'www.youtube.com/embed/eMf7TGc6Txc' 金泉(キンチョン)で出会った最高の味!ゴルモクギル食堂の炭火焼き生カルビとウズラ焼き 皆さん、こんにちは!マリアジュです。 今年は昨年よりも桜の開花時期が早いと聞き、どこか桜の名所はないかと探していたところ、偶然「金泉(キンチョン)蓮花池(ヨナジ)」という場所を知りました。池に咲き誇る桜が夜になると一層美しくなるという場所で、調べてみると大邱(テグ)のすぐ隣に位置しているとのこと。今年の開花時期を確認し、まだ少し早いかなと思いつつも、まずは金泉に到着しました。 桜の開花状況と予期せぬ出会い 訪れたのは3月22日。期待に胸を膨らませて蓮花池に足を運んだのですが、残念ながら桜はまだ一つも咲いていませんでした…。少しがっかりした気持ちを抱えつつも、「せっかく金泉まで来たのだから」と気持ちを切り替え、以前からブックマークしていた金泉の隠れた名店を訪れることにしました。大邱に行く際に立ち寄ろうと思っていたのですが、この機会に訪れることができて幸運でした。 金泉黄金市場の隠れた名店「ゴルモクギル食堂」 今回ご紹介するのは、金泉に位置する「ゴルモクギル食堂」です。こちらの食堂は、金泉黄金市場の中にあります。伝統的な市場でありながら、多くのお店が清潔に運営されているのが印象的でした。 「ゴルモクギル食堂」は、練炭(ヨンタン)火で焼いて食べる生豚カルビを一人前1万ウォンで提供しており、特にウズラ焼きを自分で焼いて食べられるノポ(老舗)食堂として有名です。 期待高まる開店待ち!キンチョンマッコリと絶品ピョニュク 私たち一行がこの店に到着したのは、この日の午後1時頃。しかし、お店はまだ開いていませんでした。事前にブログで調べた情報によると、午後1時か2時頃に開店すると聞いていたので、隣のお店で待たせてもらうことに。待っている間、この地域の「金泉マッコリ」を味わいながら、ピョニュク(茹で豚のスライス)を一皿注文しました。 「清らかな谷川の水のようだ」と表現されるほど澄んだ味わいの金泉マッコリと、市販のピョニュクとは全く違う手作りのような絶品ピョニュクに舌鼓を打ちながら、おしゃべりに花を咲かせました。そして待つこと約2時間、午後3時頃になってようやくお店が開店!待ちに待った瞬間です。喜び勇んで店内へ駆け込みました。 お店の社長さんに開店時間について尋ねると、「開店時間は毎日違うんです。気分次第でね」と笑いながら教えてくれました。これぞまさにノポの醍醐味、予測不能な開店時間にますます期待が高まります。 炭火で焼く極上生豚カルビと珍しいウズラ焼き 席に着くと、迷わず生豚カルビを2人前と豚チゲ、そして名物のウズラ焼きを注文しました。 目の前に運ばれてきた生豚カルビは、見るからに美味しそう!まだ焼く前にもかかわらず、そのボリュームに驚かされます。練炭の強い火力でじっくりと焼き上げられたカルビは、全くパサつくことなく、肉の柔らかさに、脂身がとろけるようなジューシーさが混ざり合っています。その味はまさに至福の一言。まさにこの味を求めて金泉まで来た甲斐がありました。 骨まで美味しい!ウズラ焼きの意外な魅力 そして、もう一つの名物、ウズラ焼き。一見すると小さくて「食べる部分があるのかな?」と思ってしまいますが、甘辛い味付けが施されており、練炭火で炙ると香ばしさが倍増します。最初は食べ方がわからず戸惑いましたが、社長さんが「骨まで食べられるよ!」と教えてくださり、恐る恐る挑戦。すると、パリッとした食感と凝縮された肉の旨みが口いっぱいに広がり、その美味しさに衝撃を受けました。まるで小さなチキンバーベキューを食べているかのような贅沢さです。これはぜひ体験していただきたい一品! 心温まる伝統の味:豚チゲも絶品 メインの肉料理だけでなく、豚チゲもまた絶品でした。まるで初期のクッパ(スープご飯)とキムチチゲが融合したような、深いコクと旨味が特徴の味わいで、ご飯がどんどん進みます。この豚チゲも、ゴルモクギル食堂のこだわりを感じさせる一品でした。 大満足のキンチョングルメ旅! 桜は残念ながら見られませんでしたが、金泉でこんなにも素晴らしいノポ食堂に出会えたことに心から感謝です。練炭の火と昔ながらの雰囲気が織りなす空間で、絶品の生豚カルビと珍しいウズラ焼き、そして心温まる豚チゲを堪能し、お腹も心も大満足でした。待った時間は決して無駄ではありませんでした。金泉を訪れる際には、ぜひこの「ゴルモクギル食堂」に足を運んでみてください。 この後、私たちは大邱へ移動し、大邱の美味しいお店も紹介する予定です。お楽しみに! 【ゴルモクギル食堂(골목길 식당)】 場所:慶尚北道 金泉市 黄金洞(キンチョンシ ファンクムドン) 金泉黄金市場内 評価:味、雰囲気、価格ともに大変満足。強くおすすめします!
Tags: ウズラ焼き, キンチョン, ゴルモクギル食堂, ソウルフード, ノポ, マッコリ, 伝統市場, 慶尚道, 旅グルメ, 焼肉, 生カルビ, 穴場, 豚カルビ, 金泉, 韓国料理
'www.youtube.com/embed/9M30E6sf90g' 麗水(ヨス)で出会う究極の味!隠れた名店「魔法のクッパ」の魅力とは? KTXに揺られ、ついにたどり着いた麗水(ヨス)。今回の旅の目的は、まさにその名にふさわしい「魔法のクッパ」と呼ばれる、とある名店を再訪することです。数年ぶりに暖簾をくぐることになったその場所は、かつて偶然立ち寄ったにもかかわらず、その味に心底驚かされ、以来忘れられない思い出の味となりました。 「魔法のクッパ」との運命的な出会い 振り返れば、この店との出会いはまさに偶然の産物でした。1泊の撮影で麗水を訪れた際、特に目的もなく「雰囲気が良さそうだから」という理由だけで入ったのがこのお店です。しかし、一口食べればその常識を覆す美味しさに衝撃を受け、この味は絶対に紹介しなければならないと確信しました。以来、この店は私にとって単なる飲食店ではなく、多くの思い出が詰まった大切な場所となっています。 店内には、私が12年前に撮影した古いサインが飾られており、その時の自分の姿に少し恥ずかしくなりながらも、時の流れを感じました。かつては知る人ぞ知る隠れた名店でしたが、今では多くの人が訪れる人気店に。特に、私の紹介をきっかけに、普段は並ばないこの店に行列ができていた時は、お店の方も何事かと驚いて逃げ出してしまったという面白いエピソードもあります。それほどまでにこの店の味は、人々の心を掴む力があるのです。 この素晴らしいクッパ店は、麗水市華陽面(ヨスシ・ファヤンミョン)に位置しています。まさか、このような素晴らしい味がこの小さな町に隠されているとは、誰も想像できなかったことでしょう。 こだわりが織りなす極上の味わい 品質への揺るぎない信念:午後3時までの営業の秘密 この店が午後3時までしか営業しないと聞いて、私は最初は驚きました。しかし、その理由を知って深く感銘を受けました。お店の主人は、肉を外部から仕入れて品質が落ちることを嫌い、自分たちの手で仕込みから調理までを一貫して行うことにこだわっているのです。このため、提供できる量には限りがあり、無理に営業時間を延長して品質を落とすよりも、最高の状態で提供できる時間帯だけに集中することを選んだとのこと。利益よりも品質を追求する、まさに職人魂を感じさせる経営方針です。 時を超え受け継がれる「魔法の味」 「美味しいから繁盛する」。これは当たり前のことですが、この店のクッパは、その当たり前を最高の形で体現しています。私が初めて食べた10年以上前と変わらぬ味が、今も提供されていることに感動を覚えます。温かいクッパは、一口食べれば体が芯から温まり、まるで故郷に帰ったかのような安らぎを与えてくれます。 このクッパの魅力は、その複雑かつ調和の取れた味わいです。甘み、塩味、酸味、そしてピリッとした辛味が絶妙に絡み合い、さらに肉の旨味と野菜のシャキシャキとした食感が加わり、一口ごとに新しい発見があります。特に、旬の野菜(この時は高騰しているというエゴマの葉)がふんだんに使われているのも、美味しさの秘訣でしょう。スープは全く脂っこさがなく、豚肉特有の臭みも一切感じられません。まさに、一口食べれば食べるほど、「ああ、幸せだ」とため息が漏れるような、そんな深い味わいなのです。 最高の組み合わせ:クッパとソジュ この熱々のクッパをさらに引き立てるのが、冷たいソジュ(焼酎)です。クッパの濃厚な味わいとソジュの爽快感が織りなすハーモニーは、まさに至福のひととき。特に、麗水の澄み切った空気の中で味わうこの組み合わせは格別で、普段よりも一層美味しく感じられます。この瞬間、私の心は「最高の幸せ」に満たされました。 麗水「魔法のクッパ」レストラン情報と評価 場所: 麗水市華陽面(ヨスシ・ファヤンミョン) 一般的な評価: 私が自信を持って推薦する、麗水で必ず訪れるべき名店です。10年以上もの間、その味を守り続けていること自体が、この店の品質と信頼性の証と言えるでしょう。質の高い食材へのこだわり、熟練の調理技術、そして何よりもお客様に最高の体験を提供したいという店主の情熱が、この「魔法のクッパ」の揺るぎない美味しさを生み出しています。 時には、私たちの撮影のために、通常の営業時間外にもかかわらず特別に店を開けてくださることもありました。その温かい心遣いもまた、この店を愛してやまない理由の一つです。このクッパは、ただ美味しいだけでなく、心を温めてくれる「愛」そのものだと感じています。 まとめ:麗水で「最高の幸せ」を体験しよう 麗水への旅は、美しい海岸線を散策し、心を落ち着かせるだけでなく、この「魔法のクッパ」を通じて味覚の面でも最高の喜びを与えてくれました。一口食べれば、その奥深い味わいと店主のこだわりが、どれほど愛されているかを実感できるでしょう。もし麗水を訪れる機会があれば、ぜひこの「魔法のクッパ」を体験してみてください。きっと、あなたも私と同じように、言葉では言い表せないほどの「幸せ」を感じることができるはずです。