Category: ソウルレストラン

乙支路「サンスガプサン」徹底レビュー!大腸・小腸スンデが絶品の老舗食堂

'www.youtube.com/embed/txg4bZme8Ow' 乙支路「サンスガプサン」徹底レビュー!大腸・小腸スンデが絶品の老舗食堂 乙支路「サンスガプサン」徹底レビュー!本場スンデの深淵に迫る ソウル・乙支路(ウルチロ)は、新旧が入り混じる独特の魅力を持つ街です。この地には、昔ながらの趣を残す老舗や個性的なお店が点在しており、地元の人々に愛されるディープなグルメスポットも少なくありません。今回ご紹介するのは、そんな乙支路で長年愛され続けているスンデの名店「サンスガプサン」。一般的なスンデとは一線を画す、大腸(デチャン)や小腸(マクチャン)に餡を詰めた珍しいスンデが楽しめるとして、美食家たちの間で密かに話題を集めています。 伝統息づく空間と隠れた名店の雰囲気 「サンスガプサン」は、乙支路の路地裏にひっそりと佇む、まさに老舗といった雰囲気のお店です。建物の外観や内装は年季が入っており、どこか懐かしさを感じるレトロな空間が広がっています。店内は一部天井が低く、さらには二階建てになっている部分もあり、迷路のようなユニークな構造が特徴です。決して華美ではありませんが、この古き良き雰囲気が、地元の常連客や、本場の味を求める旅行者にとって居心地の良い空間を提供しています。 このお店の魅力は、その独特な雰囲気だけではありません。提供されるスンデは、他の追随を許さないほどのクオリティとオリジナリティを誇り、訪れる人々を魅了し続けています。 絶品スンデの数々を堪能!実食レビュー 注文したメニューと無料のおかわりスープ 今回私が注文したのは、「スンデクッパッ(普通)」(9,000ウォン)と「スンデ盛り合わせ(中)」(26,000ウォン)です。テーブルに運ばれてきたのは、まず温かいスンデクッパッのベースとなるスープ。これはスユク(茹で豚)を注文した際にも提供されるもので、なんと嬉しいことに無制限でおかわりが可能です。濃厚ながらもすっきりとした味わいのスープは、食欲をそそり、冷えた体を温めてくれます。 見逃せない!スンデ盛り合わせの豪華な内容 そして、いよいよ主役の「スンデ盛り合わせ」が登場しました。その内容は実に豪華で、様々な部位が惜しみなく盛り付けられています。特に目を引くのは、他店ではなかなかお目にかかれない珍しいスンデの数々です。 マクチャンスンデ(小腸スンデ):盛り合わせの右端に位置し、小腸特有のしっかりとした食感が特徴。餡がぎっしり詰まっており、噛むほどに旨味が広がります。 デチャンスンデ(大腸スンデ):中央に盛られた大腸スンデは、マクチャンスンデよりもやや薄めですが、大腸ならではの弾力と脂の甘みが楽しめます。 様々な内臓部位:その他、白い筋のような「耳」、下の方にある「オソリガムトゥ(胃袋の一部)」、そして脳のように見える「ギ(肝臓)」など、スンデ専門店ならではの様々な内臓部位が楽しめます。 個人的な感想とおすすめポイント スンデクッパッは熱々で提供されましたが、盛り合わせのスユクは冷たい状態で出てくるため、この温度差は好みが分かれるかもしれません。しかし、個人的には「サンスガプサン」のメニューの中で、特にマクチャンスンデが一番のお気に入りです。内臓の食感が驚くほどもちもちしており、中に詰められた餡が一体となって、より一層深い味わいを生み出しています。デチャンスンデは少し薄めに感じましたが、それぞれの部位が持つ独特の食感と風味を比較しながら味わえるのは、この盛り合わせの醍醐味と言えるでしょう。 スンデクッパッは、注文時にぐつぐつと煮込まれて出てくるスタイルではありませんが、量も多く、様々な部位の内臓が豊富に入っているため、食べ応えは抜群です。内臓の比率が高いので、この点も内臓好きにはたまらない魅力ですが、苦手な方は注意が必要です。 まとめ:乙支路でディープなスンデ体験を! 「サンスガプサン」は、一般的なスンデでは物足りない、より深く韓国の食文化を体験したいという方に心からおすすめしたいお店です。特にマクチャンスンデは必食の価値あり。乙支路のレトロな雰囲気の中で、伝統的ながらも個性豊かなスンデの奥深さを、ぜひご自身の舌で味わってみてください。ただし、冷たいスユクや内臓の多さは好みが分かれる点なので、その点だけ留意して訪問されることをおすすめします。

「狎鴎亭スリン」極上熟成韓牛おまかせ:特別な日に訪れたい洗練された名店

'www.youtube.com/embed/GRc5T7ztQrA' こんにちは!今日は待ちに待った華やかな金曜日。久しぶりに友人と一緒に美味しい韓牛を味わいながらワインを傾けようと、狎鴎亭にある韓牛おまかせ「スリン」にやってきました。スリンは、韓国で韓牛おまかせの草分け的存在として知られるお店で、「モトゥンイ・フック」、「ブレッド・スリン」などと並び、初期からその名を馳せています。 スリン:韓牛おまかせのパイオニアが織りなす極上の体験 スリンの特徴は、徹底した素材へのこだわりと独自の熟成方法にあります。慶尚道の金海で育った生後3ヶ月未満の若い韓牛(雌牛)を仕入れ、さらに3週間じっくりと熟成させます。こうして丁寧に熟成された最上級の韓牛を、和食の要素を取り入れた生食韓牛おまかせとして提供しているのが、まさにこの「スリン」なのです。 洗練された空間とアクセス お店の入り口からして、植えられた木々が私たちを非日常へと誘い、気分が高まります。バレットパーキングを利用した後、少し坂を上がってエレベーターで2階へ。店内は、テーブル席とゆったりと会話を楽しめるスペースが別に設けられており、特別な日の食事や大人数での集まりにも最適です。私たちはこの日、久しぶりに友人と二人きりで、個室で心ゆくまで食事を楽しむことができました。 エントランスにはワインセラーが美しく輝き、ホールもまた非常に良い雰囲気です。私たちは静かに過ごせる個室へと案内され、この特別な夜への期待がさらに高まりました。 珠玉の韓牛おまかせコースを堪能 まず最初に、食欲をそそるアペタイザーとして、新鮮なユッケが登場しました。添えられたタイラギ貝や青唐辛子入りのソースが、韓牛の旨みを一層引き立てます。弾けるような食感と絶妙な味付けが、これからのコースへの期待感を高めてくれました。本当にタイラギ貝はプリプリで、ニンニクの風味がよく合います。 最初は熟成された最上級のチャックチェが提供されました。久しぶりのスリンでしたが、やはりお肉が本当に美味しい!柔らかく、香ばしい風味が口いっぱいに広がります。焼き加減を変えてカットされたチャックチェは、一口ごとに異なる食感と味わいを楽しませてくれます。この日は、ご招待いただいた方が直接お肉を焼いてくださり、友人と共に贅沢なディナーを堪能しました。 ミディアムレアに焼かれたチャックチェは、私が特に好きな焼き加減です。粗塩が肉の旨みを引き出し、その塩味と香ばしさが絶妙なハーモニーを奏でます。そして、このチャックチェにトリュフの薄切りが添えられた一品は、まさに至福の味でした。牛肉とトリュフの組み合わせは、やはり最高のコンビネーションですね。 コースの中盤を彩る多様な一皿 その後、口の中をリフレッシュするためのサラダと、塩味の効いたポテトスライス、わさびが提供されました。また、途中にはアルタリ大根(若大根のキムチ)が出され、肉の合間に食べることで口の中をさっぱりとさせてくれます。やはり、美味しい食事と楽しい会話には写真が欠かせません!友人と共に、数枚の記念写真を撮り、思い出に残る瞬間を切り取りました。 肉料理の合間には、温かいコムタンとそうめんが供されました。久しぶりに食べるスリンのコムタンは、やはりあっさりとしていて深みがあり、心と体を温めてくれます。続いては、トウガラシを振って焼かれた、分厚いサイズのテンシム(サーロイン)です。素晴らしい火力で丁寧に焼かれたテンシムは、その見た目だけでも美味しさが伝わってきます。この肉には、赤ワインを合わせました。グッチヒルズエステートの「マンホジ・パスクリーク」というワインで、ステーキによく合う高貴な香りが特徴です。 贅沢な組み合わせと〆の食事 テンシムには、キャビアが添えられました。このキャビアは、なんとその場で初めて開封されたもので、最初は開けるのに一苦労しましたが、無事に開けることができました。粒が大きく、シャンパンと合わせたくなりますね。サイコロ状にカットされたテンシムの上に、美しく盛り付けられたキャビアは、まさにワインのアテにぴったりです。キャビアの塩味が肉の旨みを一層引き立て、わさびを添えることで、さらに奥深い味わいを楽しむことができました。 続いては、チャドルバギ(ブリスケット)とタイラギ貝、じゃがいもを串に刺した一品。これもまた、久しぶりに食べる組み合わせで、その美味しさに感動しました。さらに、細かく刻まれたニンジンがまるでサーモンのように美しく盛り付けられた料理も登場。ニンジンがあまり得意ではない私も、その甘さと次の日のコンディションに良いという言葉につられて美味しくいただきました。 そして、セウサル(リブアイキャップ)が熱々の鉄板で焼かれます。丁寧に塩胡椒が振られ、しっとりとして柔らかく焼き上がったセウサルは、わさびをたっぷりつけて食べるのがおすすめ。意外にも辛すぎず、肉本来の旨みと相まって絶妙な味わいでした。厚切りでジューシーなセウサルは、肉の香りが豊かで、噛みごたえも最高です。 味付けされていない肉が続いたところで、ヤンニョム(味付け)されたカルビサルが登場。甘辛いニンニク醤油ベースのソースで漬け込まれた肉は、コースに変化を加えてくれます。また、デミグラスソースの中に肉が入ったトマトソースとフライドポテト、そしてスリンでは珍しい鶏もも肉の炭火焼きも登場し、これがまた格別の味わいでした。 締めくくりは、炊き立てのご飯と味噌チゲ、そして色とりどりの美味しいパンチャン(おかず)です。やはり韓食のおまかせの締めには、この組み合わせが欠かせません。一つ一つが丁寧に作られたおかずも、箸が止まらない美味しさでした。 総評とおすすめ 狎鴎亭のスリンは、まさに韓牛おまかせの真髄を味わえるお店です。丁寧に熟成された肉に集中できる構成は、まさに至高の体験でした。美味しいワインと共に、素晴らしい時間を過ごすことができました。 最近は韓牛おまかせの店が増えていますが、スリンのように肉そのものの品質にこだわった店は貴重です。再訪するなら、両親や家族を連れて行きたいと思いました。やはり価格帯を考えると頻繁には難しいですが、大切な人との特別な日の食事には、これ以上ない選択だと感じました。

【서초동 スシジンス】高コスパ絶品ランチおまかせ!持ち込み自由で楽しむ至福の寿司体験

'www.youtube.com/embed/NgBKni_Z33o' 【서초동 スシジンス】高コスパ絶品ランチおまかせ!持ち込み自由で楽しむ至福の寿司体験 【서초동 スシジンス】高コスパ絶品ランチおまかせを堪能! こんにちは、マリアです。今日は本当に良い天気ですね!ようやく厳しい暑さも過ぎ去ったようです。本日ご紹介するのは、以前YouTubeでもご紹介したことがある、서초동(ソチョドン)に位置する「スシジンス」です。 スシジンスは、ランチが45,000ウォン、ディナーが70,000ウォンという価格帯で、さらにコルキージフリー(ワイン持ち込み無料)のイベントも開催しており、私がよく訪れるお店の一つです。高価格帯の寿司店では、シャリの状態や高級なネタ、副材料にも細心の注意が払われるのが一般的ですが、よりリーズナブルな価格帯になると、どうしてもクオリティが下がりがちです。しかし、スシジンスではこの価格帯でシャリの状態、刺身の熟成、ネタの捌き方など、本格的な寿司を味わえる場所だと感じています。 経験豊富なシェフが握る至高の一貫 スシジンスを率いる総括シェフのパク・ビボム氏は、スシコウジ出身です。2015年までスシコウジに在籍し、2016年にスシジンスをオープンしたそうです。それでは早速、スシジンスのランチおまかせを一緒に楽しみましょう! 至福のランチおまかせ体験 久しぶりに서초동のスシジンスへやってきました。今日のランチおまかせ、早速スタートです! 涼やかな茶碗蒸し やはり寿司店のスタートは、茶碗蒸しから。冷たい茶碗蒸しが出てきました。最近は夏場だからか、茶碗蒸しをぬるく出したり、冷たく出す店も時々見かけますが、ここのはひんやりと爽やか。上には生の海苔かと思いきや、おろし生姜が乗せられており、涼しさを一層引き立てていました。一般的に茶碗蒸しは温かいものですが、夏に冷たく提供されるのも良いですね。 コルキージフリーなので、もちろんワインを一本持参しました。 香ばしい焼茄子 次に出てきたのは茄子です。火で炙った茄子に、おろし生姜が乗せられています。香ばしい香りが食欲をそそります。冷たく提供され、味付けはほとんどされていません。少しあっさりとした印象ですが、健康になった気分です。 濃厚な鮑の蒸し物 鮑の蒸し物が出てきました。スシコウジ出身のシェフだからか、鮑の肝ソースがスシコウジの雰囲気と似ています。非常にきめ細かく裏ごしされた肝ソースは、まろやかで濃厚、そして香ばしさがたまりません。鮑自体はそれほど大きくありませんが、柔らかく、そして弾力があり美味しいです。やはり肝ソースにはシャリが必須ですね!味付けされたシャリと合わせると、肝ソースの風味がさらに豊かになります。 いよいよ握りがスタート! 逸品料理が終わると、いよいよ握りの準備をしてくださいます。様々な逸品料理を堪能した後、最初の握りは国民的魚であるヒラメです。久しぶりにスシジンスの寿司を食べて、やはり美味しいと実感しました。ヒラメは弾力があり、歯ごたえがありますが、軽く熟成させてあるため甘みが引き立っています。シャリは赤酢の香りがほんのり漂い、しっとりとしていて、粒立ちも良い感じです。もちろん高価格帯の寿司店と比較すれば少し物足りない点もありますが、この価格帯のシャリの状態としては個人的には一番口に合っていると感じます。 真鯛の腹身 二貫目は真鯛の腹身でした。中に青ネギが入っています。ヒラメも真鯛も全体的に熟成は浅めですが、ランチ寿司としてはこれくらいが良いと思います。ヒラメと真鯛を食べ比べると、ヒラメは甘み、真鯛は香ばしさが感じられます。以前訪れた時よりも、刺身の厚みが増したように感じました。腹身の部分なので脂が乗っており、歯ごたえも良く、ネギの香りがほんのりと溶け合っています。 マグロ中トロ マグロの中トロです。大トロに近い中トロとのこと。やはり脂がたっぷり乗っています。酸味も少し感じられ、マグロの香りが濃厚です。脂が多かったので、少しワサビと醤油を足しました。 甘海老と雲丹 甘海老と雲丹。南で獲れた海水雲丹だそうです。やはりこの組み合わせは間違いありませんね。甘海老の甘さと雲丹の香りが絶妙に合います。最近、江原道高城産の雲丹をよく食べていましたが、南海産の雲丹と比べると、甘みは高城産の雲丹の方がはるかに良いと感じました。それでも十分に美味しく楽しめました。 イカの握り イカはつるりとして美しく、中には紫蘇、上には塩が乗せられています。紫蘇は日本のシソの葉のような香りの良い野菜で、イカとよく合います。この日のイカは甘みも良く、乗せられた塩とレモンの香りが加わり、さっぱりとしながらも弾力のある食感が最高でした。 漬け(赤身) 漬けの準備がされています。漬けとは、醤油などのタレにネタを漬け込む日本の調理法のことです。漬けにすることで、食感に弾力が増し、旨味も向上します。正直なところ、この日の漬けは漬け込みが浅く、もう少し漬け込んでもらいたかったと感じました。この日の寿司全体的に、ワサビや醤油をもう少し足したいと思うことが多かったです。醤油の量が少なかったためか、次に登場した縞鯵からは脂っこさを少し感じました。 縞鯵 縞鯵の握りが出てきました。先日、漁師の作家さんが市場で活きの縞鯵を食べましたが、活きと熟成したものを比べると、活きはより歯ごたえがあり弾力があるものの香りは控えめ。熟成したものは、ほのかな磯の香りと共に柔らかさの中にしっかりとした歯ごたえ、そして脂の旨味が感じられます。やはり寿司として食べるなら熟成したネタが美味しいですね。 ベンザリ鯛 ベンザリ鯛の握りです。ベンザリ鯛は6月から8月が旬で、夏の魚とされています。上には柚子の皮が散らされています。口に入れると柚子の香りがふわりと広がります。ベンザリ鯛は真鯛に比べて滑らかで弾力があるというよりは、熟成によってホロホロと口の中でとろける食感です。この日も少し脂を感じました。美味しかったです。 夏の旬アナゴ 夏の旬アナゴです。中には青ネギが入っています。香ばしい脂の旨味がたっぷりと感じられます。ネギを入れることで、脂っこさを抑え、香りを加えています。レモンを軽く絞ると、さっぱりとした酸味が加わり、さらに美味しくなります。 真鯛の松皮造り炙り 真鯛の皮目を炙ったものです。松皮造りとは、皮に熱湯をかけたり、炙ったりして仕上げる調理法を指します。上には甘いタレが塗られており、炙りの香ばしさとよく合います。白身魚である真鯛に、炙りやタレで変化をつけているのが面白いと感じました。 ニシン ニシンの握りです。上には紅生姜とネギで作られた薬味が乗っています。ニシンのさっぱりとした脂と、紅生姜とネギの爽やかな薬味が旨味を一層引き立てます。ニシンも寿司として食べると美味しいネタの一つですよね。 ここで味噌汁と揚げ物が出てきました。味噌汁はあっさりとした味付けで、途中で口の中をさっぱりさせるのに良かったです。揚げ物としてはコロッケが出てきました。このコロッケは、子供の頃に市場で食べたような、どこか懐かしい昔ながらのコロッケを思い出させました。 棒寿司(鯖) 私が大好きな棒寿司が用意されています。棒寿司は、棒のように巻いて作ることから棒寿司(보우즈시)と呼ばれます。棒寿司のスタイルは店によって少しずつ異なりますが、通常は軽く〆た鯖を炙ったり、白板昆布を乗せたり、海苔で巻いたりします。この日は〆た鯖がそのまま美しく提供されました。まだ旬ではないため脂はそれほど乗っておらず、あっさりとしています。〆加減も強すぎず、アジの握りのような感覚でした。 いくら入りミニ海鮮丼 いくらが乗ったミニ海鮮丼が出てきました。海鮮丼は、様々な魚介を乗せた丼ぶり料理だと思ってください。この日は白身魚と甘みのある魚卵、いくらが入った海鮮丼でした。マグロやウニなどが入るとパンチの効いた味になりますが、白身魚と甘みのある魚卵、いくらだけなので、豊かな味わいというよりは、すっきりとした印象で、少し物足りなさも感じます。個人的には、海鮮丼はよく混ぜて海苔で巻いて食べるのが美味しいと思います。 イカの足料理 イカの足の料理です。茹でたイカの足にモズクとキュウリが乗っています。モズクは細い形をした甘酸っぱい海藻類です。この日は偶然、隣の席のお客様にも、そして私にも出してくれました。…

ソウル グランドウォーカーヒルホテル錦龍:ワインペアリングで楽しむ革新的な中華料理体験

'www.youtube.com/embed/g_NWArsZQEk' ソウル グランドウォーカーヒルホテル錦龍:ワインペアリングで楽しむ革新的な中華料理体験 先日、ソウル特別市広津区に位置するグランドウォーカーヒルホテル内の中華レストラン「錦龍(キンリュウ)」で開催された特別なガラディナーに参加しました。従来のホテル中華とは一線を画す、革新的なアイデアと珠玉のワインペアリングが織りなす極上の美食体験をご紹介します。 特別な夜:錦龍ガラディナーの幕開け このガラディナーは、酒類輸入業者各社が集い、錦龍の料理と多様なワインペアリングを堪能する特別なイベントでした。一人当たりの食事代は、厳選されたワインペアリングを含め50万ウォン。会場は錦龍のホールから個室まで貸し切られ、プロフェッショナルなスタッフが各テーブルでワインの準備に余念がなく、特別な夜への期待感が高まりました。 提供されたワインリストは、シャンパン1種、白ワイン1種、赤ワイン5種、デザートワイン1種と豪華な顔ぶれでした。 洗練されたアペタイザーと至高のシャンパン 最初の料理は、見た目も美しいアペタイザーの盛り合わせ。左から「サーモンと蒸しアワビ」、「アボカドとカレイの和え物」、そして「ロブスターボール」です。特に「ロブスターボール」は、ゼリー状に固められ、中からは心地よいパクチーの香りが広がります。サクサクとした野菜の食感とパクチーの風味が、ロブスターの旨味を引き立てる斬新な一品でした。 このアペタイザーと共に楽しんだのは「フランク・ボンヴィル・ベル・ヴォワ」シャンパン。ペ・ヨンジュン氏の結婚式でメインシャンパンとして使われたことでも知られるこの一本は、香ばしさとキレのある酸味が特徴で、気品と風格を兼ね備えた特別なシャンパンでした。 美食の極み:フカヒレ蒸しと完璧なワイン「Darù」 続いて登場したのは「八珍ウニのフカヒレ蒸し」です。ウニが贅沢に乗せられた美しい器。8種類の漢方薬と鶏の卵巣ソースをベースにしたというスープは、まろやかな甘みが広がり、一般的なフカヒレ蒸しとは一線を画す味わいでした。 この料理とペアリングされたワイン「Darù」が、まさに最高の組み合わせでした。フカヒレ蒸しの豊かな風味と「Darù」のフルーティーな香りが口の中で一体となり、まるで干し柿やオレンジのようなニュアンスが加わることで、双方の味わいを格段に引き上げました。この日の料理とワインの組み合わせの中で、最も完璧なマリアージュと言えるでしょう。 独創性溢れるメインディッシュの饗宴 XO醤炒めミルガイと丸ごとアワビ XO醤で炒められたミルガイは、コリコリとした食感と甘辛いXO醤が絶妙に絡み合い、素材の味を最大限に引き出しています。添えられたアワビは、カボチャとフカヒレ蒸しに使われた漢方スープで調理されており、やわらかな食感と上品な甘みのソースが調和しています。 ライチソルベと中国風ビーフステーキ 口直しには、楊貴妃が愛したというライチのソルベ。柔らかくふんわりとした食感で、上品な甘さが心地よく、リフレッシュさせてくれます。 薄切りで供されたビーフステーキは、一般的なステーキの概念を超えた、中国料理の技法が凝縮された一品。スパイスが控えめで、ほんのり甘みのあるソースが独特の風味を生み出し、「肉を使った中華料理」として新たな体験をもたらしました。 麻辣ロブスター ロブスターは麻辣風味のホットポットソースをまとわせて揚げられ、上にはチーズがトッピングされていました。麻辣の刺激は強すぎず、チーズが全体をまろやかに包み込みます。タピオカ粉を使った衣はもちもち、中のロブスターはプリプリとした食感で、やみつきになる味わいです。 心温まる締めくくりと健康的デザート 締めくくりは「牛肉湯麺」。澄んだスープながら深みがあり、ピリ辛さと漢方薬の香りが心地よく広がります。もちもちとした麺と相まって、心温まる一杯でした。 デザートには、ココナッツとナツメのデザートが登場。美しい器に盛られ、優しい甘みがあり、非常に健康的で上品な味わいでガラディナーを締めくくりました。 錦龍:ソウル広津区で味わう革新的な中華体験 グランドウォーカーヒルホテル錦龍でのガラディナーは、単なるホテル中華に留まらない、革新的なアイデアと卓越したワインペアリングが光る美食の連続でした。料理の風味は誰もが楽しめるように工夫されており、ソムリエが厳選したワインとの相性も抜群です。ソウル特別市広津区というロケーションで、この上質な体験は非常に価値があります。次回はぜひアラカルトメニューを試しに再訪したいと思います。最高の体験をありがとうございました。