'www.youtube.com/embed/g_NWArsZQEk' ソウル グランドウォーカーヒルホテル錦龍:ワインペアリングで楽しむ革新的な中華料理体験 先日、ソウル特別市広津区に位置するグランドウォーカーヒルホテル内の中華レストラン「錦龍(キンリュウ)」で開催された特別なガラディナーに参加しました。従来のホテル中華とは一線を画す、革新的なアイデアと珠玉のワインペアリングが織りなす極上の美食体験をご紹介します。 特別な夜:錦龍ガラディナーの幕開け このガラディナーは、酒類輸入業者各社が集い、錦龍の料理と多様なワインペアリングを堪能する特別なイベントでした。一人当たりの食事代は、厳選されたワインペアリングを含め50万ウォン。会場は錦龍のホールから個室まで貸し切られ、プロフェッショナルなスタッフが各テーブルでワインの準備に余念がなく、特別な夜への期待感が高まりました。 提供されたワインリストは、シャンパン1種、白ワイン1種、赤ワイン5種、デザートワイン1種と豪華な顔ぶれでした。 洗練されたアペタイザーと至高のシャンパン 最初の料理は、見た目も美しいアペタイザーの盛り合わせ。左から「サーモンと蒸しアワビ」、「アボカドとカレイの和え物」、そして「ロブスターボール」です。特に「ロブスターボール」は、ゼリー状に固められ、中からは心地よいパクチーの香りが広がります。サクサクとした野菜の食感とパクチーの風味が、ロブスターの旨味を引き立てる斬新な一品でした。 このアペタイザーと共に楽しんだのは「フランク・ボンヴィル・ベル・ヴォワ」シャンパン。ペ・ヨンジュン氏の結婚式でメインシャンパンとして使われたことでも知られるこの一本は、香ばしさとキレのある酸味が特徴で、気品と風格を兼ね備えた特別なシャンパンでした。 美食の極み:フカヒレ蒸しと完璧なワイン「Darù」 続いて登場したのは「八珍ウニのフカヒレ蒸し」です。ウニが贅沢に乗せられた美しい器。8種類の漢方薬と鶏の卵巣ソースをベースにしたというスープは、まろやかな甘みが広がり、一般的なフカヒレ蒸しとは一線を画す味わいでした。 この料理とペアリングされたワイン「Darù」が、まさに最高の組み合わせでした。フカヒレ蒸しの豊かな風味と「Darù」のフルーティーな香りが口の中で一体となり、まるで干し柿やオレンジのようなニュアンスが加わることで、双方の味わいを格段に引き上げました。この日の料理とワインの組み合わせの中で、最も完璧なマリアージュと言えるでしょう。 独創性溢れるメインディッシュの饗宴 XO醤炒めミルガイと丸ごとアワビ XO醤で炒められたミルガイは、コリコリとした食感と甘辛いXO醤が絶妙に絡み合い、素材の味を最大限に引き出しています。添えられたアワビは、カボチャとフカヒレ蒸しに使われた漢方スープで調理されており、やわらかな食感と上品な甘みのソースが調和しています。 ライチソルベと中国風ビーフステーキ 口直しには、楊貴妃が愛したというライチのソルベ。柔らかくふんわりとした食感で、上品な甘さが心地よく、リフレッシュさせてくれます。 薄切りで供されたビーフステーキは、一般的なステーキの概念を超えた、中国料理の技法が凝縮された一品。スパイスが控えめで、ほんのり甘みのあるソースが独特の風味を生み出し、「肉を使った中華料理」として新たな体験をもたらしました。 麻辣ロブスター ロブスターは麻辣風味のホットポットソースをまとわせて揚げられ、上にはチーズがトッピングされていました。麻辣の刺激は強すぎず、チーズが全体をまろやかに包み込みます。タピオカ粉を使った衣はもちもち、中のロブスターはプリプリとした食感で、やみつきになる味わいです。 心温まる締めくくりと健康的デザート 締めくくりは「牛肉湯麺」。澄んだスープながら深みがあり、ピリ辛さと漢方薬の香りが心地よく広がります。もちもちとした麺と相まって、心温まる一杯でした。 デザートには、ココナッツとナツメのデザートが登場。美しい器に盛られ、優しい甘みがあり、非常に健康的で上品な味わいでガラディナーを締めくくりました。 錦龍:ソウル広津区で味わう革新的な中華体験 グランドウォーカーヒルホテル錦龍でのガラディナーは、単なるホテル中華に留まらない、革新的なアイデアと卓越したワインペアリングが光る美食の連続でした。料理の風味は誰もが楽しめるように工夫されており、ソムリエが厳選したワインとの相性も抜群です。ソウル特別市広津区というロケーションで、この上質な体験は非常に価値があります。次回はぜひアラカルトメニューを試しに再訪したいと思います。最高の体験をありがとうございました。
Tags: イノベーティブ中華, ガラディナー, グランドウォーカーヒルホテル, グルメ旅, シャンパン, ソウル旅行, フカヒレ, ロブスター, ワイン, 広津区, 錦龍, 韓国美食, 高級中華
'www.youtube.com/embed/p_7ssk9cSCc' 清潭洞【スシ ハシラ】予約困難!スシとワインの至高のマリアージュを体験 皆さん、こんにちは!今回は、韓国で今最も予約が取りにくいと言われる超人気スシ店「スシ ハシラ」をご紹介します。以前ご紹介した一年待ちのスシ店に次ぐ、あるいはそれ以上の注目度を誇るこのお店は、毎月1日正午にキャッチテーブルで予約が開始されるやいなや、数秒でその月の席が完売するという伝説的な人気を誇ります。私も今や最もお気に入りのスシ店の一つとなった、清潭洞に位置する「スシ ハシラ」の魅力に迫りましょう。 唯一無二の「スシ ハシラ」とは?シェフのこだわりと特別な体験 シェフ 尹周翰氏の輝かしい経歴 「スシ ハシラ」を率いるメインシェフ、尹周翰(ユン・ジュハン)氏は、服部栄養専門学校のご出身です。卒業後、東京で「スシ サイトウ」と並び称される「スシ スギタ」で6ヶ月間の修行を積み、その後は東京のミシュラン二つ星「かねさか」で7年半にわたる研鑽を積まれました。その豊富な経験と技術を背景に、2023年12月5日、満を持して「スシ ハシラ」をオープンされたのです。 予約方法とお店の基本情報 「スシ ハシラ」はディナー営業のみで、1部が17時30分、2部が20時から食事可能です。予約は3ヶ月先から可能で、毎月1日正午にキャッチテーブルを通じて受付が開始されますが、瞬く間に満席となるため、事前の準備が必要です。 営業時間:ディナーのみ(1部 17:30~、2部 20:00~) 料金:1人 220,000ウォン コルケージ:50,000ウォン(1本のみ持ち込み可能) 驚きの連続!「スシ ハシラ」のワインペアリング 「スシ ハシラ」の最大の魅力は、日本でも珍しいスシ屋でのワインペアリングが楽しめる点です。しかもそのペアリングが驚くほど素晴らしいのです。甘いアンキモのムースにはデザートワインの最高峰である「シャトー・ディケム」が、赤身のマグロには鉄分豊かなピノ・ノワールが提供されるなど、料理とワインの「マリアージュ」が見事に計算されています。ワインリストも充実していますが、お酒を楽しまれる方には、ぜひ「スシ ハシラ」のワインペアリングを強くお勧めします。ワインペアリングには種類があり、通常は200,000ウォンの標準コースを選びますが、この日はさらに上の「極上(キョウフ)」コースを注文しました。 珠玉のコース料理を味わう:おつまみ(チマミ)の逸品 ワインペアリングは握りが始まってから提供されますが、それまでのチマミ(おつまみ)もまた絶品揃いです。一つ一つの料理にシェフの繊細な技術と創造性が光ります。 冷たい豆乳の茶碗蒸し:クリーミーで香ばしい豆乳に出汁の風味が加わり、キャビアの塩味がアクセントになった冷製スタート。 白バイ貝のタレ焼き:香ばしく焼き上げられた白バイ貝は、お酒との相性抜群。 アンキモのポン酢ソース:濃厚なアンキモに、爽やかなポン酢と香り高いチャイブが加わった、私が「スシ ハシラ」で最も好きなソースの一つ。共に提供されるワカメにつけて食べると、まさに魔法のような美味しさです。 タコの三種盛り:特に印象的だったのが、活タコの吸盤。独特の「オドクオドク」「ポドゥクポドゥク」「アサクサク」という食感は、これまで経験したことのない感動を与えてくれました。 その他、アワビの蒸し物とイカにアワビの肝を混ぜた巻き物、ニシンの磯辺巻き、フグの料理、金目鯛丼など、握りに入る前から胃袋を掴まれる品々が続きます。 至福の握り:スシとワインの完璧なマリアージュ チマミの余韻に浸っていると、いよいよ握りの登場です。このタイミングで、この日の最初のワイン、希少で高価なシャンパン「ユリス・ゴラン」が提供されました。 シマアジ:シャリの塩加減と酢加減がいつも以上に際立ち、コリコリとした食感と共に深い味わい。 マグロ:通常はコースの中盤に提供されることが多いマグロが、今回は二番手で登場。赤身にはピノ・ノワール「ジュヴレ・シャンベルタン」が、脂の乗った大トロにはボルドーワイン「シャトー・パルメ」がペアリングされました。特に濃厚な赤ワインと大トロの組み合わせは意外にも相性が良く、ワインの土の香りがマグロの脂っこさを抑え、ベリー系の香りが鉄分を引き立てるという発見がありました。 コハダとボリセウ(車海老):日本酒とのペアリング。軽く火を通したボリセウの甘みが秀逸でした。 アジの薬味(ネギ・シソ)乗せ:ソーヴィニヨン・ブランの白ワインと。脂の乗ったアジと爽やかなワインが合わさり、ワインの味わいが逆にボリューム感を持つという面白い体験でした。 イクラ:薄い膜が「プチッ」と弾け、水分が「パァン」と広がるような、記憶に残る素晴らしい食感でした。 ウニのミニ巻き:シャリの味付けがしっかりしていたため、シンプルなウニだけでも贅沢な美味しさでした。 そして、最も期待していた「シャトー・ディケム」の登場です。一本100万ウォンもする高価なデザートワインは、重すぎない上品な甘さが特徴。これを、甘いアンキモムースとペアリングします。ムースには刻んだタクアンが加えられており、ポリポリとした食感と酸味が加わることで、濃厚さの中に軽快さが生まれます。「シャトー・ディケム」の華やかな甘さと合わさるこの一口は、デザートがもはや不要と感じるほどの、まさに至福の体験でした。私にとって、この一口が今回の食事で最も記憶に残るものとなりました。 最後は、ふっくらと蒸し上げられたアナゴに最後の赤ワインがペアリングされ、カンピョウと卵焼きの玉子羊羹、そして貝出汁のお椀で素晴らしい食事が締めくくられました。 「スシ ハシラ」での体験:私が最も満足した理由 この日の「スシ ハシラ」での食事は、私がこれまで訪れた中でも最高の満足度でした。特に、握りに入る前のチマミの質の高さと、シャリの絶妙な塩梅(強すぎず弱すぎない、もちもちとした食感)が印象的です。そして何よりも、韓国では他では味わえない、スシとワインの完璧なマリアージュを体験できるという点が、このお店を特別なものにしています。スシとワインをこよなく愛する方々には、ぜひ一度訪れて、この感動を体験していただきたいと心から思います。 清潭洞の「スシ ハシラ」でのディナーおまかせとワインペアリングの紹介でした。スシやワインがお好きな方は、ぜひ一度この特別な場所を訪れてみてください。皆さんも素晴らしいお食事の時間を過ごし、常に幸せな日々を送れることを願っています!
Tags: キャッチテーブル, シャトーディケム, スシハシラ, ソウル寿司, デート, ペアリング, ミシュラン, ワイン, 予約困難, 寿司, 尹周翰, 日本料理, 清潭洞グルメ, 記念日, 高級寿司, 鮨