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【清潭洞】新感覚「ホルモンおまかせ」!絶品内臓料理とワインのマリアージュ「ホルモン」徹底レビュー

'www.youtube.com/embed/2uaWzeVL3-Q' こんにちは、ジン・ディル・マリアージュです。今年の夏は例年以上に梅雨が長いように感じますね。雨がしっとりと降ると、脂がのったこってりした料理が無性に食べたくなります。 今回ご紹介するのは、清潭洞に位置する「ホルモン」というお店です。ここは、新鮮な内臓料理を専門とし、特に「ホルモンおまかせ」という珍しいコースがあると聞いて訪れました。ホルモンのおまかせと聞くだけでもわくわくしますよね。 🍽️ 清潭洞「ホルモン」の店舗情報と雰囲気 私が事前に調べていた本館が工事中だったため、すぐ隣の新館に案内されました。本館はオープンして約5年、新館は約3年になるそうです。営業時間は夜6時から深夜2時までと、遅くまで楽しめるのが魅力。定休日は水曜日です。 コースは1人35,000ウォンの単一おまかせメニューのみ。本来は最低2人からの注文ですが、私が一人で訪れた際にも快く1人分で用意してくださいました。この心遣いには本当に感謝です。予約は必須で、ネイバーには電話番号が載っておらず、携帯電話でのみ予約を受け付けているとのことでした。カウンター席とテーブル席が豊富に用意されており、奥には8人から10人程度の少人数グループ向けの個室もありました。 🎉 驚きの連続!ホルモンおまかせコース体験 それでは、いよいよ「ホルモンおまかせ」の始まりです。 🍴 一皿目:スモチとシロセンマイ ~内臓の概念を覆す前菜~ 最初の料理は2種類。通常は一皿にたっぷり盛り付けられるそうですが、一人だったので少量ずつ味見ができるように準備してくださいました。 スモチ:牛の直腸を茹でてベーコンのように仕立てた一品。燻製の香りが漂い、食感は非常にモチモチとしていて、噛み切れるのに柔らかい。まるで湯通ししたベーコンのような風味です。爽やかな柚子ポン酢が燻製香と見事に調和していました。 シロセンマイ:薄くスライスされた白いセンマイ(牛の第三胃)。こちらも酸味のあるポン酢にゴマが散りばめられ、香ばしさが加わっています。普段、センマイをあまり好んで食べない私ですが、これは全く抵抗なく美味しくいただけました。 🍷 完璧なワインペアリング ~カリフォルニアシャルドネとの出会い~ この日のために私が選んだのは、カリフォルニア「サンタバーバラ カウンティ」のシャルドネ。バニラやバター、香ばしいトーストのアロマが際立つ、ボディのしっかりしたワインです。検索してみると、大腸のような脂の乗った焼き物だけでなく、こうした冷菜にも合うだろうと直感したんです。実際に、スモチの燻製香とも、センマイのさっぱりとしたゴマポン酢とも相性抜群で、この日提供された料理全てに完璧に寄り添うマリアージュを見せてくれました。 🍖 三皿目:牛心臓のグリル ~ワイルドながら上品な味わい~ 厚切りにされた牛心臓のグリルは、まるでステーキのよう。一口食べると、表面の香ばしさ、そして噛むほどに広がる弾力のある食感がたまりません。塩と胡椒、そして柚子胡椒が入った醤油が添えられており、心臓本来の野性味溢れる風味を際立たせつつも、上品な味わいに仕上がっています。この料理も先ほどのシャルドネと素晴らしいハーモニーを奏でました。 🍖 四皿目:大腸のグリル ~概念を覆す絶品大腸~ 大腸は、縦に半分に切り、皮目をパリッと焼き上げて提供されました。脂が多い部位なので「もたれないかな?」と少し心配しましたが、一口食べて驚愕!丁寧に下処理されているおかげか、全く脂っこさがなく、非常にクリーンで香ばしい。これまでの大腸の概念を覆す、私が今まで食べた中で一番美味しい大腸でした。ここでも胡椒が効いた塩と最高の組み合わせです。 🍤 五皿目:大腸鍋 ~〆にもぴったりの澄んだスープ~ 途中で供されたのは、大腸入りの「もつ鍋」です。大腸、キャベツ、豆腐、ニラなどの野菜がたっぷり入っており、スープは非常に澄んでいます。コッテリした印象とは裏腹に、野菜の甘みと大腸の旨味が溶け込んだ、さっぱりとしていながら奥深い味わい。このスープを味わうと、早くも〆のご飯が食べたくなります。 🍚 〆のお食事:炒めご飯と牛テール蒸し 最後の食事は、炒めご飯と牛テール蒸しです。 炒めご飯:ホルモンの脂を使って炒めたご飯は、全く脂っこくなく、香ばしくてパラパラ。野菜のシャキシャキとした食感も良いアクセントになっています。中華料理店の本格炒飯にも負けない完成度でした。 牛テール蒸し:ジャガイモ、人参、玉ねぎと共にじっくりと煮込まれた牛テールは、箸で触れるだけでホロホロと崩れるほど柔らか。韓国式のテール煮込みよりはあっさりとした味付けで、ほのかな甘みがあります。ご飯と合わせて食べても絶品でした。 ちなみに、もつ鍋のスープがとても美味しかったので、追加で麺をお願いしました。日本製の独特なうどん麺で、稲庭うどんと素麺を合わせたような滑らかな食感。スープによく絡み、小麦粉臭さも全くなく、最後まで美味しくいただけました。 🍮 驚きのデザート ~クリームチーズと鰹節の異色の組み合わせ~ デザートは、なんとクリームチーズに鰹節と刺身醤油をかけたという、非常にユニークな一品。提供時に「好き嫌いが分かれるかもしれません」と説明がありましたが、私はこれがとても面白く、美味しく感じました。濃厚なクリームチーズのコクと、鰹節と醤油の塩気、そして添えられたキャベツのシャキシャキ感が絶妙なハーモニーを奏で、この店の個性を最後まで印象付けました。ワインのつまみとしても最高です。 💯 総評:清潭洞「ホルモン」は内臓料理の概念を変える店 清潭洞の「ホルモン」でいただいた全8品のホルモンおまかせは、期待をはるかに超える満足度でした。冷菜から焼き物、煮込み、食事、デザートに至るまで、多様な調理法で飽きさせることなく、最後まで楽しませてくれました。特に、心臓や大腸といった素材の丁寧な下処理と、それを最大限に活かす調理技術は圧巻です。 1人35,000ウォンという価格で、これほど質の高い料理と充実したコースをいただけるのは本当に素晴らしい体験です。ワインとのマリアージュも完璧で、近年のコース料理で最も印象に残るペアリングでした。遅い時間まで営業しているので、気の置けない友人と語らいながら、ゆっくりと美酒と美食を楽しむのにぴったりの場所です。内臓料理が好きな方はもちろん、今まであまり食べたことがないという方にも、ぜひ一度訪れてみてほしい名店です。

【木浦の隠れ名店】地元民だけが知る幻の高級魚ミナリ(イシモチ)!感動の美食体験

'www.youtube.com/embed/UC5QwOHlfAQ' 木浦の隠れ名店 木浦の秘宝!地元民が守り抜く「幻のミナリ(イシモチ)」を求めて 皆さん、こんにちは!今年はまだ高級魚「ミナリ(イシモチ)」を食べていないことに気づき、急遽、ミナリを求めて韓国南西部の港町、木浦(モクポ)へやってきました。実は今、近くの新安(シナン)でエビ祭りが開催されており、そのついでに立ち寄ったのですが、そこで耳にしたのは「地元民だけが知る、誰も知らない幻の맛집(マッチャン=美味しい店)」という情報でした。YouTubeでもほとんど紹介されていないというそのお店、期待に胸を膨らませて訪問しました。 予約必須の隠れた名店とその価格 このお店は、まず「予約なしでは入れない」という徹底ぶり。まさに地元民の隠れ家といった雰囲気です。メインはミナリと真鯛(ドミ)で、両方を楽しむハーフ&ハーフも可能。価格は時価で変動しますが、私が訪れた日は一人前5万ウォンでした。昔のブログも遡って調べたのですが、通常4万ウォンから5万ウォン程度とのこと。しかし、その内容を知れば、この価格がどれほど破格かすぐに理解できるでしょう。 怒涛のサイドディッシュと豪華な刺身盛り合わせ 席に着くと、テーブルいっぱいに広がるのは、メインのミナリを待つ間に楽しめる豪華なサイドディッシュの数々です。これがまた本当に素晴らしいのです。 ミナリのブレ(浮袋):これぞミナリの真骨頂!まるで海のガム。最初は牛肉の脊髄のような柔らかさで、噛むほどに旨味が広がり、最後はガムのようにモチモチとした食感に変化します。 ミナリの皮:油でサッと炙られた皮は、香ばしさと共に驚くほどの弾力。豚の皮にも似たコラーゲンたっぷりの食感で、日本酒や焼酎の肴に最高です。 天然真フグの刺身:まさかのフグ刺しが基本で提供される贅沢さ! コノシロ(チョノ)の刺身:秋の味覚として知られるコノシロ。新鮮で身が締まっており、特製のジャン(味噌)との相性が抜群です。 ヒラメ(ソデ)、メバル(ヨルギ)などの刺身:様々な種類の新鮮な地魚が並びます。 カニのヤンニョムケジャン(タレ漬け):新鮮なカニを特製ヤンニョムに漬け込んだ、ご飯泥棒とも言われる絶品です。 手作りキムチの数々:地元全羅道(チョルラド)の深い味わいを感じさせる、ネギキムチ(パキムチ)やカクテキ、ヨルムキムチ(若大根キムチ)など、一つ一つが専門店レベルの美味しさです。特にパキムチは、漬けて間もないのに熟成されたような深い味わいがあり、感動的でした。 チャンジ(漬物):まるで高級な大根の漬物。シャキシャキとした食感と爽やかな風味が食欲をそそります。 ついに登場!本命ミナリの刺身 そしてついに、主役のミナリの刺身が登場しました。大きく分厚く切られた身は、見るからに新鮮そのもの。口に入れると、その食感と甘みに衝撃を受けます。まさに「今年のベスト3に入る最高の食事」と断言できるほど。ミナリは淡白な部分から脂の乗った部分まで、様々な部位の味と食感が楽しめます。特に脂の乗った「腹身(ペッサル)」は、まるで大トロを思わせる濃厚さ。なのに後味は驚くほどクリアで、全くしつこくありません。様々なサイドディッシュやキムチと合わせて食べることで、また違った表情を見せてくれます。 締めくくりの極上「ミナリのチリタン(澄まし汁)」 ミナリを存分に堪能した後に提供されるのが、「ミナリのチリタン(澄まし汁)」です。唐辛子入りのメウンタン(辛い鍋)と選べますが、断然おすすめはチリタン。これがまた、想像を絶する美味しさなのです。ミナリの骨から丁寧に取られた出汁は、驚くほど濃厚で、まるで上質な豚骨スープのように口の中にまとわりつく旨味。生まれて初めて食べるような、感動的な味でした。この一杯だけで焼酎が何本も飲めてしまうほどです。 たった2000ウォンの衝撃!「魚粥(オジュク)」 さらに驚いたのは、2000ウォンで提供される「魚粥(オジュク)」です。通常1万ウォン以上する魚粥が、この価格で食べられるのは信じられません。黒ゴマと混ぜられたような独特の色合いで、一口食べると、体に染み渡るような滋味深い味わい。まさに「魚で滋養を取る」という感覚を久々に味わいました。これはもう、秘密にしておきたいレベルの逸品です。 総評:忘れられない木浦の美食体験 この木浦の隠れた名店での食事は、一人5万ウォンという価格をはるかに超える価値がありました。江南の20万ウォン以上の高級料理店にも匹敵する、いやそれ以上の感動体験です。ミナリの美味しさはもちろん、その全てを彩るサイドディッシュ、そして締めくくりのチリタンと魚粥に至るまで、全てが完璧でした。全羅道の豊かな食文化と、地元の人々の温かい心を感じることができる、本当に素晴らしいお店です。もし新安や木浦を訪れる機会があれば、ぜひこのお店を訪れてみてください。(ただし、予約は必須です!) 場所:木浦(モクポ)市内(詳細な店名は、あまりにもローカルすぎて「誰も知らない」というコンセプトのため記載できませんが、木浦で「ミナリ専門店」を探し、予約することをおすすめします。) 一般的な評価:地元民に愛される隠れた名店。コスパ・味ともに最高レベル。絶対におすすめ。

全羅道の美食探訪:地元が愛する隠れ家で究極の「ナムドペクバン」を堪能

'www.youtube.com/embed/nNE4S75wZyA' 全羅道の美食探訪:地元が愛する隠れ家で究極の「ナムドペクバン」を堪能 全羅道の美食探訪:地元が愛する隠れ家で究極の「ナムドペクバン」を堪能 韓国南西部に位置する全羅道は、「美食の宝庫」としてその名を馳せています。今回は、そんな全羅道で体験した、まさに「究極」と呼ぶにふさわしい白飯(ペクバン)の旅をご紹介します。想像をはるかに超える品数、そしてその一つ一つが絶品という、驚きの美食体験が待っていました。 圧倒的な品数に驚愕!全羅道ならではの「ナムドペクバン」 全羅道の食事といえば、ずらりと並ぶおかずの数々が有名です。しかし、今回私たちが訪れたお店は、その概念を覆すものでした。以前、お粥屋さんでさえ20品ものおかずが出てきて驚いた経験がありましたが、本格的な白飯専門店である「ナムドペクバン(南道白飯)」では、その比ではありません。 全羅道の白飯文化には、特別な特徴があります。それは、ご飯をいくら食べてもおかずが次々と補充されるという「無限おかず」システム。ご飯をお腹いっぱい楽しみたい方にはたまらない魅力です。特にご飯好きには、この文化はまさに至福の時間を提供してくれます。 タイムスリップしたような空間「発掘系」の隠れ家食堂 このお店は、まさに「隠れた名店」という言葉がぴったりでした。ターミナルの近くに位置するにもかかわらず、その外観は看板も古く、まるで一般の民家のような佇まい。初めて訪れる人にとっては、どこが入り口なのか迷ってしまうほどです。しかし、これがまた「発掘の楽しみ」というもので、期待感を高めます。 店内に足を踏み入れると、そこは驚くほど広々とした伝統的な家屋が広がっていました。聞けば、この家屋は約400年もの歴史を持つとのこと。そして、現在の食堂として営業を開始してから約60年だそうです。古いながらも手入れが行き届き、昔ながらの温かい雰囲気が漂っています。ここは食事をする場所というよりは、まるで歴史ある大邸宅に招かれたような気分にさせてくれる空間でした。 このお店は非常に人気が高く、「パプケッティング(ご飯+チケットティング)」という言葉があるほど、予約なしでは入店すら難しいと言われています。私たちは事前に予約をしていたため入ることができましたが、その人気ぶりからも、地元の食通たちに深く愛されていることが伺えます。 これが本物!衝撃の「一膳盛り」と絶品魚料理の数々 席に着くと、テーブルがないことに気づき一瞬戸惑いますが、すぐに驚きの光景が繰り広げられます。熟練のスタッフが、床に直接、巨大な木製の一膳盛りをまるでパフォーマンスのように運び入れてくるのです。その瞬間、思わず「うわぁ!」と感嘆の声が漏れました。その一膳には、数え切れないほどのおかずがぎっしりと並べられており、まさに「圧巻」の一言です。 料理は、海鮮を中心とした全羅道ならではの山海の幸が満載です。特に印象的だったのは、以下の料理でした。 クルビ(ボリグルビ):特に栄光(ヨングァン)地方の特産品である「ボリグルビ(麦クルビ)」は絶品です。干して熟成されたイシモチは、独特の風味と旨味が凝縮されており、ご飯が止まらない「ご飯泥棒」です。お店の方曰く、「欲しいだけお出しします」とのことで、心ゆくまで堪能できました。ちなみに、チョギ(イシモチ)とクルビの違いは、生がチョギで、塩漬けにして干したものがクルビ、とお店の人が教えてくれました。 ホンオ(ガンギエイ):全羅道の郷土料理として知られる発酵ガンギエイ。独特のアンモニア臭が特徴ですが、このお店のものは熟成が控えめで、初めての方でも比較的食べやすいと出演者も驚いていました。 ヤンニョムケジャン(カニのヤンニョム漬け):新鮮なカニを特製の甘辛いヤンニョムで和えた一品。これもご飯が進む代表的なおかずです。 ビョンオ(マナガツオ):肉厚でジューシーなマナガツオも、上品な味付けで提供されます。 その他、珍しい野菜の和え物や煮物、チゲなど、彩り豊かで手の込んだ料理が30品以上も並びます。 これだけの品数と質の料理でありながら、価格は15万ウォン(約15,000円)。大人6人以上が十分に満足できる量で、そのコストパフォーマンスの高さには驚くばかりです。まさに「歴代級」の美食体験でした。 全羅道の味覚の真髄:バランスの取れた絶妙な味付け 全羅道の食堂の中には、観光客向けに味が濃いめに調整されている店も少なくありません。しかし、この隠れた名店は違いました。全ての料理の塩加減が絶妙で、決して濃すぎることがなく、素材本来の味が引き出されています。これは、地元の人々が日常的に食べる「本物の全羅道の味」と言えるでしょう。 品数が多いだけでなく、その一つ一つの味が完璧に調和しており、まるでオーケストラのよう。どれを食べても美味しく、箸が止まることがありません。出演者のウォン・ジナさんも、その食べっぷりから料理の美味しさを全身で表現していました。 まとめ:全羅道旅行で絶対に訪れたい美食の聖地 今回訪れた全羅道の白飯食堂は、単なる食事処ではなく、全羅道の食文化と歴史を肌で感じられる特別な場所でした。圧倒的な品数、歴史ある空間、そして何よりもその絶妙な味付けは、まさに「究極の美食体験」と呼ぶにふさわしいものです。 全羅道へ旅行される際は、ぜひこの「発掘系」の隠れた名店を訪れてみてください。ただし、人気店のため、事前の予約は必須です。この素晴らしい食体験は、あなたの旅を忘れられないものにしてくれることでしょう。