'www.youtube.com/embed/_KdJeW3ue7A' 大田で味わう贅沢な黒豚おまかせ!探訪洞の人気店で五感を刺激する美食体験 大田で味わう贅沢な黒豚おまかせ!探訪洞の人気店で五感を刺激する美食体験 今回は、美食の街・大田、特に焼肉店がひしめき合う探訪洞(タンバンドン)にある「済州黒豚おまかせ」を訪れました。外観からして洗練されており、まるでワインバーのような雰囲気。店内に一歩足を踏み入れると、温かい木材のバーカウンターが広がり、オープンキッチンで店主が目の前で丁寧に肉を焼き上げてくれる、まさにパフォーマンスのような食事体験が待っています。 非日常を演出する空間とサービス 「済州黒豚おまかせ」は、ただ食事をするだけでなく、五感で楽しむことを重視したお店です。店主が一つ一つの部位について丁寧に説明しながら焼き上げてくれるため、肉の知識が深まるだけでなく、最高の状態で提供される一品一品を心ゆくまで堪能できます。その洗練された雰囲気は、インスタグラムのストーリーを何枚も投稿したくなるほど。記念日や特別な日のデートにもぴったりな、非日常的な空間が広がっています。 珠玉の黒豚おまかせコースを徹底レポート コースは一人300gのボリュームで、様々な部位が趣向を凝らした形で提供されます。今回はその一部始終をご紹介しましょう。 1. 安心(アンシム)~キャビア添えのサプライズ~ 最初の部位は、脂肪が少なく柔らかな「安心(アンシム)」です。軽く塩で下味をつけ、絶妙な焼き加減で提供されます。特に感動したのは、その上に乗せられたキャビア。牛肉でキャビアを乗せることはあっても、豚肉で体験するのは初めてでした。脂の少ないアンシム肉は、炭火の香ばしさが加わり、口の中でとろけるような柔らかさ。キャビアの量は控えめでしたが、その贅沢な組み合わせは、まさに「韓牛(ハヌ)にも引けを取らないビジュアル」でした。 2. 希少部位の競演:ヨックリサル&ドルミサル 続いて登場したのは、あまり馴染みのない希少部位「ヨックリサル(横隔膜)」と「ドルミサル(後頸肉)」です。ヨックリサルは済州島では「白い肉」とも呼ばれ、ハントンのようなもっちりとした食感と豊かな肉汁が特徴。一方、ドルミサルは「コドゥルサル」とも呼ばれるコリコリとした食感の部位で、脂の香ばしさ、皮の弾力、そして適度な肉汁が三位一体となり、噛むほどに旨みが広がります。これらの部位は、天然塩、椎茸塩、セウジョッ(アミの塩辛)の3種類の薬味で楽しむことができ、特に中央の2種類の塩が肉の旨みを引き立ててくれました。黒豚ならではの濃厚な脂の風味と、奥深い旨みが堪能できる逸品です。 3. 骨付き肉の醍醐味:背骨カルビ(ドゥンカルビ) 背骨に沿った「ドゥンカルビ(背骨カルビ)」は、噛むほどに凝縮された肉の旨みと香ばしさが広がる部位です。アンシムよりも歯ごたえがありますが、肉本来の風味は格段に強く感じられます。小さくカットされているため食べやすいですが、骨付き肉の醍醐味として、一本くらいは豪快に手で持ってかぶりつきたくなる衝動に駆られました。 4. 済州の風味と贅沢な組み合わせ:モクサル、カブリサル モクサル(豚肩ロース):アンシムやドゥンカルビと比較すると、最も柔らかく、口の中でとろけるようなジューシーさ。淡白なアンシムややや硬めのドゥンカルビとは異なり、モクサルはバランスの取れた絶妙な食感でした。 ガブリサル(豚トモバラ)とトリュフ、ホタテ:「豚肉のミシュランバージョン」と称される一品。最も脂が乗った部位の一つであるガブリサルに、トリュフオイルではなく、なんと本物のトリュフをスライスして乗せてくれます。口に入れた瞬間の肉の旨みとトリュフの芳醇な香りが絶妙なハーモニーを奏でます。この日はトリュフの香りがやや控えめでしたが、コースの中でも特に贅沢感のある一皿でした。 5. 黒豚サムギョプサル&意外な一品 お肉の王道「サムギョプサル」は、外はカリカリ、中はジューシーな最高の仕上がり。黒豚特有の奥深く濃厚な風味が存分に楽しめ、改めてサムギョプサルは塩焼きが一番だと実感しました。 コースの途中で提供されるのは、まさかの「トリュフチャパゲッティ」。ボリューム満点で、二人で1.5人前くらいの量がありました。濃厚な豚肉料理の合間には、冷麺やビビンククスのようなさっぱりとした麺類も良いですが、トリュフの香りが効いたチャパゲッティもまた、ユニークな体験でした。 6. 究極の豚皮(コプテギ)と希少部位:サルチサル 豚皮(コプテギ):外はサクサク、中はもちもちとした食感で、これまで食べた豚皮の中で一番の美味しさでした。脂っこすぎず、硬すぎず、その絶妙なバランスは職人技。豚の脂の香りが上品に立ち上ります。サイズが小さかったのが唯一の心残りでした。 サルチサル(豚ハネシタ):牛肉ではお馴染みのサルチサルですが、豚肉では珍しい部位です。首の骨に近い特殊部位で、美しいサシはなく、繊維が緻密でしっかりとした歯ごたえ。脂っこさがなく、豚肉本来の淡泊な旨みが際立つ、上品な部位でした。 7. 〆とデザート 〆には「ジェユク(豚肉の甘辛炒め)」が登場。ご飯は別ですが、辛すぎない優しい味付けでした。最後は、乳脂肪分の多い濃厚でクリーミーなアイスクリームで、口の中をさっぱりと締めくくります。 総評:非日常を味わう、満足度の高い黒豚おまかせ 「済州黒豚おまかせ」は、雰囲気の良い空間で、一品一品をじっくりと味わいながら食事を楽しむには最適な場所です。今回の訪問では、途中に口直しとなるようなメニューや汁物があれば、さらにコース全体のバランスが良くなると感じました。しかし、豚肉のおまかせというジャンル自体がまだ希少な中で、これだけのクオリティと合理的な価格で提供している点は非常に魅力的です。 大田で、少し贅沢をして非日常を味わいたい方、美味しい黒豚を心ゆくまで堪能したい方には、ぜひおすすめしたいお店です。ごちそうさまでした! 店舗情報: 店名: 済州黒豚おまかせ 場所: 大田市…
Tags: オマカセ, キャビア, グルメ, サムギョプサル, デート, トリュフ, パフォーマンス, 大田, 希少部位, 探訪洞, 済州黒豚おまかせ, 焼き肉, 記念日, 豚肉, 贅沢, 韓国グルメ, 黒豚
'www.youtube.com/embed/4fzSM8D1rnU' 【ソウル】ペク・ジョンウォン「人生설렁탕」体験記:価格と味のリアルな評価! 【ソウル】ペク・ジョンウォン「人生설렁탕」体験記:価格と味のリアルな評価! 皆さん、こんにちは!マッサです。 ソウルでのスケジュールを終え、帰る前に小腹が空いたので温かいソルロンタンを一杯食べようと立ち寄りました。最近、有名な料理研究家ペク・ジョンウォン氏が手がける飲食店が増えていますが、今回訪れたのはその中の一つ、「人生설렁탕(インセンソルロンタン)」です。価格がリーズナブルという評判を聞いていたので、期待を胸に夕食をいただくことにしました。 「人生설렁탕」の概要:ソウルで人気のペク・ジョンウォン氏プロデュース店 「人生설렁탕」は、韓国の食文化を牽引するペク・ジョンウォン氏がプロデュースするソルロンタン専門店です。彼の店舗は、手軽に本格的な韓国料理を楽しめることで知られ、今回訪れたソウルの店舗も例外ではありません。手頃な価格でソルロンタンを提供しており、多くの客で賑わっていました。 メニューと価格:通常と特の違い 着席後すぐに料理が運ばれてきました。メニューはシンプルで、ソルロンタンがメインです。「通常(ポトン)」が6,500ウォン、「特(トゥク)」が8,900ウォン。その差は2,400ウォンです。お店の説明によると、特にはスジ肉が約7切れ多く入っているとのこと。この価格差でボリュームアップなら、「特」を選ぶのがお得だと感じました。 実食レビュー:スープ、麺、サイドメニュー、そしてメインの肉 スープと麺のボリューム スープは一口いただくと、すでにしっかりとした味がついていました。むやみに塩を加えず、まずはそのままの味を楽しむことをお勧めします。濃厚でありながらもしつこくなく、素朴な味わいです。 麺の量にも驚きました。器の半分ほどを占めるほどのたっぷりとした素麺が入っており、これだけでかなりの満足感があります。お腹を空かせた人には嬉しいポイントです。 サイドメニューの評価:カクテキとキムチ ソルロンタンに欠かせないのが、キムチとカクテキです。 カクテキ(大根キムチ):少し柔らかめの食感ですが、酸味が効いていて非常に美味しいです。ソルロンタンの味を引き立てるのに最適で、おかわりしたくなるほどでした。 キムチ(浅漬け風):一般的な熟成キムチではなく、浅漬けの「コッチョリ」に近いタイプ。爽やかさはありますが、個人的にはやや曖昧な味に感じられ、カクテキほどは好みではありませんでした。 ヤンニョムジャン(薬味味噌)は、「特」にのみ提供されるようです。 メインの具材(肉)への正直な感想 一番気になっていたお肉の評価です。薄くスライスされた肉は、とても柔らかく煮込まれていました。しかし、それが仇となり、口に入れるとすぐにホロホロと崩れてしまいます。 この食感はまるで集団給食で出てくるお肉のようだと感じました。ソルロンタン専門店として、お肉の食感や存在感は非常に重要ですが、残念ながらここでは物足りなさを感じざるを得ませんでした。肉がすぐに崩れてしまうため、「お肉を食べている」という満足感が得られにくかったのが、今回一番残念だった点です。 「価格相応の味」という評価に同意 世間では、「ペク・ジョンウォン氏の店は、その価格でその程度の味」という評価も耳にすることがあります。今までそうは思わない部分もありましたが、今回の「人生설렁탕」の体験、特に肉の質に関しては、この意見に同意せざるを得ません。安価であることは素晴らしいですが、メインの具材であるお肉の質にはもう少し改善の余地があると感じました。 もちろん、スープは美味しく、麺のボリュームもあり、カクテキは絶品でした。全体的に見れば「価格相応」で悪くないのですが、お肉への期待値が高かった分、少し残念な気持ちが残りました。他にもチョンゴル、スユク、カルグクスといったメニューもあるようですが、今回はソルロンタンの味で全体の評価を判断しました。 マッサの最終評価とまとめ 「人生설렁탕」は、ソウルで手軽にソルロンタンを楽しみたい時には良い選択肢になるでしょう。特に、お腹いっぱいに麺とスープを味わいたい方にはお勧めできます。 しかし、「本格的なお肉のソルロンタンをじっくり味わいたい」という方にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。価格は非常に魅力的ですが、味の面、特に肉の品質については、今後の改善に期待したいと思います。 マッサでした。ごちそうさまでした!
Tags: グルメ, コスパ, ソウル, ソルロンタン, ディナー, ペクジョンウォン, マッサ, ランチ, レビュー, 人生설렁탕, 体験記, 大衆食堂, 韓国料理, 韓国旅行, 백종원, 인생설렁탕
'www.youtube.com/embed/bj80js0gs3o' 梨泰院ウラムハンで味わう極上韓牛オマカセとバランタイン30年:至福のウイスキーマリアージュ体験 こんにちは、ジンです。私が「マリアージュ」というニックネームでYouTubeチャンネルを始めて以来、多くの方々から「マリアージュ」の意味についてご質問をいただきました。普段からお酒を楽しむため、マリアさんが名前でお酒の「酒」をつけたのかと尋ねる方もいらっしゃいました。動画やコメントで何度か説明しましたが、「マリアージュ」とはフランス語で「結婚」を意味します。 美食の国フランスでは、この「結婚」という言葉を、料理と飲み物の相性を表現する際に用います。美食だけでなく、ワインの国でもあるため、料理と相性の良いワインを見つけた時に「最高のマリアージュだ」と表現するのです。現在ではフランスだけでなく、世界中の国々で、料理だけでなくファッション、IT、ビューティーなど、様々な分野で良い相性や化学反応が起こった際に使われています。 ご存じの通り、私も食事をする上で最も重要だと考えているのが、この料理と飲み物の相性です。疲れた一週間の幸せを、週末の美味しい料理と相性抜群の飲み物で締めくくれば、これ以上の喜びはありませんよね。今回ご紹介するのは、韓牛とウイスキーを組み合わせたガラディナーイベントです。ソウル市竜山区梨泰院洞のソウォルギルに位置する「ウラムハン」をご紹介します。 梨泰院「ウラムハン」:お店の紹介と雰囲気 梨泰院の「ウラムハン」は、2017年にオープンした韓牛オマカセの専門店です。私はおそらく2018年か2019年頃に一度訪れたことがあるのですが、正直なところ、その時は料理にそれほど強いインパクトを感じませんでした。しかし、今回再訪した「ウラムハン」の料理は、以前とは比べ物にならないほど素晴らしかったと断言できます。肉の構成自体には少し物足りなさを感じましたが、その他の料理が非常に秀逸でした。 基本情報 場所:ソウル市竜山区梨泰院洞ソウォルギル沿い サービス:バレットパーキング可能 営業時間:毎日午後5時30分~午後11時(コロナ期間中は一時的に午後10時まで) 定休日:日曜日 空間と雰囲気 お店に入った瞬間、韓牛オマカセの店というよりは、まるでワインバーやウイスキーバーに足を踏み入れたかのような気分になります。壁一面に並べられたワインボトルや、ウイスキーバーを思わせる膨大な種類のウイスキーが、どこかパブのような雰囲気も醸し出しています。小さな空間を抜けると個室が2つあり、ここで食事が進められます。開けた窓からは解放村(ヘバンチョン)の素晴らしい景色が一望できます。 韓牛オマカセとウイスキーペアリングの特別な夜 このお店は、韓牛オマカセとウイスキーを組み合わせ、「マリアージュ」を表現する専門店です。他のお店でワインペアリングや伝統酒ペアリングがあるように、ここにはウイスキーペアリングメニューが別に用意されています。今回はプレミアムウイスキーブランドである「バランタイン」が主催する特別なウイスキーイベントがあり、それを目指して訪れました。なんと30年熟成のウイスキーを含むバランタインと韓牛オマカセのマリアージュが楽しめるというのです。それでは、肉とウイスキーの出会いを始めましょう。 料理とウイスキーの素晴らしいマリアージュ 最初のペアリング:繊細な「アスパラガスソン」とバランタイン12年 まず最初に提供されたのは、「ソン(仙)」というコースのアスパラガス料理です。メニュー名と出てきた料理を見て、韓国の宮廷料理を思い出しました。アスパラガスと野菜を使ったソン料理で、以前の訪問時には和食に集中した印象はなかったのですが、今回は韓牛オマカセを韓食として昇華させていると感じました。アスパラガスにジャガイモとニンジンをデンプン粉で包んで揚げたものは、一口食べた瞬間に感動するほどの美味しさ。餅のようにモチモチとしたデンプン粉の食感と、野菜の瑞々しさが絶妙で、胃に優しく染み渡ります。野菜の香りもそのまま生きており、わずかに加えられた海老のプリプリとした食感と香りが、野菜と見事に調和していました。脇に添えられた練り辛子ソースが、韓食の風味をさらに引き立てています。 最初のペアリングウイスキーは、バランタイン12年です。重厚で奥深く、バーボンのような濃厚な風味がありました。ボディはそれほど重くないものの、チョコレートやコーヒーのような深い香りが感じられ、この日のウイスキーの中ではエントリークラスながら非常に満足度が高かったです。特に、この野菜料理とウイスキーが合うのかと疑問に思いましたが、不思議なほど見事に調和していました。まさに素晴らしいマリアージュが表現されており、この日の最初のマリアージュ体験として強烈な印象を残しました。 2番目のペアリング:内臓入り「卵蒸し」と重厚なウイスキー 次に提供されたのは「卵蒸し(ケランチム)」です。低温調理されているためか、柔らかくてもっちりとした食感で、中に入った内臓の香ばしさが口いっぱいに広がります。上にかかったソースは醤油の香りがわずかにして、やはり韓食の料理によく合いました。ただし、火入れの温度がやや高かったのか、寿司屋や和食店で出てくる茶碗蒸しに比べると、少ししっかりとした食感でした。普段、とろけるような和風の茶碗蒸しを好んで食べる私としては、もう少し滑らかに仕上げていればと感じました。 肉料理と共に、2番目のウイスキーが提供されました。非常に男性的な香りで、革、タバコの葉、乾いた木のような香りが特徴です。熟成された重厚感がベルベットのように舌触り豊かに感じられ、まさに年月が味に凝縮されているかのようでした。これは本当に肉と一緒に味わいたい、最高のウイスキーだと感じました。 極上の肉料理とウイスキーの奥深さ 肉はサーロインと、希少部位であるトシサル(ハラミの一部)、サルチサル(ミスジの一部)が用意されました。まず、脂身の少ないサーロインから焼いていただきます。適度な厚さにカットされており、脂の少ない部位なのでミディアムからミディアムレアの焼き加減が完璧でした。ただ、この日のサーロインは少し筋張ったような食感が気になりました。肉質そのものではなく、熟成やカットの仕方が影響したのかもしれません。肉の風味は良かったのですが、最初の肉料理としては柔らかさが少し惜しかったです。 次にトシサルです。この店では、肉を焼く前に塩を振り、焼いた後に胡椒を振って香りを立たせるのが特徴です。最初の肉一口目のピリッとした胡椒の香ばしさは良かったのですが、全体的に胡椒の香りが強いため、肉の部位ごとの個性が少し隠れてしまうようにも感じました。個人的には、脂の多い部位には胡椒を、サーロインやトシサルなどの部位には肉本来の味を活かす方が良いのではないかと思いました。 この日、特に美味しかったのがサルチサルです。脂身の多い部位ですが、炭火で焼くこの調理法と、仕上げに振る胡椒がサルチサルと非常によく合っていました。脂はしっかりあるのに、しつこさや柔らかすぎる食感ではなく、非常に弾力のある歯ごたえが特徴的でした。焼き加減も完璧で、脂と胡椒が織りなす香ばしさがワサビの風味とも見事に調和していました。 夢の競演!バランタイン30年特別ブレンド体験 そしてこの日のハイライト、バランタイン30年を味わいます。肉を焼く前にウイスキーを持ってきて説明してくれましたが、特にバランタイン30年は、独特の香りを他の材料とブレンドして提供されました。ドライイチジクやドライペア(洋梨)が入った緑茶と蜂蜜で作られたハニーコムをボウルに入れ、そこにウイスキーをゆっくりと注ぎながら香り付けをするそうです。このブレンド用の機械は、ガラス工芸家との共同制作で、世界に25台しかなく、韓国には1台しか輸入されていないとのことです。 私はまず、ブレンドされていない30年ものを試飲しました。17年ものと比べると、重厚な香りやバニラの香りというよりは、意外にもピート香を感じました。ペパーミントのような爽やかさがあり、よりライトな印象を受けます。次に、ブレンドされた30年ものを続けて試飲。わずかなブレンドにもかかわらず、バニラビーンズの香りが濃厚に立ち上り、非常に豊かな味わいに変化していました。特に30年ものは喉越しが非常に滑らかで、時間が経つにつれて香りがさらに持続し、開花していくような感覚です。このような深みのある香りは、ドライエイジングステーキと共に楽しみたいと思わせる味わいでした。 創造性あふれる一品料理の数々 次は、韓牛ユッケ料理です。黒いゼリーはキムチの漬け汁で作られているそうで、上には雪に見立てたものが乗っています。よく混ぜて食べると、キムチの香ばしさとユッケの組み合わせが素晴らしく、韓食をベースにしながらも非常に面白く、これまで食べたユッケの中で最も印象に残る一品でした。特にブレンドされていないバランタイン30年と12年によく合う料理でした。この他にも、様々な料理と肉を味わいながら、どの部位にどのウイスキーが合うかを探す楽しみもありました。 豪華なセカンド肉コースと特製ソース 2回目の肉料理として、コットゥンシム(花ロース)と手切りチャドルバギ(薄切りブリスケ)、サルチの後ろについたテンシム(ロース)を塩で味付けした安東(アンドン)風のヤンニョム肉が用意されました。肉が焼ける間に、キノコ出汁を添えた肉餃子(マンドゥ)が提供されました。出汁は非常にあっさりとしていながら、キノコの香りがしっかりと感じられます。餃子も味付けが濃すぎず、素材本来の味がよく表現されていました。現在の「ウラムハン」の料理を見ると、以前のようなパブのような雰囲気よりも、両親を連れて行くのにふさわしい、落ち着いた韓食の雰囲気に合っていると感じました。 次にコットゥンシムが焼かれ、特製のソースと共に供されました。このソースはトハジョッ(イカの塩辛)で作られたもので、トハジョッにブルーチーズと卵黄が入っているそうです。少し珍しい組み合わせですが、ブルーチーズは意外に感じつつも、相性は悪くありませんでした。説明を聞かずに食べたらブルーチーズが入っているとは気づかないほど、トハジョッの風味と卵黄の味が前面に出ていて美味しかったです。 斬新な「手切りチャドルバギ」とサイドメニュー 今度は手切りのチャドルバギです。生肉を包丁で切っているそうで、そのため厚みがあり、焼かれたチャドルバギは縦に切られ、上にはパムチム(ネギの和え物)が乗っていました。厚めにカットされているので食感が非常に面白く、オドルオドル(コリコリ)としていながらもモチモチとした食感と香ばしい脂身がパムチムと見事に合います。 また、途中でユッケが準備されたり、タコスも提供されました。ここは食事の量が非常に多いのが特徴です。種類も豊富で量もたっぷり。動画には映っていませんでしたが、肉を一部位ずつ提供するのではなく、たっぷり用意して中央に置かれるので、一般的な男性の食事量でもかなり満足できる量でした。特にタコスは、スタッフがテーブルでその場で手作りしてくれます。パフォーマンスも良く、作っているのを見てから食べるので、より美味しく感じられました。味付け肉とトマト、サワークリームの組み合わせも良かったです。ただ、この日の韓食コース全体の中で、タコス料理は少し意外性があるように感じました。 最後はヤンニョム肉です。ロース部位を塩で味付けし、カルビのタレのような酢を加えており、一般的なカルビを連想させる味わいです。さっぱりしすぎず、かといって味が強すぎることもありませんでした。この時点でお腹がいっぱいでしたが、さらに食事の注文もできました。私はこの日用意された食事の中からビビンククスを選びました。ビビンククスというと、焼肉屋で出てくるような辛くて甘いタレの冷麺を想像していたのですが、出てきたのはごま油のソースと蕎麦(そば)でした。上にはエゴマの葉と大根の醤油漬けが乗っており、ソースと混ぜて食べます。このメニューは、単体で食べれば独特で美味しい「ごま油蕎麦」といった感じなのですが、韓牛の後に香ばしいごま油の蕎麦を食べると、少し脂っこく感じられ、既存のビビンクスの味とは異なり、辛さが少し恋しくなりました。 食事とデザート:韓食の粋で締めくくる デザートには、きな粉クリームを添えたバニラアイスクリームが出ました。最後まで韓食で締めくくられる感覚で、このお店の料理の構成と流れが全体的に非常に素晴らしかったです。 今回は、バランタインの特別イベントが開催され、このような素晴らしいウイスキーと韓牛オマカセを楽しむ食事をすることができました。普段、ウイスキーをあまり積極的に飲むことはありませんでしたが、今回のイベントをきっかけに、特に肉料理との相性がとても良いと感じました。熟成が進むにつれてより深い風味と香りを感じ、比較できる機会も非常に有意義でした。 皆様も美味しい食事と楽しい時間をお過ごしください。それでは、また「マリアージュ」でお会いしましょう!
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'www.youtube.com/embed/eAyrgE2KybY' 天安の隠れた美食を巡る旅:地元民が愛する絶品グルメを探訪! 天安の隠れた美食を巡る旅:地元民が愛する絶品グルメを探訪! 「天安(チョナン)にはホドゥ菓子(くるみ饅頭)しかないんじゃないの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いでした!今回、多くの方のリクエストに応え、天安の地を訪れることに。そこで出会ったのは、地元の人々が「また来たい!」と絶賛する、驚くほど多様で奥深い食文化でした。今回は、天安で出会った数々の「また来た家(トガンジプ)」と、特別にご紹介したい逸品をご紹介します。 【特別企画】地元が誇る「シゴルキム(田舎の海苔)」が驚きの価格で登場! 旅の途中、突然のサプライズとしてご紹介いただいたのが、全羅南道順天(スンチョン)の「シゴルキム」です。この海苔は、当社の番組で販売するたびに大好評を博し、多くの芸能人の方々も購入するほどの一品。今回は、その魅力とともにお得な情報をお届けします。 シゴルキムとは?その魅力と前回の反響 「シゴルキム」は、自社工場で直接作ったごま油を使用しているため、非常に香ばしく、パリパリとした食感が特徴です。最近、海苔の価格が2倍近く高騰している中、中国産の海苔も市場に出回っていますが、シゴルキムは100%国産の最高級海苔のみを使用しています。前回の販売では、予想をはるかに超える注文があり、配送に課題が生じてしまいましたが、今回はその反省を活かし、万全の体制を整えました。 今回のセール情報と配送について 今回は、前回の反響に応え、さらに価格を下げてご提供できることになりました。通常価格39,600ウォンのところ、なんと19,600ウォンでの販売です!一袋あたり300ウォンを切る破格の値段に、スタッフ一同驚きを隠せません。特に秋夕(チュソク)前のお届けを希望される方は、9月6日までのご注文で秋夕前に配送可能です。これは、家族や大切な人への秋夕ギフトにも最適です。 天安グルメの真髄を体験!絶品「また来た家」シリーズ いよいよ天安の本格的なグルメ探訪へ。地元の方々から直接推薦してもらった、とっておきの三軒を巡りました。 1軒目:【病川純大(ピョンチョンスンデ)】本場の味「忠南家」を堪能! 店名: 忠南家 (충남집) 場所: 天安市 東南区 病川面 病川里 (병천면 병천리) 評価: 5/5点 — 極上の体験、まさに天国レベル! 天安に来たら外せないのが「病川純大」。特に地元の人たちが口を揃えて推薦してくれたのが、病川純大通りにある老舗「忠南家」です。この店の純大(スンデ)は、豚の血と野菜、肉がぎっしり詰まっており、一般的な春雨がメインの純大とは一線を画します。一切臭みがなく、肉と野菜の旨味が凝縮された豊かな味わい。特に内臓も新鮮で臭みがなく、濃厚なスープと相まって、まさに「肉のスープ」という表現がぴったりの逸品でした。妊娠中のつわりで匂いに敏感な時期でも食べられたという地元の方の言葉に納得の、衝撃的な美味しさでした。 2軒目:【老舗の洋食?】「晋州会館(チンジュフェグァン)」の衝撃トンカツ! 店名: 晋州会館 (진주회관) 場所: 天安市 西北区 聖歓邑 平安里 (성환읍 평안리) 評価: 4.5/5点 — 懐かしさと新しさが融合した、記憶に残る一皿!…
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'www.youtube.com/embed/1rzUaIoyCkI' 人気YouTuberチャムPDが、ソウル龍山(ヨンサン)で開催されている画期的なワインイベント「ワインキング 2025 冬のワンダーランド」を徹底レポート!ワイン愛好家はもちろん、初心者でも気軽に楽しめる試飲体験と、世界各国の料理との絶妙なペアリングが堪能できるこのイベントの全貌をご紹介します。 ワインキング 2025 冬のワンダーランド:イベント概要とワインの魅力 このイベントは、人気ワインYouTuberのワインキング氏が主催するポップアップストアです。広大な会場には膨大な種類のワインが並び、特に注目すべきはそのコストパフォーマンスの高さ。他では手に入らないような価格で高品質なワインが多数提供されています。 ワイン初心者への徹底配慮 試飲システム: 1,000ウォン(約100円)で専用グラスを購入すれば、多くのワインを自由に試飲可能。ワインを「知る」「学ぶ」のに最適な環境です。一部、無料グラスでの試飲も用意されています。 分かりやすい表示: 会場はホワイト、レッド、スパークリング、デザート、高級ワインなど、ワインの種類ごとにエリアが分かりやすく区分けされています。詳細な試飲ノートも完備されており、ワイン知識がなくても、自分好みのワインを見つけやすい工夫が施されています。 推薦ワインの例: イタリアンブレンド(26,000ウォン): ジューシーでトロピカルな香りが特徴。食前の気分を高める一本として紹介されました。 イタリアンワイン(2021ヴィンテージ、18,000ウォン): 爽やかでフルーティー、誰にでも愛されるであろう親しみやすい味わいです。 チェコ産白ワイン(23,000ウォン): 男性客に特に人気の高い一本。パワフルな酸味と奥深さが特徴で、魚介類との相性も抜群とのことです。 多国籍フードコートとワインペアリングの極意 今回のイベントでは、IKEAとのコラボレーションにより、おしゃれで快適なフードコートエリアが実現しました。韓国、タイ、ドイツ、日本、メキシコ、アメリカンBBQと、国籍豊かな料理ブースが軒を連ね、それぞれの料理にワインキング氏が厳選したワインをペアリングする楽しみが待っています。 試食レポート:絶品料理とワインのハーモニー 韓国料理:開城(ケソン)マンドゥとスユク 老舗の味をポップアップで楽しめる贅沢な一品。特にマンズクッ(餃子スープ)は、その深みのある味わいがスパークリングワイン「カサノバ」(グラス4,900ウォン)と意外なほど好相性を示しました。 タイ料理:ソムタム&トムヤムクン 現地の味を忠実に再現した本格派。特に「ソムタム・プーパラー」は、辛さの中に複雑な旨味が凝縮されており、チリ産白ワイン「マジェスティック・シャルドネ」と合わせることで、互いの風味を引き立て合います。 アメリカンBBQ:テキサスBBQとタコス 13時間かけて低温調理されたテキサスBBQは、とろけるような柔らかさ。フランス南部産赤ワイン「ビッグティ」の濃厚でスモーキーな風味が、肉の旨味を最大限に引き出します。タコスもソースとのバランスが絶妙で、赤ワインとのペアリングで最高の味わいとなります。 ワインキング氏のペアリング哲学 ワインキング氏からは、ペアリングのヒントもいただきました。「スパークリングワインは食前酒として、またどんな料理にも合わせやすい万能選手。ただし、炭酸で締めると悪酔いしやすいので注意が必要です。また、一般的に『黒い(色の濃い)料理には赤いワイン、白い(色の薄い)料理には白いワインが合う』という法則も参考にしてみてください」とアドバイスをいただきました。 ワインキング氏の情熱とイベントの総評 ワインキング氏は、ワイン文化をより多くの人々に広めたいという強い情熱を持っています。今回のイベントは、その理念を体現するもので、ワイン初心者でも臆することなく楽しめるよう、前回よりもさらに充実した内容となっています。チャムPDも「前回のイベントより満足度が2倍になった」と絶賛するほど、ワインの敷居を下げ、誰もが気軽に楽しめる空間を提供しています。 「ワインキング 2025 冬のワンダーランド」は2025年2月2日まで開催。ワインに興味があるけれど一歩踏み出せない方、色々なワインを試してみたい方、美味しい料理と共にワインの世界を深めたい方。龍山のこの特別な場所へ、ぜひ足を運んでみてください。1,000ウォンのグラスひとつで、新たな発見と喜びが待っています。 レストラン情報(ポップアップイベント) イベント名: ワインキング 2025 冬のワンダーランド 場所: ソウル 龍山(ヨンサン) 開催期間: 2025年2月2日まで 一般的な評価: 高品質なワインと世界各国の料理をリーズナブルに楽しめる、初心者にも優しい画期的なワインイベント。ワインキング氏の情熱と工夫が詰まった、再訪価値の高い体験ができます。
Tags: アメリカンBBQ, イケアコラボ, イベントレポート, グルメ, コスパ, シャルドネ, シラー, スパークリングワイン, スユク, ソウル, ソムタム, タイ料理, テキサスBBQ, ドイツ料理, トムヤムクン, フードコート, マンドゥ, メキシコ料理, ワイン, ワインキング, ワインレビュー, 初心者向け, 日本料理, 棒寿司, 試飲, 韓国料理, 龍山
'www.youtube.com/embed/GRc5T7ztQrA' こんにちは!今日は待ちに待った華やかな金曜日。久しぶりに友人と一緒に美味しい韓牛を味わいながらワインを傾けようと、狎鴎亭にある韓牛おまかせ「スリン」にやってきました。スリンは、韓国で韓牛おまかせの草分け的存在として知られるお店で、「モトゥンイ・フック」、「ブレッド・スリン」などと並び、初期からその名を馳せています。 スリン:韓牛おまかせのパイオニアが織りなす極上の体験 スリンの特徴は、徹底した素材へのこだわりと独自の熟成方法にあります。慶尚道の金海で育った生後3ヶ月未満の若い韓牛(雌牛)を仕入れ、さらに3週間じっくりと熟成させます。こうして丁寧に熟成された最上級の韓牛を、和食の要素を取り入れた生食韓牛おまかせとして提供しているのが、まさにこの「スリン」なのです。 洗練された空間とアクセス お店の入り口からして、植えられた木々が私たちを非日常へと誘い、気分が高まります。バレットパーキングを利用した後、少し坂を上がってエレベーターで2階へ。店内は、テーブル席とゆったりと会話を楽しめるスペースが別に設けられており、特別な日の食事や大人数での集まりにも最適です。私たちはこの日、久しぶりに友人と二人きりで、個室で心ゆくまで食事を楽しむことができました。 エントランスにはワインセラーが美しく輝き、ホールもまた非常に良い雰囲気です。私たちは静かに過ごせる個室へと案内され、この特別な夜への期待がさらに高まりました。 珠玉の韓牛おまかせコースを堪能 まず最初に、食欲をそそるアペタイザーとして、新鮮なユッケが登場しました。添えられたタイラギ貝や青唐辛子入りのソースが、韓牛の旨みを一層引き立てます。弾けるような食感と絶妙な味付けが、これからのコースへの期待感を高めてくれました。本当にタイラギ貝はプリプリで、ニンニクの風味がよく合います。 最初は熟成された最上級のチャックチェが提供されました。久しぶりのスリンでしたが、やはりお肉が本当に美味しい!柔らかく、香ばしい風味が口いっぱいに広がります。焼き加減を変えてカットされたチャックチェは、一口ごとに異なる食感と味わいを楽しませてくれます。この日は、ご招待いただいた方が直接お肉を焼いてくださり、友人と共に贅沢なディナーを堪能しました。 ミディアムレアに焼かれたチャックチェは、私が特に好きな焼き加減です。粗塩が肉の旨みを引き出し、その塩味と香ばしさが絶妙なハーモニーを奏でます。そして、このチャックチェにトリュフの薄切りが添えられた一品は、まさに至福の味でした。牛肉とトリュフの組み合わせは、やはり最高のコンビネーションですね。 コースの中盤を彩る多様な一皿 その後、口の中をリフレッシュするためのサラダと、塩味の効いたポテトスライス、わさびが提供されました。また、途中にはアルタリ大根(若大根のキムチ)が出され、肉の合間に食べることで口の中をさっぱりとさせてくれます。やはり、美味しい食事と楽しい会話には写真が欠かせません!友人と共に、数枚の記念写真を撮り、思い出に残る瞬間を切り取りました。 肉料理の合間には、温かいコムタンとそうめんが供されました。久しぶりに食べるスリンのコムタンは、やはりあっさりとしていて深みがあり、心と体を温めてくれます。続いては、トウガラシを振って焼かれた、分厚いサイズのテンシム(サーロイン)です。素晴らしい火力で丁寧に焼かれたテンシムは、その見た目だけでも美味しさが伝わってきます。この肉には、赤ワインを合わせました。グッチヒルズエステートの「マンホジ・パスクリーク」というワインで、ステーキによく合う高貴な香りが特徴です。 贅沢な組み合わせと〆の食事 テンシムには、キャビアが添えられました。このキャビアは、なんとその場で初めて開封されたもので、最初は開けるのに一苦労しましたが、無事に開けることができました。粒が大きく、シャンパンと合わせたくなりますね。サイコロ状にカットされたテンシムの上に、美しく盛り付けられたキャビアは、まさにワインのアテにぴったりです。キャビアの塩味が肉の旨みを一層引き立て、わさびを添えることで、さらに奥深い味わいを楽しむことができました。 続いては、チャドルバギ(ブリスケット)とタイラギ貝、じゃがいもを串に刺した一品。これもまた、久しぶりに食べる組み合わせで、その美味しさに感動しました。さらに、細かく刻まれたニンジンがまるでサーモンのように美しく盛り付けられた料理も登場。ニンジンがあまり得意ではない私も、その甘さと次の日のコンディションに良いという言葉につられて美味しくいただきました。 そして、セウサル(リブアイキャップ)が熱々の鉄板で焼かれます。丁寧に塩胡椒が振られ、しっとりとして柔らかく焼き上がったセウサルは、わさびをたっぷりつけて食べるのがおすすめ。意外にも辛すぎず、肉本来の旨みと相まって絶妙な味わいでした。厚切りでジューシーなセウサルは、肉の香りが豊かで、噛みごたえも最高です。 味付けされていない肉が続いたところで、ヤンニョム(味付け)されたカルビサルが登場。甘辛いニンニク醤油ベースのソースで漬け込まれた肉は、コースに変化を加えてくれます。また、デミグラスソースの中に肉が入ったトマトソースとフライドポテト、そしてスリンでは珍しい鶏もも肉の炭火焼きも登場し、これがまた格別の味わいでした。 締めくくりは、炊き立てのご飯と味噌チゲ、そして色とりどりの美味しいパンチャン(おかず)です。やはり韓食のおまかせの締めには、この組み合わせが欠かせません。一つ一つが丁寧に作られたおかずも、箸が止まらない美味しさでした。 総評とおすすめ 狎鴎亭のスリンは、まさに韓牛おまかせの真髄を味わえるお店です。丁寧に熟成された肉に集中できる構成は、まさに至高の体験でした。美味しいワインと共に、素晴らしい時間を過ごすことができました。 最近は韓牛おまかせの店が増えていますが、スリンのように肉そのものの品質にこだわった店は貴重です。再訪するなら、両親や家族を連れて行きたいと思いました。やはり価格帯を考えると頻繁には難しいですが、大切な人との特別な日の食事には、これ以上ない選択だと感じました。
Tags: アプクジョン, オマカセ, グルメ, ソウル, デート, ワインペアリング, 家族ディナー, 焼肉, 熟成肉, 特別な日, 狎鴎亭スリン, 韓国料理, 韓牛, 高級料理
'www.youtube.com/embed/tIx4d8_gVdg' 2023年ベストグルメ総まとめ!韓国で感動したイモカセ・コスパおまかせ・食べ放題を徹底紹介 2023年を締めくくる!韓国で絶対訪れたい名店9選 こんにちは、マリア・ジュです!2023年もあっという間に過ぎ去り、最後の週を迎えましたね。今年も一年、皆さんは無事に過ごされましたでしょうか?今回は一年の締めくくりとして、私が2023年に訪れた数多くの飲食店の中から、特に記憶に残る「本当に美味しかった」お店を厳選してご紹介したいと思います。 今回は、「韓国式イモカセ」、「コスパ最強おまかせ」、「大満足の食べ放題」の3つのカテゴリに分けて、それぞれ3店舗ずつ、計9店舗をピックアップしました。最後までお楽しみください! 韓国の魅力が詰まった「イモカセ」ベスト3 「イモカセ」とは、その日に仕入れた旬の食材を「イモニム(おばさん)」が韓国料理ベースで提供してくれる、いわば韓国式のおまかせスタイルです。統営の「ダジナン」や三千浦の「シルビチプ」のような地域の食文化を彷彿とさせます。 1. 高興家(コフンチプ) - 外大駅 場所:外大駅 特徴:全羅南道高興出身の店主が運営。毎日産地から直送される新鮮な海産物と、自家製のごま油、そして手作りの絶品キムチが自慢です。豆腐煮から鰻の蒲焼き、カレー風味の鯛のジョンまで、一品一品に食材への深いこだわりと温かい手腕が感じられます。魚の焼き加減や海産物の火入れも完璧で、感動の連続でした。 評価:1人4万ウォンで多様な旬の海産物と本格的な全羅道料理が堪能できる、心温まる名店です。手作りのおかずも販売されており、持ち帰りも可能です。 2. 文化屋台(ムナポチャ) - 永登浦 場所:永登浦 特徴:こちらも全羅道出身の店主が営む、新鮮なタコ刺し専門の屋台です。1人1万ウォンで注文できるタコ刺しには、海産物を含む10種類以上の豊富な自家製おかずが添えられて出てきます。特に、活きたタコを茹でたての「やわらかく、もちもちとした」食感は絶妙で、タコの濃厚な香りを最後まで楽しめます。自家製ムクやナムルも美味。 評価:空間はアットホームで小さめですが(テーブル4卓)、昔からの友人と賑やかに一杯飲むのに最適です。価格以上の満足感が得られる隠れた名店。 3. 清渓魚市場(チョンゲオシジャン) - 乙支路 場所:乙支路 特徴:熟成刺身の盛り合わせがメインのこの店では、1人3万ウォンで新鮮な刺身と多彩な副菜、そして店主の心温まるサービスが楽しめます。自家製ニンニクたっぷりのサムジャンはまさに絶品。市場の雰囲気には珍しく陶器の器で提供される副菜も、一つ一つ丁寧に作られています。マダイ、ヒラメ、ボラ、イシモチなど、その日の最高の魚が大胆にカットされ、下に敷かれた冷たい石が鮮度を保ちます。 評価:熟成刺身のクオリティはもちろん、自家製キムチやシメのメウンタン(辛い魚の鍋)まで、店主の細やかな気遣いが感じられる、価格以上の価値あるお店です。 お財布に優しい!「コスパ最強おまかせ」ベスト3 一時期ブームとなった「おまかせ」ですが、今回は厳しい経済状況の中でも心とお腹を満たしてくれる、コストパフォーマンスに優れた3店舗をご紹介します。 1. 林(リム) - 逆三洞 場所:逆三洞 特徴:お料理専門店ではありませんが、1時間3万ウォンで様々なおつまみ形式の料理が食べ放題というユニークなスタイルです。刺身から串焼き、ユッケ、韓牛焼きまで、その日の食材で日替わりのメニューが楽しめます。有機農食材と薬水を使用するなど、食材へのこだわりも感じられます。日本酒を中心にワイン、ウィスキー、エビス生ビールなど、お酒のラインナップも豊富です。 評価:お酒好きの方には、リーズナブルな価格で多様な料理を心ゆくまで楽しめる、居心地の良いおまかせ店としておすすめです。 2. ホロサト - ソウル市立大学近く 場所:ソウル市立大学近く 特徴:驚くべきことに、1人1万ウォンでおつまみおまかせが楽しめるお店です。日本で研鑽を積んだシェフが一人で厨房に立ち、合計3品の料理を提供します。私が訪れた日は、旬の魚5種類を含む刺身の盛り合わせ、その他2品が出されました。刺身の熟成具合も素晴らしく、この価格とは思えないクオリティです。…
Tags: 2023年, イモカセ, おすすめ, オマカセ, グルメ, コスパ, ソウル, ソウル市立大学, チヂミ, ホテルビュッフェ, レストラン, ロブスター, 乙支路, 人気店, 仁川, 外大駅, 永登浦, 汝矣島, 海鮮, 無限リフィル, 論峴洞, 逆三洞, 韓国, 韓牛, 食べ放題
'www.youtube.com/embed/xo9a91DOgxE' バルセロナで必食!絶品フォアグラステーキとタパスが破格のビーチサイドレストランを再訪 スペイン、バルセロナの美しいビーチに隣接する賑やかなエリアに、私がどうしても皆さんにご紹介したくて再訪した特別なレストランがあります。実は、今回の再訪には心に残るエピソードがあるんです。 iPhone紛失からの奇跡の再訪 バルセロナでの最初の滞在中、私は空港でiPhoneを紛失してしまいました。これにより、せっかく撮影したバルセロナの美しい映像や、そこで味わった絶品料理の記録が全て失われてしまったのです。もちろんiPhoneを失ったことも残念でしたが、何よりもこの素晴らしい街で出会った美味しいお店を皆さんにご紹介できないことが悔しくてたまりませんでした。次の旅程をキャンセルしてでも、もう一度バルセロナに戻り、その感動を伝えることを決意。まさに「多事多難」な旅でしたが、その甲斐あって再びこの場所へやってくることができました。 活気あふれるビーチサイドのタパスレストラン 今回ご紹介するのは、バルセロナのビーチサイドに位置し、深夜12時まで営業している活気あるタパスレストランです。店名は具体的な記載を避けますが、映像字幕でその情報が提供されていた場所です。初めて訪れた金曜の夜は、路地で住民が踊り出すほどの賑わいでしたが、数日後の再訪時は比較的落ち着いた雰囲気でした。店内はまるでパブのような活気があり、バーカウンターが中央にあり、奥にはテーブル席や個室も広がり、席数も豊富です。 私がスペイン旅行で紹介するレストランは、全て一度訪れて本当に良かったと感じたお店だけを厳選しています。このレストランもその一つで、再訪する価値があると確信しました。 驚きの価格と至高の味!バルセロナの食の魅力 このレストランの最大の魅力は、その破格の価格設定と、それをはるかに上回る料理のクオリティです。メニューで最も高価な「フォアグラ乗せアンガスビーフステーキ」でさえ、約40,000ウォン(約4,000円)ほど。もしこれが韓国であれば、フォアグラステーキだけで150,000ウォン(約15,000円)はするでしょう。私たち4人で訪れた際は、7〜8品もの料理とビールを堪能し、合計で約100,000ウォン(約10,000円)しかかかりませんでした。物価の安さ、量の多さ、そして何よりもその美味しさに、ただただ驚かされます。 必食!とろけるフォアグラ乗せアンガスビーフステーキ このレストランで私が最も感動したのは、この「フォアグラ乗せアンガスビーフステーキ」です。日本では想像できない価格で、このクオリティのフォアグラとビーフを味わえるのは奇跡的。ミディアムレアに焼かれたアンガスビーフは、しっかりとした肉感と弾力がありながらも柔らかく、噛むほどに旨味が溢れます。その上に贅沢に乗せられた大きなフォアグラは、口の中でとろけるような濃厚さ。甘く炒められた玉ねぎが、肉とフォアグラの風味を一層引き立て、絶妙なハーモニーを奏でます。この味は、本当に忘れられません。 感動のタパス体験 チョリソーが乗ったズッキーニのルキ: スターターとして最適。トマト、キュウリのピクルス、ピーマン、オリーブオイルと共に供され、酸味と塩味、シャキシャキとした食感が食欲を掻き立てます。 焼きエビ: ヨーロッパのエビは本当に美味しい。殻を剥くと広がる甘く芳醇な香りは格別です。火の通り具合が絶妙で、身は柔らかく、まるで甘エビのようなとろける食感。シンプルながらもエビ本来の旨味が凝縮されています。 ピーマンのフリット(ピスト): どこでも見かける定番の料理ですが、この店のものは特に美味しかったです。全く辛くなく、ピーマン特有の甘みと香りが引き出され、塩加減も完璧でした。 バルセロナで最高の食体験を このタパスレストランは、美味しい料理、リーズナブルな価格、ボリューム、そして活気ある雰囲気と、全てが揃っています。賑やかなのが少し苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、平日は比較的落ち着いているようです。バルセロナの料理は、特に日本人や韓国人の口によく合うと感じます。特にこのフォアグラステーキは、帰国後もずっと忘れられない味となるでしょう。 もしバルセロナを訪れる機会があれば、ぜひこのビーチサイドの隠れた名店を探してみてください。きっと後悔しない素晴らしい食体験が待っています。
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'www.youtube.com/embed/DDPYt4Gy4Yo' 韓国プレミアム豚肉の頂点を比較!約水駅「金豚食堂」VS 創業店「河南豚家」徹底レビュー 数ヶ月前、私はコストパフォーマンスに優れた様々な豚肉料理店をご紹介しましたが、今回はさらに一歩踏み込んで、韓国を代表するプレミアム豚肉の二大巨頭を徹底比較レビューします。 かつて豚肉と言えば、サムギョプサルやモクサルが定番でしたが、近年ではその選択肢が格段に広がりました。済州や智異山で育った豚肉、韓国固有の品種であるバークシャーK、スペイン産イベリコ豚など、多様な品種と部位が楽しめるようになりました。カルメギサルやハンジョンサルだけでなく、様々な希少部位が登場し、豚肉の楽しみ方も多様化しています。特にここ数年で、王道の「タンコスプルゴイ」、明洞の「南営豚」、新沙洞の「ククタム」など、高級豚肉を提供する店が続々とオープンし、豚肉愛好家の間で話題となっています。 今回は、その中でも特に長い行列で知られ、遠方からも人々が訪れるという、まさに「聖地」とも言える二つの名店をご紹介します。 金豚食堂(クムテジシクタン):ミシュランも認めた熟成豚肉の聖地 まず最初にご紹介するのは、ミシュランガイドにも掲載された唯一の豚肉専門店、約水駅「金豚食堂(クムテジシクタン)」です。数々の人気YouTuberやブロガーも絶賛するこの店は、なぜこれほどまでの人気を誇るのか、実際に訪れてその理由を体感してきました。 店舗情報とアクセス 場所:ソウル市中区新堂洞、約水駅(ヤクスヨク)近く 営業時間:平日ランチ12:00~、別途ブレイクタイムなし。週末は15:00~16:00にブレイクタイムあり。定休日なし。 一般的な評価:ミシュラン掲載店。長蛇の列ができるほどの人気。非常に高い満足度と評判。 金豚食堂は1階から3階まで異なる雰囲気を持つ空間で運営されています。1階は一般的なテーブル席、2階はバーカウンターのような雰囲気、そして3階はルーフトップのように開放的で、まるでキャンプ場にいるかのような気分にさせてくれます。炭火を見ると、懐かしい練炭を使っていることに気づき、期待が高まりました。 こだわり抜かれた絶品メニューと熟成の技 金豚食堂の豚肉は、忠清道(チュンチョンド)で育った褐色豚を使用しており、その名の由来もこの豚にあると言われています。この豚肉は、弾力のある肉質と豊かな肉汁が特徴です。 メニューには、骨付きの本サムギョプ、豚肩ロース(モクサル)、上肩ロース(ドゥンモクサル)などがあります。注文を受けてから、最も美味しく焼ける炭と鉄板を選び、まず厚切りのモクサルから焼き始めます。その厚さはまるでステーキのようで、3~4cmはありそうです。店員さんが各テーブルで丁寧に肉を焼いてくれるのですが、熟練の技で焼き加減が完璧でした。口に入れた瞬間のジューシーさと、15日間熟成された肉の濃厚な旨味、そして弾力のある歯ごたえは感動的です。 本サムギョプは骨付きで、脂身が多いにもかかわらず全くしつこさがなく、弾力のある食感が楽しめます。上肩ロースは薄切りで、サクサクとした歯ごたえと脂身のバランスが絶妙です。付け合わせのチョカンジャン(酢醤油)ネギ和え、各種野菜の漬物、イカの塩辛、サムジャン、野菜も豊富で、特にカリカリでピリ辛のイカの塩辛は、肉の旨味をさらに引き立て、口の中をさっぱりさせてくれます。 金豚食堂:総評 金豚食堂は、肉の質から焼き方、サイドメニュー、そしてきめ細やかなサービスまで、全てにおいて顧客を満足させる「感動」を提供する、まさに高級プレミアム豚肉店の模範と言えるでしょう。 河南豚家(ハナムテジチプ):プレミアム豚肉を大衆化させたパイオニア 次に紹介するのは、プレミアム豚肉を大衆化した立役者、「河南豚家(ハナムテジチプ)」です。焼肉を店員が焼いてくれるという画期的なシステムを全国のフランチャイズ店で展開し、豚肉ブームを牽引してきました。 革新的なサービスと成功の秘訣 場所:京畿道河南市(本店) 一般的な評価:プレミアム豚肉フランチャイズのパイオニア。質の高い国産豚と革新的なサービスで高い人気を誇る。 河南豚家の本店は河南市にあり、河川が流れる公園の隣に位置し、まるでリゾートに来たかのような開放的な雰囲気です。3階建ての大きな建物全体が店舗となっており、入り口には「初焼き(チョボル)」を行うスペースがあります。河南豚家では、注文された肉をまずここで炭火で軽く焼き、香ばしい煙の香りをまとわせてから提供します。この「初焼き」と、店員がテーブルで直接肉を焼いてくれるシステムは、今でこそ一般的ですが、創業当時は非常に画期的なものでした。 また、多くの飲食店で女性のスタッフが多かった時代に、多数の男性スタッフを採用したことも特筆すべき点です。これは、料理人やサービス業に男性が多く進出するきっかけを作ったとも言えるでしょう。 「初焼き」と「熟練の焼き」が織りなす極上の味 河南豚家は国産豚(韓豚)を使用し、熟成肉ではなく新鮮な肉を提供しています。一番人気のモドゥムハンパン(盛り合わせ)には、サムギョプサル、モクサル、生カルビが含まれます。特に生カルビを扱う店は珍しく、ファンには嬉しい選択肢です。 初焼きで香ばしさをまとったサムギョプサルは、見るからに食欲をそそります。店員さんが使うハサミは、布を切るような特殊なもので、肉の繊維を傷つけずに正確にカットされます。この丁寧なカットのおかげで、肉の食感が最大限に活かされます。また、肉を焼く際にキムチを一緒に焼くか尋ねてくれたり、肉とキムチが混ざらないように別の鉄板に置いてくれたりする細やかな配慮も嬉しいポイントです。モクサルは斜めにカットする「アーストゥルギ」という独特の方法で提供され、これも肉の旨味を引き出す工夫の一つです。 私が特に気に入ったのは、ワサビと果実を混ぜたという特製のソースです。さっぱりとしたフルーティーな香りが肉によく合い、普通のワサビよりも上品な味わいです。サイドメニューのミョンイナムル(行者ニンニクの葉の漬物)も、かつては高級な日本料理店でしか見られなかった食材であり、豚肉店でこれを提供することは当時としては非常に大胆な試みでした。これらの細部にわたるこだわりが、河南豚家の今日の人気を築き上げたと言えるでしょう。 サイドメニューと新たな挑戦 新メニューのマクチャン焼き(豚のホルモン焼き)はボリューム満点で、初焼きで臭みがなく香ばしく、弾力のある食感が楽しめます。ピョニュク冷菜(豚肉の冷製サラダ)は、甘酸っぱいソースと薄切りのキュウリや玉ねぎが豚肉のコクと絶妙にマッチし、箸休めにも最適です。シメの食事メニューも充実しており、コダリフェ冷麺、キムチ炒飯、ウサムギョプ味噌チゲなど、どれも専門店の味に引けを取りません。 まとめ:異なる魅力を持つ二つのプレミアム豚肉店 今回ご紹介した金豚食堂と河南豚家は、共に韓国を代表するプレミアム豚肉店ですが、それぞれ異なる魅力を持っています。 金豚食堂は、徹底した熟成と職人技による焼き方で、肉本来の旨味を最大限に引き出す高級志向の店。一方、河南豚家は、「初焼き」や「店員が焼く」という革新的なサービスで、高品質な国産豚肉を大衆化させ、多くの人々にプレミアム豚肉の美味しさを広めたパイオニアです。 どちらの店も、お客様に最高の豚肉体験を提供するために、並々ならぬ努力と工夫を凝らしており、その満足度は非常に高いものでした。韓国を訪れる際は、ぜひこれらの店で、極上の豚肉を味わってみてください。
Tags: グルメ, サムギョプサル, ソウル, ハナムテジチプ, プレミアムポーク, ミシュラン, モクサル, 河南豚家, 熟成肉, 約水駅, 豚肉, 金豚食堂, 韓国料理, 韓豚
'www.youtube.com/embed/9a_tVsdksk8' こんにちは、旅のレポートをお届けするマサモの黒猫です!2泊3日の福岡旅行もいよいよ最終日。心残りが一つありました。それは、出発前から「強烈な匂いのラーメン屋がある」と聞いていたにもかかわらず、まだ訪れることができていなかったことです。 幻の匂い!伝説の強烈豚骨ラーメンへ再挑戦 2日前から「行こう、行こう」と言っていたそのラーメン店。残念ながら初日は他のものを食べたりで機会を逃し、再訪した際には閉店していました。しかし、その「匂い」は50m手前からでも感じられるほど強烈で、福岡で最も匂いがきついと言われる有名店です。 諦めきれない私たちは、最終日の営業開始時刻に合わせて再び訪れることにしました。ついに、開店一番乗りでお店に到着! 体験談:その匂いと味の秘密 カウンターに座ると、目の前にはほとんどお粥のような、とろみのあるスープが運ばれてきました。これが、あの伝説の豚骨ラーメンです。スペシャルとノーマルを注文しましたが、大きな違いはなく、チャーシューの枚数程度の差でした。 スープは豚の脂が溶け込み、まるで濃厚なクリームポタージュのよう。一口飲むと、クリーミーな口当たりと共に、独特の「強烈な匂い」が鼻腔を抜けます。これは例えるなら、甲殻類や韓国のホンオにも似た、非常に個性的な香気です。しかし、この香りが不思議と後を引く旨味に繋がっています。一度食べたら忘れられない、中毒性のある味わいです。 麺は、日本人が好む少し硬めの、いわゆる「カタ麺」に近い食感で、生麺のような、蕎麦のような独特の噛み応えがあります。スープとの絡みも抜群でした。 お店特製の「自家製ラー油」を加えてみると、辛さに加えて砂糖の甘みが加わり、スープ全体のコクと深みが格段に増しました。食べ進めるほどに、「明日また食べたくなる」という表現がぴったりの、記憶に残る一杯でした。 サイドメニューの餃子も、皮がしっかりと焼かれており、ジューシーで美味しかったです。このラーメン店は、好みが分かれるかもしれませんが、福岡を訪れるなら一度は体験してほしい個性的なお店です。 意外な組み合わせ?元祖トマトラーメン「三味」体験 強烈な豚骨ラーメンで胃袋を満たした私たちは、次なる目的地へと向かいました。タクシーで約10分、2kmほどの距離にある博多(ヒカタ)の「元祖トマトラーメン三味」です。「三味」とは、韓国語では「酸味」という意味にもなりますが、このお店では「三つの味」という意味合いもあるようです。 体験談:斬新なトマトラーメンと絶品リゾット 注文したのはトマトラーメン、リゾット、そして餃子。トマトラーメンのスープは、私の予想とは少し異なるものでした。上層は水っぽく、下層にとろみがあるという二層構造。トマトの爽やかさや濃厚な旨味を期待していましたが、どこか韓国のチョングッチャンを混ぜたような独特の風味があり、酸味も控えめでした。 麺は淡白でコシがあり、日本人が好む「プツッと切れる」食感です。ラーメン単体としては好みが分かれるかもしれませんが、この店の真髄は「リゾット」にありました。 食べ残したトマトラーメンのスープにご飯を加えて炒めてくれるリゾットは、驚くほど美味しいのです!スープが凝縮され、トマトの旨味が格段に引き立ち、塩味が加わることで、ラーメンとは全く異なる、深みのある絶品リゾットに変身します。ラーメンを注文するなら、絶対にリゾットまで食べるべきだと強く感じました。 サイドメニューの餃子も、肉汁が豊富で丁寧に作られていました。また、日本でありながら韓国の焼酎「チャミスル」が置いてあったのも嬉しい発見でした。 2泊3日の福岡グルメ旅を終えて 2泊3日の福岡旅行で、私たちは多くの美味しいものを堪能しました。映像には全て収めきれませんでしたが、福岡の食文化の奥深さを知ることができました。 今回のラーメン巡りは、強烈な個性を持つ豚骨ラーメンと、新感覚のトマトラーメンという、対照的でありながらも記憶に残る体験となりました。どちらの店も、福岡のラーメン文化の多様性を象徴するような存在です。福岡を訪れる際は、ぜひこれらのラーメンに挑戦してみてください! 最後に、韓国に帰る前に一言!「フッッッッッッッカ!」
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