'www.youtube.com/embed/A5F4vFNdPgo' 【ソウル・乙支路】創業1937年!伝説の老舗「朝鮮屋」で味わう至高のヤンニョムカルビと感動のテグタン 【ソウル・乙支路】創業1937年!伝説の老舗「朝鮮屋」で味わう至高のヤンニョムカルビと感動のテグタン ソウル・乙支路3街の路地裏には、時を超えて愛され続ける伝説の店があります。 それは、1937年の創業以来、80年以上の歴史を刻む老舗焼肉店「朝鮮屋(조선옥)」。 私の父が38年生まれであることを考えると、いかに長い歴史を持つか実感します。 日帝強占期からカルビを提供し続けてきたこの店には、実に60年もの間、肉を焼き続けている職人さんもいらっしゃるというから驚きです。 今回は、その歴史と伝統が息づく「朝鮮屋」で、至高の味を体験してきました。 時を超えて愛される老舗の雰囲気 店内に一歩足を踏み入れると、そこには古き良き時代の趣が広がっています。 まるで時間が止まったかのような古色蒼然とした佇まいでありながら、店内は清潔感があり、随所に歴史の重みが感じられます。 乙支路3街のこの一帯は、昔から工場や工具店が立ち並ぶ職人の街。 私の父も機械部品を求めてよくソウルへ上京し、この道を歩いたかもしれない、と思うと感慨深いものがあります。 年季の入ったテーブルや壁を見ていると、どれほどのドラマがここで繰り広げられてきたのだろう、と想像が膨らみます。 こだわりのメニュー:ヤンニョムカルビ、テグタン、ビビン冷麺 メニューを見ると、まずは名物の「ヤンニョムカルビ」が目を引きます。 少し強気な価格設定(1人前4万ウォン)ですが、その味への期待が高まります。 その他、「テグタン」と「チャンクッパ」があります。 特に「テグタン」は、漢字で「代身大湯(テシンデタン)」と書き、タラ鍋ではなく、牛肉を使った“偽の保身湯”のようなものだそう。 今回は、最も有名なヤンニョムカルビ2人前と、独特なテグタン、そしてビビン冷麺を注文しました。 至高の味!絶品ヤンニョムカルビと職人技 運ばれてきたパンチャン(おかず)は、昔ながらのステンレスの器に盛り付けられ、どれも丁寧な仕事ぶりが伺えます。 さっぱりとした同チミ(大根の水キムチ)、辛すぎず酸味のあるムチェ(大根の和え物)、爽やかなキムチ、そしてシンプルながらもごま油の香るパムチム(ネギの和え物)は、どれも肉との相性抜群です。 そして、いよいよ主役のヤンニョムカルビが登場。 なんと60年もの間、この場所で肉を焼き続けているというベテラン職人の方が、熟練の技で完璧に焼き上げてくださいます。 肉は乳牛を使用しているとのことですが、品質は確かです。 炭火の香りが食欲をそそり、一口食べるとその美味しさに唸ってしまいます。 甘すぎず、辛すぎず、絶妙なバランスの味付けは、肉本来の旨みを最大限に引き出しています。 油分と赤身のバランスが良く、炭火で焼かれた香ばしさと相まって、これぞまさに至高のカルビです。 驚きのテグタンと専門店レベルのビビン冷麺 次に運ばれてきたテグタンは、独特の香りを放ちます。 まるで牛肉のユッケジャンを思わせるような濃厚なスープには、たっぷりの牛肉とネギが煮込まれています。 一口いただくと、ネギの甘みと生姜の香りが口いっぱいに広がり、脂っこい中にどこか懐かしい味わいがあります。 これはまさに「偽の保身湯」という説明がぴったりの、体の中から温まる一品です。 そして、もう一つの名脇役が「ビビン冷麺」。 冷麺専門店に劣らないクオリティに驚きました。 梨や茹で肉、キュウリが添えられ、ピリ辛のヤンニョムジャンが食欲をそそります。 麺はそば粉の割合が高く、コシがありながらもプツッと切れるタイプで、まさに私の好み。 この冷麺にヤンニョムカルビを包んでいただくと、そのハーモニーは言葉では言い表せないほど。 甘辛い冷麺と香ばしいカルビが口の中でとろけ合い、まさに最高の組み合わせです。 「朝鮮屋」が愛され続ける理由と感動 正直なところ、価格は安くありません。 しかし、この「朝鮮屋」が長きにわたり多くの人々に愛され続ける理由が、今回訪れてよく分かりました。 単に美味しいだけでなく、そこには時代を超えて積み重ねられてきた物語や、人々の思い出が詰まっているからです。 テーブルや壁の一つ一つにも年月の重みが感じられ、店内の壁に飾られた創業者の写真を見ていると、30年前に亡くなった私の祖母を思い出すような、温かい気持ちになりました。 ソウルという街の歴史と、人々の人生が凝縮されたようなこの場所で、心ゆくまで伝統の味を堪能することができました。 ソウルを訪れる際には、ぜひこの「朝鮮屋」で、本物の歴史と伝統が織りなす極上のカルビと特別な料理を体験してみてはいかがでしょうか。 きっと忘れられない美食体験となることでしょう。
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'www.youtube.com/embed/VVtph5_ja1k' ソウル最古級の老舗「韓一館」:狎鴎亭で味わう伝統と革新の極上プルコギ体験 ソウルで8番目に古い名店「韓一館」で味わう、伝統の味 今回ご紹介するのは、ソウルで8番目に古い歴史を持つという老舗レストラン「韓一館(ハニルグァン)」。 場所は流行の最先端を行く狎鴎亭(アックジョン)に位置していますが、その歴史は1939年の創業にまで遡ります。 元々は鍾路(チョンノ)で開店し、81年もの長きにわたり営業を続けているこの韓一館は、私がこれまで訪れた老舗の中でも群を抜いて高級感漂うお店でした。 店内は落ち着いた雰囲気で、遅めのランチタイムに訪問した際もゆったりと食事を楽しむことができました。 格式ある佇まいと歴史を感じる空間 建物の外観は非常に雄大で、一歩足を踏み入れると、その格式の高さに圧倒されます。 入口には数々の有名人のサインが飾られており、多くの著名人がこの店の味に魅了されてきたことが伺えます。 主に韓定食(ハンジョンシク)が提供されており、その豪華な食卓はまさに高級老舗ならではの体験です。 韓一館の代名詞:絶品プルコギコース 韓一館で最も有名な料理といえば、やはり「プルコギ」でしょう。 このお店で唯一1人での食事が可能なコースメニューが、プルコギ定食なのです。 「韓一館に来たらプルコギは外せない」と聞き、迷わずこのコースを注文しました。 食事を注文すると、まず運ばれてくるのは美しい盛り付けの一人前アミューズ。 人数分に分けられて提供される細やかな気遣いは、特別感を演出してくれます。 味付けは全体的にあっさりとしており、空腹の胃を優しく満たしてくれる上品な味わいでした。 目の前で焼き上げる感動:プルコギの真髄 コース料理は次々と運ばれてきます。まずは、コースに含まれる「ファンテグイ(干しタラの焼き物)」。 そしてメインのプルコギは、なんとテーブルの席で直接焼いてくれる贅沢な演出です。 目の前でジュウジュウと音を立てながら焼かれるプルコギは、視覚と嗅覚を刺激し、期待感を最高潮に高めます。 韓一館のプルコギは、甘すぎず、塩辛すぎず、絶妙なバランスがとれた奥深くも上品な味わいでした。 素材の良さが際立っており、その場で調理されるため、非常に高い鮮度で最高のプルコギを堪能できます。 良い材料を目の前で調理して食べるのですから、美味しくないはずがありません。 コース料理の充実と感動の締めくくり プルコギの他にも、コース料理は続きます。 この日は「ジョン(韓国風お好み焼き)」も提供されましたが、これも注文を受けてから揚げたてを提供してくれるため、 油がしっかり効いたカリッとした食感がたまりませんでした。 コースの最後には、メインとなる食事メニューを選ぶことができ、私は「ユッケジャン(辛い牛肉スープ)」を選択。 運ばれてきたのは、非常にボリュームのある豪華な韓定食でした。 31,000ウォンという価格は決して安くはありませんが、この内容であれば全く惜しいとは感じませんでした。 ユッケジャンの味もまた、塩辛さがほとんどなく、まろやかで上品な味わい。 韓一館の料理はどれも刺激的ではなく、様々な料理が絶妙な味付けで提供されるため、誰が訪れても満足できる美味しさだと感じました。 外国の方にも自信を持って勧めたい、本物の韓食 韓一館では、付け合わせのおかず(パンチャン)も非常に高品質です。 特に、アミの塩辛で漬けた新鮮なアオリイカの塩辛(어리굴젓 - Eoriguljeot)は、非常に新鮮で美味しく、感動するほどの味わいでした。 もし外国人の友人がソウルを訪れることがあれば、「これこそが本物の韓国料理の味だよ」と、自信を持って紹介したい場所です。 ソウルで8番目に古い歴史を持つ老舗「韓一館」での食事は、韓国の歴史と文化、そして最高の味を体験できる素晴らしい時間でした。 狎鴎亭という場所柄、アクセスも良く、落ち着いた雰囲気の中で質の高い韓国料理を堪能したい方には、心からおすすめできる名店です。
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'www.youtube.com/embed/-4JVCMKLSwc' 皆さん、こんにちは!今回は、美食の街として知られる慶尚南道の珍州(チンジュ)へ、特別なグルメ旅に出かけました。初めて訪れる珍州への期待は大きく、特に「珍州の食べ物は美味しい」という評判をかねがね耳にしていたので、胸が高鳴ります。 珍州グルメ旅の真髄!地元民愛用の老舗冷麺と激辛キンパを巡る 記録的な猛暑が続く中、朝から温かいクッパはさすがに厳しい…ということで、珍州の象徴とも言える冷麺をいただくことに。しかし、私たちが選んだのは、観光客が殺到する有名店ではありません。地元の人々が足繁く通う、真のローカル名店、平日の朝から行列ができるという、とある冷麺店を目指しました。 伝説の味を求めて「宋基元 珍州冷麺」(仮称) 到着したのは、午前10時の開店前からすでに人が集まり始める老舗です。この店には、なんと伝説的なエピソードがあります。それは、1997年のIMF危機時代に、店の外に置いてあった冷麺のスープが丸ごと盗まれたという「陸水(スープ)盗難事件」。警察も困惑したというこの事件は、この店のスープがいかに美味しいかの証拠とも言えるでしょう。 現在の店主である宋基元(ソン・ギウォン)先生は、この珍州冷麺の1世代伝承者。百年の歴史を持つこの店は、人々のニーズに応えるためリノベーションされており、まるで高級オマカセのようなモダンな雰囲気です。 珍州冷麺の秘密:牛肉と海鮮のハーモニー 珍州冷麺は、牛肉のスープに海鮮スープを合わせるのが特徴だと言われます。特に、魚介類の生臭さを完全に消し去るのが、この店の持つ「独歩的な技術」だそうです。私たちが注文したのは、王様が召し上がったという「順祖(スンジョ)」と、伝説の女傑にちなんだ「論介(ノンゲ)」。 冷麺の上には、日本では珍しい豚肉のユッケジャン(肉のチヂミ)が乗っています。通常、ユッケジャンは牛肉ですが、この店では「新鮮さを保つため」に、あえて豚肉を使用しているとのこと。当日焼いた牛肉は時間が経つと匂いが出てしまうため、前日に焼いて冷やした豚肉のユッケジャンを使っているのだそうです。 未体験の感動!唯一無二の味わい 一口食べると…「ワァ、本当に独特だ!」という驚きが。牛肉の濃厚な旨味と海鮮の深いコクが絶妙に融合し、甘じょっぱい中に洗練された旨味が広がる、まさに完璧な味の極致です。平壌冷麺と咸興冷麺の中間のような、しかし全く新しい体験。若者にも好まれそうな華やかな味で、まさに「旨味の宝石箱」と呼びたい逸品でした。辛くない「順祖」も、ピリ辛の「論介」も、どちらもベースがしっかりしているため、辛さが苦手な人でも美味しく楽しめる「高級な辛さ」でした。済州島産の蕎麦粉を使った麺も、もちもちとした食感で喉越しが良く、最後まで飽きさせません。 挑戦!真珠名物「땡초김밥(テンチョキンパッ)」の衝撃 冷麺で満たされた後は、珍州のもう一つの名物、激辛「땡초김밥(テンチョキンパッ)」に挑戦です。場所は、美しい竹林が広がる「南江(ナムガン)別光路」。風が心地よいこの場所で、テイクアウトしたキンパッを開きます。同行した長年の友人である女優のハン・ソナさんも、この激辛キンパッに興味津々です。 このキンパッは、特別に辛い青唐辛子を選別して使用しているため、辛さに自信のある人も唸るほどのレベルだと言います。見た目はシンプルで、ほとんど具が入っていませんが、ご飯自体にしっかり味がついています。 一口食べると…「あれ?全然辛くない?」と思ったのも束の間。数秒後には、強烈な辛さが口いっぱいに広がり、汗が噴き出してきます!まさに「地獄の辛さ」!しかし、ただ辛いだけでなく、中毒性のある旨味が伴い、もう一口、もう一口と手が伸びてしまう不思議な魅力があります。辛いのに美味しくて、止められない、これぞ珍州の隠れた名物でした。 珍州の新たな魅力、竹林の道「南江別光路」 グルメだけでなく、珍州は美しい自然にも恵まれています。「南江別光路」の竹林は、想像以上のスケールと清涼感で、まるで別の世界に来たかのようです。竹の高さに圧倒され、都市の喧騒を忘れさせてくれる静寂に包まれます。グルメの合間の散策にぴったりのスポットで、心身ともにリフレッシュできました。 まとめ:珍州グルメの奥深さ 今回の珍州グルメ旅は、期待を遥かに超える感動の連続でした。特に冷麺と땡초김밥は、ただ美味しいだけでなく、その土地の歴史や文化、人々の情熱が凝縮された逸品だと感じました。珍州は、まだ私たちが知らない宝物がたくさん眠っている場所です。次回の訪問も、今から楽しみでなりません。ぜひ皆さんも、珍州で「真の美食」を体験してみてください!
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