気店, 地方グルメ, 平沢, 広州, 手作り餃子, 木浦, 絶品, 肉マンドゥ, 金泉, 隠れ家, 韓国旅行
'www.youtube.com/embed/TO_sY_Dg_2U' 新設洞・東廟グルメ探訪!地元民が愛する絶品料理7選を徹底解説 今回は、今まであまり訪れる機会のなかった新設洞(シンソルドン)と東廟(トンミョ)エリアへ、ずっと行ってみたかった名店巡りの旅に出ました。この地域には、長年の歴史を持つ老舗から、地元の人々に愛される隠れた名店まで、本当に魅力的な飲食店がたくさんあります。期待を胸に、いざ食べ歩きスタートです! 新設洞で味わう!必食の老舗&個性派グルメ 1. オモニ対象体ヘジャンクク:50年続く至高の酔い覚ましスープ 場所:新設洞駅近く 評価:今まで食べたヘジャンククの中で間違いなくトップ3に入る絶品。期待以上の感動。 まず最初に訪れたのは、50年以上の歴史を持つ「オモニ対象体ヘジャンクク」。早朝から営業しているにも関わらず、店内は賑わっています。運ばれてきたヘジャンククは、一般的なものとは全く異なるビジュアル。ウゴジ(白菜の干したもの)、ヤン(ハチノス)、豚の背骨、ソンジ(牛の血を固めたもの)がたっぷり入っています。一口スープを飲むと…わぁ、本当に美味しい!全く塩辛くなく、香ばしくて濃厚な味わい。まるでサウナに入ったかのように体がすっきりします。ジャガイモの鍋のような香ばしさと、ヘジャンククのさっぱり感が絶妙にミックスされた、他では味わえないスープです。そして、添えられたキムチもまた絶品。甘みと魚醤の風味が濃厚な、ご飯が進むキムチでした。完璧としか言いようがありません。 2. キングスジェマンドゥ:本場の痺れる麻婆豆腐とジューシーな手作り餃子 場所:新設洞エリア 評価:麻婆豆腐は好き嫌いが分かれるが、餃子は誰もが認める美味しさ。 次に訪れたのは、新設洞で有名な「キングスジェマンドゥ」。実は餃子よりも麻婆豆腐が有名だというこの店は、華僑の方が営んでいるようです。注文したのは麻婆豆腐丼と海老肉焼き餃子。麻婆豆腐は、一口食べるとすぐに麻辣の香りが広がり、まさに本場の味。甘さは一切なく、唐辛子油の辛さ、豆板醤の塩辛さ、そして花椒の痺れる辛さが特徴です。最近訪れた大林洞(デリムドン)のチャイナタウンで食べた味とよく似ていて、本格的な中国現地の食堂の味だと感じました。花椒が丸ごとたくさん入っているので、かなり痺れます。好き嫌いはあるかもしれませんが、本場志向の方にはおすすめです。一方、海老肉焼き餃子は、皮はパリパリ、中は驚くほどジューシー!肉と海老の旨味がぎゅっと詰まっていて、食べ応え抜群。これはこの店のシグネチャーメニューだと納得の美味しさでした。 3. チュルゴウンマッ トンガス:厚切りなのにとろける驚異のロースカツ 場所:新設洞エリア 評価:一般的なとんかつとは一線を画す、ハイレベルな逸品。 最近どんな街にも質の高いとんかつ店がありますが、新設洞では「チュルゴウンマッ トンガス」がそのポジションです。開店直後に訪れたにも関わらず、すでにウェイティングが発生する人気ぶり。メニューはロースカツとヒレカツの2種類で、私はロースカツを注文しました。運ばれてきたとんかつは、今まで見た中で最も分厚いビジュアル!一口塩で食べると…予想を裏切る柔らかさとしっとり感に驚きです。こんなに厚いのに、まるでよく煮込まれた豚肉のようにとろける舌触り。揚げ油も新鮮で、衣の色も美しいです。まさに地元で食べられるとんかつの中では最高級のクオリティ。レモンを絞るとさらに風味がアップし、また違った味わいを楽しめます。13,000ウォンという価格はとんかつとしては高めですが、その価格以上の満足感を与えてくれる、価値ある一品でした。 4. ホナムシクタン ナギョンスンハルメチュクミ:ニンニクたっぷり!やみつき必至の絶品チュクミ 場所:栄州洞(ヨンジュドン)チュクミ横丁入口 評価:辛いもの好きにはたまらない、リピート確定のやみつきグルメ。 栄州洞にはチュクミ(イイダコの辛炒め)横丁があり、多くのチュクミ店が立ち並びます。その中でも入口付近にある「ホナムシクタン ナギョンスンハルメチュクミ」へ。今回は2人前をテイクアウトしました(テイクアウトは野菜なしで、チュクミの量が多いとのこと)。調理のポイントは、ニンニクをたっぷり入れること。炒めるほどにイイダコから天然の出汁が出て、それがまた絶品です。一口食べると…美味しい!よくあるチュクミ炒めとは一味違う、海の風味と新鮮さが感じられる甘辛い味付け。辛さはブルダックポックンミョン(激辛鶏炒め麺)ほどではないですが、青唐辛子レベルのピリッとした辛さが後を引きます。もちもちとしたチュクミとホクホクのニンニクが最高の組み合わせ。残ったタレで作るポックンパッ(炒めご飯)もまた格別で、辛いもの好きならぜひ訪れてほしいお店です。 5. ワリガリ スンデクク:概念が変わる!とろけるような自家製ピスンデ 場所:新設洞エリア 評価:今までピスンデを食べたことがない人にこそ試してほしい逸品。 ただのスンデクク(豚の腸詰スープ)なら訪れなかったかもしれませんが、少し変わったスンデククがあるということで「ワリガリ スンデクク」へ。店内は広く、メニューには自家製のピスンデ(豚の血を固めた腸詰)が使われていると書かれています。運ばれてきたスンデククのピスンデは、私が今まで食べたものとは全く違いました。スープはあっさりとしていながらも、ほどよい辛味のあるピリ辛味。そして、主役のピスンデが本当に絶品です。一般的なスンデとは食感が全く異なり、全く臭みがなく、口の中でとろけるような独特の食感と香ばしさがたまりません。キムチも美味しく、スンデククの量自体は控えめでしたが、このピスンデの美味しさは忘れられません。次回はピスンデだけを注文して思う存分食べたいと思うほどでした。 東廟市場名物!二大冷麺を徹底比較 東廟(トンミョ)市場は、ソウルでも屈指の賑わいを見せる市場です。衣料品から骨董品まであらゆるものが売られており、歩くだけでも楽しい場所ですが、ここには二大冷麺の名店があります。比較しながらご紹介します。 6. ナクサンネンミョン:甘くて爽快!ジュースのような清涼冷麺 場所:東廟市場内 評価:好みが分かれるが、暑い日に飲む清涼飲料水のような冷麺。 東廟で最も有名と言っても過言ではない「ナクサンネンミョン」。以前から一度は食べてみたいと思っていたお店です。メニューは冷麺のみで、私は「基本」の「普通辛さ」を注文しました。テレビにも多数出演しているこの店の冷麺は、運ばれてくるとごまの香りが漂います。スープを一口…わぁ、これはまるでジュース!冷麺の味がする清涼飲料水と言っても過言ではないほど、非常に甘いです。この日はとても暑く、喉が渇いていたので、この甘さがまるで炭酸飲料を飲むかのように感じられました。ただ、私が注文した普通辛さは、全く辛さを感じません。個人的には、せっかくなら「辛口」以上を注文して、甘さの中にピリッとした辛さを加えるのが良いかもしれません。甘くて酸っぱく、清涼感のある冷麺で、一般的な水冷麺に甘いビビンソースを加えたような味わいです。 7. キッテボンネンミョン:甘さ控えめ、バランスの取れたピリ辛冷麺 場所:東廟エリア(駐車場あり) 評価:ナクサンネンミョンよりも万人受けしやすく、バランスが良い。 ナクサンネンミョンと人気を二分する「キッテボンネンミョン」。こちらは駐車場があり、アクセスが良いのが特徴です。私は「基本」の「オリジナル味」を注文しました。ナクサンネンミョンに比べて500ウォン安いですが、キュウリの量が少し少ないようです。スープを一口…こちらは少し辛味があります。ナクサンネンミョンから砂糖と酢を減らしたような味で、全体的に似ていますが、味がより控えめです。甘くて酸っぱいですが、過剰ではなく、青唐辛子程度のピリッとした辛さが感じられます。冷たいのに甘くて辛い、という点が魅力です。こちらもやはり、辛いものが好きな方は「辛口」を注文して、より冷麺の魅力を引き出すのがおすすめです。もしどちらか一つを再訪するなら、私はこのキッテボン冷麺を選ぶでしょう。 新設洞・東廟グルメ旅の締めくくり 新設洞と東廟エリアは、想像以上に魅力的で奥深いグルメの宝庫でした。歴史ある老舗の味に感動し、本場の味に舌鼓を打ち、そして新たな発見に驚かされる…そんな充実した食べ歩き体験ができました。どの店も地元の人々に愛され、長年にわたってその味を守り続けていることがよく分かりました。ソウルに訪れる際は、ぜひこのエリアに足を伸ばして、本物の韓国の味を体験してみてください。きっと記憶に残るグルメに出会えるはずです!
Tags: スンデクク, ソウル旅行, チュクミ, ディナー, とんかつ, ヘジャンクク, マンドゥ, ランチ, 冷麺, 地元グルメ, 穴場, 絶品, 韓国旅行, 麻婆豆腐
'www.youtube.com/embed/mD-qmMkwumI' 金浦空港からすぐ!フライトの前後におすすめの絶品グルメを巡る旅 久しぶりに金浦空港にやってきましたが、今回は飛行機に乗るためではなく、「食」を求めての訪問です。 空港内にはあまりピンとくるお店がないため、今回は金浦空港周辺の隠れた名店を巡ってみることにしました。 フライト前や到着後に立ち寄れる、空港市場駅、開花山駅、そして傍花洞エリアの美味しいお店9選をご紹介します! 1. 空港市場駅エリアの隠れた名店 金浦空港から電車で一駅、徒歩約15分の場所にある空港市場駅エリア。ディープな地元グルメが楽しめます。 1-1. 老舗スンデクッ店 このエリアで40年もの歴史を持つ、地元で愛されるスンデクッ(豚の腸詰スープ)店です。 元々は裏路地にあったそうですが、大通りに移転してさらに人気を博しています。 私はコプチャンスンデクッを、友人は普通のスンデクッを注文しました。 運ばれてきたコプチャンスンデクッは、具が山盛りでボリューム満点。濃厚で香ばしいスープに、ピリ辛のヤンニョムジャンを溶かすと、さらに奥深い味わいに。 特に、とろけるほど柔らかい豚のレバーが絶品で、豚ホルモンの風味が好きな方にはたまらない一品です。 普通のスンデクッは、ホルモン臭さがなく、よりマイルドでスッキリとした味わい。どちらも甲乙つけがたい美味しさでした。 個人的な評価:非常に好み!海外から帰国して真っ先に食べたい味。 1-2. 空港カルグクス (공항칼국수) 空港洞で45年間続く老舗のカルグクス(手打ち麺)専門店。こちらも金浦空港から徒歩15分ほどで到着します。 多くのメディアで紹介され、店内には芸能人のサインがびっしり!広々とした空間でゆったり食事ができます。 基本のきのこカルグクスを注文。サゴル(牛骨)ベースのスープは、深みがありながらも塩加減が絶妙で、飲み干してしまうほど。 そして特筆すべきは、山盛りのニンニクが入った甘辛いキムチ!これだけでご飯が何杯でもいけるほどの衝撃的な美味しさです。 カルグクスを堪能した後は、〆の炒めご飯を忘れずに。ごま油の香りが食欲をそそり、歴代級の美味しさでした。 一般的な評価:炒めご飯は必食!この店の代名詞とも言える絶品。 2. 開花山駅エリアの隠れた名店 開花山駅周辺にも、長い歴史を持つ名店が点在しています。 2-1. 元祖ナジュコムタン (원조 나주곰탕) 28年間愛され続ける、開花山駅のナジュコムタン(羅州コムタン)専門店。 以前は1時間待ちの行列ができるほどでしたが、今回は比較的スムーズに入店できました。 運ばれてきたナジュコムタンは、澄んだスープにたっぷりの肉が盛られ、見た目から食欲をそそられます。 スープは非常にあっさりとしていながら、牛肉の旨味が凝縮されており、心と体に染み渡るような優しい味わいです。 とろけるほど柔らかいスユク(茹で肉)もサービスで付いてきて、とてもお得感があります。 まるで「ナジュコムタン界の平壌冷麺」と称されるほど、刺激的ではなく、飽きのこないクリアな味が特徴。 一般的な評価:負担なく食べられる優しい味。特にスユクは絶品。 2-2. 傍花洞 薬業の家 (방화동 약업집) 元祖ナジュコムタンのすぐ隣に位置する、地元住民に人気の薬業の家。 夕食時に訪れると、デリバリーの注文がひっきりなしに入っており、地元での人気の高さが伺えます。 注文したのは野菜ホルモン炒めとマクチャン(豚の直腸)。一人前とは思えないほどのボリュームに驚きました。 野菜ホルモン炒めは、豚ホルモンの臭みが一切なく、完璧に処理されたプリプリの食感。ピリ辛の味付けに、キャベツとタンミョン(春雨)がたっぷり入っていて、食べ応えがあります。 マクチャンは、香ばしく揚げ焼きされており、カリッとした食感に甘辛いデリヤキソースとマヨネーズが絡んで、これまた絶品! 一般的な評価:臭みゼロのホルモン料理。ボリューム、味、価格すべてが素晴らしい。 3. 傍花洞エリアの個性派グルメ グルメ激戦区、傍花洞にはユニークなメニューを提供するお店が揃っています。 3-1. 新青運転手食堂 (신청 기사식당) 傍花洞で45年間営業している老舗の運転手食堂。広々とした駐車スペースがあり、朝早くから営業しているので、朝食にも最適です。 この店の名物メニューは「プルコッペッパン(炎定食)」。プルコギとヤンニョムケジャン(味付けワタリガニ)を一緒に煮込んで食べるという、他ではなかなか見られないユニークな料理です。 甘辛いプルコギの味付けに、ヤンニョムケジャンのピリ辛さが加わり、ご飯が止まらない美味しさ。 熱々に煮込まれたヤンニョムケジャンは、これまで経験したことのない感動的な味でした。 一般的な評価:ヤンニョムケジャンを煮込んで食べるという斬新なスタイルが人気。駐車も便利。 3-2. 元州チュオタン (원주 추어탕) 新青運転手食堂のすぐ隣にある、14年続くチュオタン(どじょう汁)専門店。 店内は広々としており、メニューも豊富です。チュオタンとどじょうの天ぷらを注文。 濃厚でとろみのあるチュオタンは、ニラ、ニンニク、エゴマの粉をたっぷり入れて食べると、香ばしさが口いっぱいに広がります。 サービスで提供される茹で卵や、シャキシャキとしたキムチ、よく熟成されたカクテキも非常に美味しいです。 どじょうの天ぷらも、サクサクとした衣と香ばしいどじょうの風味がよく合い、絶品でした。 一般的な評価:臭みがなく、濃厚で洗練された味わいのチュオタン。副菜も充実。 3-3. 喬洞チャンポン (교동짬뽕) 傍花洞のチャンポン(ちゃんぽん)専門店の中で、地元で二強と呼ばれるお店の一つ。 店内は昔ながらの雰囲気で、丸テーブルが並んでいます。 普通のチャンポンとスンズブチャンポン(豆腐ちゃんぽん)、そして珍しいパバプ(ネギご飯)を注文。 チャンポンは、ほのかな直火焼きの香ばしさと、海鮮と肉の旨味が溶け込んだスープが特徴的です。 一般的なチェーン店のチャンポンとは一線を画す、個性的な味です。 パバプは、甘辛く炒められたプルコギのような肉と、シャキシャキのネギ、そして目玉焼きが2つ乗った、まるで韓国風牛丼のような一品。 一般的な評価:ユニークな直火焼き風味のチャンポンと、ご飯が進むパバプが人気。 3-4. 奥様チャンポン (사모님 짬뽕) 傍花洞のチャンポン二強のもう一つが、この奥様チャンポン。広々とした開放的な店内です。 チャンポンと手作り餃子を注文しました。 こちらのチャンポンは、喬洞チャンポンよりも直火焼きの風味が強く、味付けもよりパンチが効いています。海鮮と肉の旨味が凝縮された、少し濃いめのスープが特徴です。…
Tags: カルグクス, グルメ, コムタン, スンデクッ, ソウル, チャンポン, チュオタン, ディナー, ホルモン, マッククス, ランチ, 人気店, 傍花洞, 地元グルメ, 空港市場, 絶品, 老舗, 金浦空港, 開花山, 韓国旅行
'www.youtube.com/embed/3LSQH7ULyaE' ソウル黒石市場の隠れた名店「真味スンデクッ」:絶品マクチャンと心温まるスンデクッを徹底レポート! 皆さん、こんにちは!今日はソウル市内の魅力的な場所、黒石市場(フクソクシジャン)にやってきました。市場ならではの活気と、そこにひっそりと佇む珠玉の食堂「真味スンデクッ(ジンミスンデクッ)」をご紹介します。 黒石市場に潜む魅力的な食堂へ 市場の雰囲気と「真味スンデクッ」との出会い 市場に入ると、すぐに昔ながらの韓国の風景が広がります。2軒のトック(餅)屋さん、そしてチョッパル(豚足)屋さんなど、魅力的なお店が軒を連ね、歩くだけで心が躍ります。私たちが訪れた「真味スンデクッ」は、当初満席で入れず、市場を一周してから再度訪れることに。この店は外観こそ小さいものの、中に入るとそのユニークさと魅力に惹きつけられます。たくさんの「맛집(マッヂプ=美味しい店)」が点在する黒石市場の中でも、特に目を引く存在でした。 ソウル黒石市場を散策 市場の散策中、スンデクッの店が他にもいくつかあることに気づきました。特に「スンデナラ」という隣の店は、真味スンデクッとは異なる、より白いスープのスンデクッを提供しているようです。また、「忠北スンデ」というお店もあり、それぞれが独自のスタイルと味を持つスンデクッを提供しており、市場全体がスンデクッ激戦区となっていることが伺えます。好みによって選べるのが、市場の醍醐味ですね。無限トンカツや様々なおかず店も並び、まさに食の宝庫です。 必食メニュー!「真味スンデクッ」の絶品マクチャンとスンデクッ 衝撃的な美味しさ!特製「蒸しマクチャン」 この店を訪れる最大の理由が、他ではなかなか味わえない「蒸しマクチャン(ホルモン)」です。2万ウォンという価格ですが、そのボリュームと質は驚くほど。大きくカットされたマクチャンは、独特の香ばしさがあり、その風味を好む人にはたまらない逸品です。歯ごたえがありながらも柔らかく、口の中でとろける脂の旨みがたまりません。個人的には、かつて延禧洞(ヨニドン)で食べた揚げマクチャンを思い出すほど、その美味しさに衝撃を受けました。一般的なスンデ以外では、蒸して提供されるマクチャンは珍しく、この店ならではの特別感があります。 身体に染み渡る「スンデクッ」 マクチャンと並んで外せないのが、もちろん「スンデクッ」です。こちらのスンデクッは、白濁した濃厚なスープが特徴。まるで豚骨スープのような深みがあり、一口飲むと身体の芯から温まります。テーブルには、好みで青唐辛子やセウジョッ(アミの塩辛)、胡椒などが用意されており、自分好みの味に調整できます。特に、たっぷりのスンデ(血腸)やホパ(肺)が入り、満足感の高い一杯です。 豚肉料理の魅力を最大限に引き出す逸品たち スンデ(血腸):追加で注文する際には、残ったら持ち帰って家で揚げて食べるのがおすすめだそう。これもまた絶品です。 オドルピョ(軟骨):常連客にのみ提供されるという、豚の頭や首の部分の軟骨。歯ごたえがあり、脂が乗っていて、マッコリとの相性は抜群です。 国産食材へのこだわり:エゴマの葉を除き、すべての食材が国産という点も、この店の大きな魅力。昔は当たり前だったことが、今では贅沢になっている時代に、そのこだわりは高く評価できます。 地元民に愛される理由:心温まる店主とこだわりの食材 こだわりの国産食材とアットホームな雰囲気 「真味スンデクッ」は、店内に6席しかない小さな店ですが、だからこそ店主との距離が近く、アットホームな雰囲気が魅力です。訪問した日は、有名俳優ソン・ヒョンジュさんの常連店だという話も聞きました。店主との会話も弾み、料理への愛情と素材へのこだわりを強く感じることができます。全ての材料が国産であるという誇りも、味に表れているようです。 他店との比較と黒石市場の魅力 黒石市場にはスンデクッの店が複数ありますが、「真味スンデクッ」はサゴル(牛骨)ベースの濃厚なスープが特徴です。他の店がクリアなスープや辛口など、それぞれ個性がある中で、この店のスンデクッはまさに唯一無二。価格に対する量と質のバランスも素晴らしく、他では味わえない満足感を提供してくれます。黒石市場自体も、様々な飲食店がひしめき合い、多様な食文化を楽しめる魅力的な場所です。 まとめ:ソウル黒石市場「真味スンデクッ」は訪れる価値あり! ソウルの穴場として知られる黒石市場で出会った「真味スンデクッ」は、ただの食堂ではありません。絶品の蒸しマクチャンと心温まるスンデクッ、そしてアットホームな雰囲気が、忘れられない食体験を提供してくれます。小さな店ですが、味と心はどこにも負けない名店です。ソウルを訪れる際は、ぜひ黒石市場に足を運び、「真味スンデクッ」の味を体験してみてください。きっと、あなたもこの店の虜になるはずです。 レストラン情報: 店名: 真味スンデクッ(진미순대국) 場所: ソウル特別市 銅雀区 黒石市場内(흑석시장 내) 評価: 絶品のマクチャンと濃厚なスンデクッが楽しめる、地元に愛される名店。特にマクチャンは必食。
Tags: スンデクッ, ソウルグルメ, ソウルごはん, ソウル旅行, ソンヒョンジュ, ホルモン, マクチャン, 地元グルメ, 真味スンデクッ, 穴場, 絶品, 豚肉料理, 韓国の市場, 韓国料理, 黒石市場
'www.youtube.com/embed/Hqz3AYxsEDk' 九宜駅の奥に潜む隠れた名店「セマシクタン」:まるで別荘で味わう極上サムギョプサル ソウルの九宜駅(グイヨク)界隈に、まさに「知る人ぞ知る」といった表現がぴったりの素晴らしいお店があります。路地の奥深くにひっそりと佇むその名は「セマシクタン」。一見すると堂々たる邸宅のような外観ですが、その価格帯は驚くほど庶民的。今日は、そんなギャップが魅力の隠れた名店を徹底的にご紹介します。 アクセス抜群!九宜駅からの道のりと、まるで「友人宅」のような雰囲気 「セマシクタン」は、地下鉄2号線九宜駅の2番出口からわずか徒歩3分という好立地にもかかわらず、その存在を知る人は多くありません。というのも、少し路地に入り込んだ場所にあるため、まさに隠れ家と呼ぶにふさわしいからです。お店は古い一軒家を改装したような造りで、まるで友人の家に遊びに来たような、温かく家庭的な雰囲気に包まれています。 特に素晴らしいのは、広々としたテラス席。天気の良い日には、この開放的なテラスで食事を楽しむことができます。取材した日はPM2.5がひどかったため、残念ながら店内でいただきましたが、これからの季節には最高のロケーションとなるでしょう。中に入ると、古き良き趣を残しつつも、清潔に保たれた快適な空間が広がっています。 2011年!?驚異のコスパを誇るメニュー まずメニューを見て驚くのは、その価格です。まるで2011年のタイムスリップしたかのようなリーズナブルな価格設定に、思わず目を疑いました。夜の定番メニューはもちろんのこと、サムギョプサルも信じられないほどお手頃価格なのです。 国産生サムギョプサル 200g:9,000ウォン この価格は、近所の焼肉店のオーナーでさえ仕事終わりに食べに来るレベルだと豪語したくなるほど。最近、このようにカットされた厚切りのサムギョプサルを出すお店が好きなので、個人的にはまさにドンピシャの好みでした。 肉厚ジューシー!正統派サムギョプサルの魅力 さあ、いよいよサムギョプサルの登場です。提供されるサムギョプサルは、オギョプサル(皮付き豚バラ肉)のように分厚くカットされており、その存在感に圧倒されます。熱い火でじっくりと焼き上げると、中からジュワッと肉汁があふれ出し、香ばしい香りが食欲をそそります。 肉は厚みがありながらも非常に柔らかく、噛むほどに旨味が口いっぱいに広がります。これぞまさに、誰もが想像する「サムギョプサルに焼酎一杯」という、あの定番の美味しさ。奇をてらわない、正統派の味わいは、昔ながらの雰囲気を好む方であれば間違いなく気に入るはずです。 また、この店では「紙ホイル」を使って焼くスタイルですが、これは味に影響を与えるどころか、むしろより清潔に感じられるため、個人的には大歓迎です。 サイドメニューも充実!オジンオブクム(イカ炒め)で「ミニオサムプルコギ」も 「セマシクタン」は、定食屋のようなしっかりとしたサイドメニューの構成も魅力です。安価ながらも、サムギョプサルと相性の良いキムチや和え物など、家庭的な味わいのおかずが豊富に並びます。どれも丁寧に作られており、まるで家で食べるご飯のような温かさを感じさせます。 そして、もう一つぜひ試していただきたいのが「オジンオブクム(イカ炒め)」。お店の中では比較的高価なメニュー(といってもたったの7,000ウォン!)ですが、そのボリュームと満足度は価格以上です。プリプリのイカが惜しみなく使われており、甘辛い味付けが食欲をそそります。このイカ炒めをサムギョプサルと一緒に食べれば、まるで「オサムプルコギ(豚バラとイカの炒め物)」を食べているかのような贅沢な味わいを楽しむことができます。 まとめ:雰囲気、味、コスパの三拍子揃った至福の隠れ家 まるで都会の喧騒を離れて、どこか深い山奥の別荘に遊びに来たかのような気分にさせてくれる「セマシクタン」。涼しい季節にはテラス席で風を感じながら、絶品のサムギョプサルと焼酎をじっくりと味わうことができます。外観は古き良き趣を残していますが、店内は非常に清潔で快適。 そして何よりも、その驚異的な価格設定と正統派の美味しいサムギョプサルが、このお店を特別なものにしています。ソウルでコスパ最高の隠れ家サムギョプサル店を探しているなら、九宜駅の「セマシクタン」へぜひ足を運んでみてください。きっと、素敵な発見があるはずです。
Tags: オジンオブクム, コスパ, サムギョプサル, セマシクタン, ソウルグルメ, テラス席, レトロ, 一軒家レストラン, 九宜駅, 家庭料理, 焼肉, 絶品, 隠れ家, 韓国料理
'www.youtube.com/embed/LVL38YPPI-8' 【忠清北道 陰城】「6時 私の故郷」監督が語る絶品!生極の内臓ヘジャンククを徹底解説 皆さん、こんにちは!味上武(マッサンム)です。今回は忠清北道(チュンチョンブクド)陰城(ウムソン)にやって来ました。 実はここ陰城には、「6時 私の故郷」というドキュメンタリー番組でご一緒するチェ・ソンフン監督が口癖のように「美味しい」と絶賛するヘジャンクク(酔い覚ましスープ)のお店があるんです。今日の番組ロケも、チェ監督のおすすめで進められたんですよ。早速、そのお店に行ってみましょう! 場所が正確には分からなかったので、チェ監督に電話で教えてもらいました。京畿道に隣接しているので、ソウルから南下する際や、地方から戻る際に立ち寄るのも良いでしょう。 陰城(ウムソン)の地名に隠された物語 陰城には「金旺(クムワン)」、「無極(ムグク)」、「生極(セングク)」といった地名があります。面白いことに、これらの地名にはそれぞれに由来があるそうです。チェ監督の話によると、金が多く出るから「金旺」、金が採れないから「無極」、そして金が生まれるから「生極」というんだとか。本当かどうかはチェ監督に聞いてくださいね!今日の絶品ヘジャンククがあるのは、この生極という地域です。 衝撃の逸品!生極ヘジャンククのこだわり 豪華な具材とユニークなサービス テーブルに運ばれてきたヘジャンククは、そのボリュームに圧倒されます。内臓が文字通り「ぎっしり」詰まっていて、センヨプ(牛の蜂の巣胃)、ソヤン(牛のミノ)、そしてその他の様々な部位が惜しみなく入っています。もちろん、これだけの量ですから、価格は17,000ウォンと少し高め。しかし、その内容を見れば決して高すぎるとは感じません。 付け合わせには、新鮮なコッチョリ(浅漬けキムチ)、カクテキ(大根の角切りキムチ)、そして唐辛子などの小皿料理が豊富に並びます。そして、このお店の大きな特徴は、なんと「生卵が2個も付いてくる」こと!珍しいサービスですよね。 雑味ゼロ!クリアで濃厚なスープと内臓の旨味 まずはそのまま一口。スープは非常に濃厚でコクがありながら、内臓特有の嫌な臭みや雑味が一切ありません。これは本当に驚きです。そして、内臓はどれもこれも驚くほど柔らかく、弾力があり、噛むほどに旨味が溢れ出します。 ここで、提供された卵を投入。スープの熱で半熟にすれば、まるでコンナムルヘジャンクク(豆もやしヘジャンクク)のようにマイルドな味わいに変化します。2個は少し多いかもしれませんが、1個だけ入れても十分に美味しくいただけます。 特にセンヨプは格別!クネクネとした食感の間に濃厚なスープが絡みつき、醤油をつけなくてもちょうど良い塩梅です。これはセンヨプ好きにはたまらないでしょう。「今後1ヶ月はセンヨプを食べなくても大丈夫なくらい」とまで思わせてくれるほどの満足感でした。 サイドメニューと味変の楽しみ コッチョリは新鮮で、ごま油が軽くかかっていて香ばしく、ヘジャンククとの相性も抜群です。シャキシャキとした食感が食欲をそそります。 そして、もう一つのお楽しみは「味変」です。提供される漬け唐辛子や辛味ダレ(タデギ)を加えれば、スープの辛さやコクがさらに深まります。最初は通常のラーメンスープくらいの辛さですが、唐辛子やタデギを追加すると、まるで滋養強壮スープのような、じんわりと汗が噴き出すような旨辛さに。口の中で爆発するような辛さではなく、体の芯から温まるような辛さが特徴です。 酸味と甘みのバランスが完璧なカクテキも、ヘジャンククの箸休めに最適。ポリポリとした食感が心地よく、まさに「ヘジャンクク店のカクテキの定石」と言える逸品です。 ヤンピョンヘジャンククとの違い 見た目はヤンピョンヘジャンクク(京畿道楊平発祥のヘジャンクク)と似ていますが、大きな違いがあります。一般的なヤンピョンヘジャンククには、ソンジ(牛の血の塊)やウゴジ(干し白菜)が入っていますが、この生極のヘジャンククにはそれらが一切入っていません。 入っているのは、骨をじっくり煮込んだスープと、たっぷりの新鮮な牛の内臓、そして少しのネギのみ。この潔さが、他にはないすっきりとしながらも奥深い、洗練された味わいを生み出しています。 総評:価格以上の価値がある一杯 正直なところ、17,000ウォンという価格は、最近私が食べたヘジャンククの中では最高額です。しかし、この新鮮で上質な牛の内臓を心ゆくまで堪能できることを考えれば、その価値は十分にあります。内臓好きなら、この一杯のために投資する価値は間違いなくあるでしょう。 チェ監督が「金が生まれるから生極」と言っていましたが、私からすれば「生きて極楽を味わえる」まさに生極ヘジャンクク!というくらい美味しかったです。濃厚でありながら雑味のないスープと、たっぷりすぎるほどの内臓、そして一切余計なものが入っていない潔さ。全てが衝撃的で、最高の体験でした。 京畿道に隣接する場所ですので、南北を行き来する際にぜひ立ち寄って、この絶品のヘジャンククを味わってみてください!味上武でした、ありがとうございました!
Tags: ヤンピョンヘジャンクク, ランチ, ローカルグルメ, 人気店, 内臓料理, 味上武, 朝食, 生極, 絶品, 辛い食べ物, 陰城, 韓国旅行
'www.youtube.com/embed/1Ukm_XtdV-w' 大邱・慶山の秘宝!麺状刺身と山盛り酢豚に舌鼓、創業30年の名店を巡る食い倒れ旅 大邱・慶山の秘宝!麺状刺身と山盛り酢豚に舌鼓、創業30年の名店を巡る食い倒れ旅 皆さん、こんにちは!今回は美食の宝庫、大邱(テグ)と慶山(キョンサン)での驚きの食体験をご紹介します。これまで味わったことのないようなユニークな刺身と、信じられないほどのボリュームを誇るコスパ最強の酢豚に出会いました。まさに「食い倒れ」という言葉がぴったりの旅となりましたので、その魅力をたっぷりお伝えします! 慶山・中央総合市場の衝撃!山盛り酢豚1万円 旅の始まりは慶山市。この地で「珍しいお店」を探していたところ、驚くべき情報をキャッチしました。それは、 中央総合市場にある酢豚(タンスユク)専門店が、なんと10,000ウォンで山盛りの酢豚を提供しているというもの。 規格外のボリュームと昔ながらの味わい 実際に訪れてみると、本当に10,000ウォンとは思えないほどの酢豚が目の前に!その量に圧倒されながら一口食べると、昔ながらの甘酸っぱいソースが絡んだ、サクサクとした衣の豚肉が絶品です。臭みは一切なく、懐かしい味わいが口いっぱいに広がります。正直、衛生面を少し考慮する必要があるかもしれませんが、この味とボリュームで10,000ウォンは大満足としか言いようがありません。まさに「コスパ最強」を体験できる一軒でした。 大邱・寿城区の伝統!創業30年の麺状刺身専門店 次に訪れたのは、大邱市寿城区(スソング)にある、一風変わった刺身(フェ)を提供するお店です。なんとこのお店、創業30年という長い歴史を持ち、家族で経営されているとのこと。 常識を覆す「麺状刺身」の衝撃 このお店の最大の特徴は、刺身の切り方です。一般的な刺身とは異なり、まるで国数(クッス)のように細長く麺状に切って提供されるのです!特にドダリ(ヒラメの一種)の刺身は、その独特の切り方によってこれまでの刺身の概念を覆す食感を生み出していました。 ドダリとドルダム、驚きの食感比較 ドダリ(ヒラメ): 細く切られているにもかかわらず、驚くほどの弾力があります。一口食べると、歯を押し返すようなプリプリとした食感が楽しめます。口の中で麺のように踊り、噛もうとするとスルッと逃げるような感覚がたまりません。噛めば噛むほど、脂の乗った甘みと旨味がじゅわっと広がり、感動的な美味しさでした。これはまさに、「人生で最高の刺身体験」と言えるでしょう。 ドルダム(イシダイ): ドダリに比べて、より上品で洗練された風味があります。しかし、食感の面白さという点ではドダリに軍配が上がります。どちらも高級魚ですが、このお店ではドダリの麺状刺身が主役級の存在感を放っていました。 絶品サイドメニューと締めくくりのメウンタン このお店のセットメニュー(70,000ウォン)には、刺身だけでなく、豪華なサイドメニューも含まれていました。 特製マッチャン(辛味噌ダレ): 刻みニンニクと青唐辛子が入ったこのマッチャンが、麺状刺身と驚くほど相性が良いのです。香ばしく少し辛めのタレが、魚の旨味を一層引き立て、箸が止まらなくなります。 メウンタン(辛い魚の鍋): 締めに出てくるメウンタンは、魚の骨と身からじっくりと煮出された出汁が凝縮されており、その深みに驚かされます。体の中から温まるこのスープは、まさに「反則級の美味しさ」。思わず焼酎をもう一杯頼みたくなるほどの逸品です。 その他: ケランチム(茶碗蒸し)やカザミの塩焼きなども提供され、どれも丁寧に作られた逸品でした。 このお店は、刺身とメウンタンにすべてを注ぎ込んだ、本物の職人技が光る名店です。ソウルの江南(カンナム)で同じクオリティのものを食べたら、少なくとも15万ウォンはするだろう、と考えると、大邱の人々が本当に羨ましくなりました。 旅のお供に!酔い覚ましフィルム「スルゲキュー」 そして、今回の旅に欠かせなかったのが、飲んだ後の強い味方、酔い覚ましフィルム「スルゲキュー」です。薄くて持ち運びやすく、財布やカバンに入れておけばいつでもどこでも気軽に摂取できます。甘くて美味しいこのフィルムは、飲みの席をさらに楽しくしてくれること間違いなし。特に韓国の焼酎と一緒に飲むと、翌朝が本当に楽になりますよ! まとめ:大邱・慶山は美食の宝庫! 大邱と慶山での食い倒れ旅は、まさに驚きと感動の連続でした。特に、麺状刺身のユニークな食感と、昔ながらの味が詰まった山盛り酢豚は、忘れられない体験となりました。大邱・慶山は、仁川(インチョン)と並ぶ「コスパ最強の美食都市」と言っても過言ではありません。 全国で頑張る自営業の皆さん、そして地域の中小企業の皆さんを応援しています!私も同じ自営業者として、皆さんの努力が実を結ぶことを心から願っています。今回訪れたお店のように、こだわりと情熱を持って作られた料理は、人々に感動を与え、地域を活性化させます。 もし皆さんの周りに「これは紹介する価値あり!」というお店があれば、ぜひ教えてください。次回の大邱・慶山編で参考にさせていただきます。美味しいものを求めて、これからも全国を駆け巡りたいと思います! それでは、また次の美味しい旅でお会いしましょう!アンニョン!
Tags: コスパ最強, スルゲキュー, タンスユク, ドダリ, ドルダム, メウンタン, ローカルグルメ, 中央総合市場, 刺身, 創業30年, 地方グルメ, 大邱, 寿城区, 慶山, 旅行, 海鮮, 絶品, 酢豚, 韓国の味, 韓国料理, 食べログ, 麺状刺身
'www.youtube.com/embed/K65c9ip6ySc' こんにちは、マリアージュです! 今日は、小雨が降る釜山チャガルチ市場にやってきました。以前から訪れたいと思っていた刺身店があったのですが、残念ながら満席。そこで、お店の方に紹介されたのが、すぐ隣にある「ケリムフェッチプ(계림횟집)」の別館でした。ここは以前からそのコストパフォーマンスの高さで有名で、いつか行きたいと思っていたお店です。今回は、釜山の名店「ケリムフェッチプ」をご紹介します。さあ、行ってみましょう! 釜山チャガルチ市場の隠れた名店「ケリムフェッチプ」 釜山の活気あふれるチャガルチ市場に位置するケリムフェッチプは、地元の人々にも観光客にも愛される老舗の刺身専門店です。特に、天然の「참가자미(チャミカジャミ/ヒラメの一種)」をリーズナブルな価格で提供することで知られています。今回訪れた別館も、本店と変わらぬ品質とサービスで、多くの常連客を抱えています。私たちは、店の入り口にある生け簀で泳ぐ新鮮なチャミカジャミを見て、期待に胸を膨らませました。 芸術的な包丁さばき!天然チャミカジャミ刺身の真髄 薄造りの美学と感動の食感 注文したのは、店主おすすめの「天然チャミカジャミ」の小サイズ(40,000ウォン)。目の前に運ばれてきた刺身は、その美しさに息をのむほどでした。まるで芸術品のように薄く、丁寧に引かれた刺身は、普通の店で出す大雑把な切り方とは一線を画しています。特に、背身は細かな菱形模様に、腹身は透けるような薄さにスライスされており、その包丁さばきはまさに職人技。皿の下には氷が敷かれ、キンと冷えた状態で提供されるため、一切れ口に入れるたびに、そのひんやりとした口当たりと鮮度が全身に広がります。 一口食べると、その上品な甘みが口いっぱいに広がります。天然チャミカジャミ特有の、脂がのっていながらも重すぎない旨味は、まるでアカシアの花のような爽やかな香りを伴います。皮に近い部分のコリコリとした食感や、骨周りのほんのりとした歯ごたえも絶妙で、食感のバリエーションも楽しめます。薄く切られているため、普段刺身を食べない人でも食べやすく、何枚でもいけてしまいそうです。 絶妙なサイドディッシュと釜山流ドリンク 刺身と共に提供されるサイドディッシュも充実しています。冷たいもやし、白菜キムチ、ワカメの茎の和え物、そして何よりも心温まるミヨックク(わかめスープ)が、新鮮な刺身の味を一層引き立てます。特製の醤油と山葵も上質で、刺身の風味を損なうことなく、その旨味を最大限に引き出します。 釜山に来たからには、「大鮮(テソン)」ソジュと「カッス」ビールで乾杯!今回は、地元の方が「蜂蜜酒(クルジュ)」と呼ぶ、ソジュにビールを数滴たらすというユニークな飲み方にも挑戦しました。また、食中酒として選んだ「매실마을(メシルマウル)」という梅酒は、濃厚な梅の香りとほどよい甘さが刺身と驚くほど相性が良く、とてもおすすめです。 自分で作る楽しさ!贅沢なムルフェ体験 ケリムフェッチプは「ムルフェ(물회)」も非常に有名です。私たちは、自分でオリジナルのムルフェを作れるセットを注文しました。器いっぱいの新鮮な刺身と野菜(レタス、玉ねぎ、人参など)が運ばれてきます。特製のヤンニョム(タレ)は、フルーティーで爽やかな「チョゴチュジャン(초고추장)」と、香ばしさとコクのある「コチュジャン(고추장)」の2種類。これらを自分の好みに合わせて混ぜ合わせ、さらにダイズニンニクを加えれば、オリジナルのムルフェソースの完成です。 刺身と野菜、そして特製ソースを豪快に混ぜて一口食べると、ひんやりとした冷たさと、甘酸っぱくも深みのある味わいが口いっぱいに広がり、たまらない美味しさ。食欲をそそる豊かな味わいは、ご飯と一緒に食べても絶品です。ご飯の温かさとムルフェの冷たさ、そしてピリ辛のソースが織りなすハーモニーは、まさに至福のひとときでした。 食事の締めくくりは旨味凝縮のメウンタン 美味しい刺身とムルフェでお腹がいっぱいになったら、締めはやはり「メウンタン(매운탕)」です。ケリムフェッチプのメウンタンは、唐辛子を控えめにし、テンジャン(韓国味噌)をベースにした優しい味わいが特徴です。ネギがたっぷりと入り、魚のアラから出る濃厚な出汁と味噌の風味が絶妙にマッチしています。辛すぎず、魚の旨味が凝縮されたスープは、まさに完璧な締めくくりでした。 最高の満足度!釜山旅行で訪れるべき名店 釜山チャガルチ市場のケリムフェッチプでの食事は、期待をはるかに上回る、最高の体験となりました。特に、天然チャミカジャミの刺身の質、芸術的な包丁さばき、そしてコストパフォーマンスの高さには感動しました。ムルフェやメウンタンも素晴らしく、一品一品に店のこだわりと愛情が感じられます。 釜山を訪れる方、特に新鮮な刺身を心ゆくまで味わいたい方には、自信を持ってケリムフェッチプをおすすめします。きっと、ここでしか味わえない感動と満足に出会えることでしょう。皆様もぜひ、釜山の美食を存分にお楽しみください。
Tags: グルメ, ケリムフェッチプ, コスパ, チャガルチ市場, ムルフェ, 刺身, 天然ヒラメ, 海鮮, 絶品, 釜山, 韓国旅行, 매운탕, 참가자미