Category: コース料理

鷺梁津「順天屋」で味わう!手作り絶品南道海鮮コース料理の魅力

'www.youtube.com/embed/Ae0E1KQAcLw' 鷺梁津「順天屋」で味わう!手作り絶品南道海鮮コース料理の魅力 鷺梁津「順天屋」で味わう!手作り絶品南道海鮮コース料理の魅力 皆様、新年あけましておめでとうございます!2022年も健康で幸せな一年をお過ごしください。さて、今回は新年早々に訪れた、とっておきのグルメスポットをご紹介します。それは、韓国ソウル市鷺梁津(ノリャンジン)に位置する南道料理(ナムドヨリ)の専門店「順天屋(スンチョンチプ)」です。旬の海鮮をふんだんに使ったコース料理は、まさに至福の体験でした。 この店は、一品一品が手作り感あふれる温かい味わいで、素材の持ち味を最大限に生かした優しい味付けが特徴です。塩辛さや刺激的な味は一切なく、体に染み渡るような滋味深い料理ばかり。価格はコースによって異なりますが、約65,000ウォンから提供されており、その質の高さと品数を考えると、非常に満足度の高いお店でした。 「順天屋」とは?〜店舗情報とこだわり〜 「順天屋」は、元々鷺梁津で営業していましたが、一時的に汝矣島(ヨイド)に移転した後、再び鷺梁津に戻ってきたという歴史を持つ名店です。長年地元の人々に愛され続けてきたこの店は、そのこだわりが随所に光ります。 店舗詳細 場所: ソウル市鷺梁津洞、柳韓洋行(ユハンヤンヘン)のすぐ隣の建物2階に位置しています。 営業時間: 午前11:00 ~ 午後2:30 午後5:00 ~ 午後10:00 (現在は政府の指導により午後9:00まで短縮営業中) 定休日: 日曜日 評価: 平日夜にもかかわらず店内は満席でした。訪問する際は、事前の予約を強くおすすめします。規模はかなり大きいですが、人気店なので早めの予約が安心です。 圧巻のコース料理体験!〜南道料理の真髄〜 私たちが今回いただいたのは、約65,000ウォンのコース料理でした。テーブルに並べられた料理の数々は見ているだけで幸せになるほど。特に印象的だった料理をいくつかご紹介します。 新鮮な旬の刺身: プリプリとした食感と、噛むほどに広がる魚の旨味は格別。一切の臭みがなく、新鮮そのものです。 手作りのポッサム(茹で豚)とキムチ: 柔らかく煮込まれたポッサムは、手作りの白菜キムチと一緒に食べると、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。キムチの辛味と酸味が、ポッサムの旨味を一層引き立てていました。 活きの良いサンナクチ(活きタコ): まだ吸盤が吸い付くほどの新鮮さ。ごま油と塩でシンプルにいただくことで、タコ本来の甘みと弾力を存分に楽しめます。 干しガンギエイの和え物: ガンギエイを乾燥させた珍味ですが、これがまた絶品。独特の風味と歯ごたえが、食欲をそそります。 セジョゲ(トリガイ)鍋: コースにはキジョゲ(タイラギガイ)が含まれますが、追加料金(約50,000ウォン)を払うことでセジョゲに変更できます。今回はセジョゲに変更したのですが、これが大正解!プリプリのセジョゲは、メセンイ(マツモ)が入った温かいスープと相性抜群で、体の芯から温まる一品でした。 特製ソースと珍味の塩辛: 料理に合わせて提供される特製ソースや、他では味わえない珍しい魚の塩辛(雑魚젓갈)は、それぞれの料理の味をさらに引き立てる魔法の味でした。 また、海鮮料理とのペアリングにおすすめの韓国清酒「和郎(ファラン)」もいただきました。すっきりとしていながらも深みのある味わいが、新鮮な海鮮料理と見事にマッチし、食事を一層豊かなものにしてくれました。 「順天屋」の魅力:なぜこれほど愛されるのか? 「順天屋」が長年にわたり愛され続ける理由は、その料理の質と、客に対する細やかな配慮にあると強く感じました。 旬の厳選食材: 季節ごとに最高の状態の海鮮を仕入れ、提供することへのこだわり。 職人の手による丁寧な調理: 工場生産的な味ではなく、一つ一つの料理に温かい手作りの心がこもっています。 素材を活かす優しい味付け: 旬の食材の味を邪魔しない、ちょうど良い塩梅の味付けは、老若男女問わず楽しめるでしょう。 コストパフォーマンスの高さ: 豊富な品数と質の高さを考慮すると、決して高すぎない価格設定で、満足感が高いです。 食事の最後に提供された珍味の塩辛も、その濃厚な旨味に驚かされました。最初から最後まで、一切手を抜かない素晴らしい料理の連続で、お腹も心も満たされました。 まとめ 鷺梁津「順天屋」は、韓国の南道地方の豊かな食文化を体験できる、まさに隠れた名店です。新鮮な旬の海鮮を、手作りの温かい料理で提供してくれるこのお店は、訪れる価値が十分にあります。ソウルで特別な食事を楽しみたい方、特に海鮮や韓国の伝統的なコース料理に興味がある方には、自信を持っておすすめします。完璧な一食、完璧なコース料理でした。ぜひ一度、「順天屋」で心ゆくまで南道料理の真髄を味わってみてください。