'www.youtube.com/embed/NB34Zt_C0MU' 「タクミくん」で味わう熟成寿司の真髄:一年熟成アジと鯖が織りなす至福の体験 「タクミくん」で味わう熟成寿司の真髄:一年熟成アジと鯖が織りなす至福の体験 皆様、こんにちは!マリアージュです。以前の動画で紹介した「タクミくん」の熟成寿司はご覧いただけましたでしょうか?私自身、今回初めて「タクミくん」の乾友(ゴヌジュン)シェフが握るお寿司を味わったのですが、それはもう、一般的なお寿司とは一線を画す、まさに「料理」と呼ぶにふさわしい特別な体験でした。 タクミくんとは?独創的な熟成寿司の世界 熟成寿司と聞くと、多くの人が熟成された刺身を思い浮かべるかもしれません。しかし、このお店のアプローチは全く異なります。特に赤身魚には、砂糖、酢、塩に漬け込む「フカッチム」という独特の熟成方法が用いられています。これにより、甘みと酸味、塩味が絶妙に混ざり合い、口の中いっぱいに唾液が広がるような、奥深い味わいを生み出します。 これは例えるなら、肉におけるドライエイジングやウェットエイジングのようなものです。肉を一定の温度と湿度で乾式または湿式で熟成させることで、筋肉が弛緩し、旨味が凝縮され、風味が豊かになります。魚もこれと同じで、熟成によってプリプリとした歯ごたえよりも、より柔らかい食感と、脂の甘みや旨味を最大限に引き出すことを目的としているのです。 忘れられない逸品たち:熟成寿司の饗宴 一年熟成アジ(鯵)の衝撃 前回の動画の最後に登場したのが、この一年熟成されたアジです。口に入れた瞬間に爆発するような旨味に、思わず感嘆の声が漏れました。一年もの間熟成されたというのに、驚くほど適度な弾力が残っています。まるで「本当に一年熟成したの?」と疑いたくなるほどの、しっとりとしていて柔らかい食感でした。魚自体の濃厚な旨味と脂が口の中にじゅわっと広がり、その風味がたまりません。上に乗せられた生姜の醤油漬けが、さらに旨味を際立たせていました。 正直なところ、これまで「タクミくん」の熟成寿司については、噂は耳にしていたものの、熟成によって水分が失われすぎてベタついたり、柔らかすぎたりするのではないかという懸念から、あまり訪れたいという気持ちがありませんでした。しかし、この一年熟成アジを一口食べた瞬間、なぜ今まで来なかったのかと後悔しました。 進化する熟成:一年二ヶ月熟成鯖(サバ) そして、もう一つ驚かされたのが、一年二ヶ月熟成されたサバです。まさか熟成で魚の色が完全に変わってしまっているのではないかと思っていたのですが、サバ本来の色がそのまま残っていました。一口食べると、しっとりとした水分が保たれつつ、先ほどのアジと同様に、じわじわと溢れ出すような旨味に感動します。噛めば噛むほど、サバ特有の旨味、酸味、甘みが広がり、脂も十分に感じられ、口の中が満たされるような満足感でした。 一年、二年と熟成させた寿司を食べるという経験は、最初は少し抵抗があるかと思っていましたが、この日のアジとサバは本当に目から鱗が落ちるような驚きの体験でした。青魚は二年まで熟成させるとのことなので、もし機会があれば、二年熟成のサバもぜひ味わってみたいです。 大トロの新たな魅力 大トロは、表面を軽く炙って提供されました。その見た目はまるで上質な牛肉のようです。中には驚くほどたっぷりのワサビが入っていましたが、脂が乗っているためか、ワサビの辛味は全く感じませんでした。おそらく表面をしっかりと炙ることで脂がよく引き出され、ワサビの辛さをまろやかにしてくれたのでしょう。まるで霜降りの良いサーロインステーキのような、とろけるような口当たりと、密度の高い噛み応え。熟成された大トロは、マグロの濃厚な香りが口いっぱいに広がり、ただただ香ばしいマグロの旨味を堪能できました。 その他の感動的な一皿 味噌汁:独特の山椒の香りがする出汁に、素朴で香ばしい田舎味噌のような風味が加わった、絶妙な味わいでした。 ブリ:レモンと塩で味付けされていました。このお店は、シャリよりもネタそのものに味付けを施し、上に乗せる塩や、中に忍ばせた梅や昆布などで強いインパクトを与えるのが特徴です。ブリも、塩を大胆に使うことで、脂の乗ったブリの味がより一層引き立っていました。 おはぎ餅(叩きマグロ):おはぎのように柔らかく叩かれたマグロは、口いっぱいに広がるマグロの香りと、ほんのり感じる沢庵とネギの食感と香りが加わり、非常に美味でした。醤油の香ばしさと、少し塩辛さが私好みで最高でした。 筋子(すじこ):非常に大きな筋子を丁寧に捌いて出してくれました。一瞬、大きさに戸惑いましたが、一口で食べると生臭さや塩辛さは全くありません。口の中で薄い膜がプチプチと弾ける食感が楽しく、豊かな海の香りとミネラル感が心地よい一品でした。 心温まるおもてなしと至福の時間 シェフは一品一品、丁寧に料理の説明をしてくださり、どのように食べると良いか、どのような味わいを楽しめるかを教えてくれます。そのおかげで、料理の味をより深く、美味しく感じることができました。食事が提供される際も、私が体調を崩しそうになっていると、どこか不調かと尋ねて栄養剤まで出してくださる細やかな気遣いには、心から感動しました。他のスタッフの方々も教育が行き届いており、サービスは完璧で、何一つ不満のない時間を過ごせました。 店舗情報(場所と評価) 「タクミくん」は、今回訪れた「韓国」を代表する熟成寿司の名店として、非常に高い評価を受けています。ランチは120,000ウォン、ディナーは210,000ウォンと決して安くはない価格ですが、この日過ごした時間は、本当に楽しく、良い思い出と感動を与えてくれるものでした。味はもちろんのこと、シェフの陽気なおもてなしと細やかな気遣い、そして他のスタッフの素晴らしいサービスが一体となり、最高の体験を提供してくれました。 まとめ 「タクミくん」での熟成寿司体験は、まさに食の概念を覆されるような、忘れられない時間となりました。熟成という技法が魚の持つ潜在能力を最大限に引き出し、新たな美味しさを創造していることを肌で感じることができました。もし熟成寿司に興味がある方、あるいは特別な体験を求めている方は、ぜひ一度「タクミくん」を訪れてみてください。きっと私と同じように、驚きと感動に満ちた時間を過ごせるはずです。 「タクミくん」のスタッフの皆様、この度は美味しく、そして素晴らしい時間をありがとうございました!
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'www.youtube.com/embed/KJfTXTtckzA' こんにちは、マッサンムです!今日は台風が接近している中、ソウルにやってきました。実は大切なプレゼンテーションがあったのですが、準備が遅れ、会場に向かうまでの残り時間はわずか10分!焦る気持ちを抱えながら、足早に駆けつけました。こんなに慌ただしいのに、なぜ動画を撮っているのか…そう、それが私です(笑)。 波乱万丈のプレゼンテーション、そして空腹の極致 ようやくプレゼンテーションを終えたと思いきや、まさかの30分待ち!私が遅れたわけではなかったようですが、胃の痛むような時間は続きました。肝心のプレゼンテーションは無事に終わったものの、「ありがとうございました!」と締めくくるべきところを、つい「今までマッサンムでした!」と言いそうになる始末。職業病ですね、まったく。 朝から準備に追われ、ソウルまで移動してきたため、一食も口にしていません。体はヘトヘト、お腹はペコペコ。今日こそはちゃんとした食事を取りたいと思い、ソウル駅構内へ。そこで見つけたのが、日本の弁当チェーン「ほっともっと」でした。 ソウル駅の「ほっともっと」で鮭幕の内弁当を実食! ソウル駅の「ほっともっと」には、牛丼や幕の内、鮭幕の内など、おなじみのメニューが並んでいます。今回は「鮭幕の内弁当」(12,000ウォン)を選びました。この「ほっともっと」は世界中に約3,000店舗を展開する日本の有名チェーン店。ソウル駅店は、日本と変わらない味を提供していると評判ですが、果たしてどうでしょうか? いざ実食!気になる内容と価格 弁当の中身は、鮭の切り身、天ぷら、餃子、唐揚げ、うずらの卵、ソース、わかめ、そして定番のたくあん。見た目は豪華ですが、12,000ウォンという価格は正直なところ、かなり高額に感じました。日本の店舗に比べると、割高感は否めません。 さて、弁当は手に入れたものの、食べる場所がありません。電車内で食べるのは周りの方に迷惑がかかると思い、残り40分もある電車の時間を考慮して、駅の待機スペースにある階段で食べることにしました。「人目があるけど、まあいいか!」と、壁にカメラを設置して爆食いをスタート。しかし正直なところ、某日本の弁当チェーンの唐揚げの方が美味しいと感じてしまうほどでした。価格の割に、期待を上回る感動は得られず、残念ながら一般的な評価としては「価格が高い」「冷凍食品が多め」という印象です。ソウル駅という場所柄、便利さはありますが、コスパはあまり良くないと言わざるを得ません。 まさかの大事件!カメラが10m落下?! 階段の手すりとエスカレーターの間にカメラを挟み、撮影をしながら食事を終えました。食べ終わってカメラを回収しようとしたその時、なんとカメラが手から滑り落ち、7~8m、いや10m近く下の線路方面へ真っ逆さまに落下! 「うわああああああああああ!」思わず叫んでしまいましたが、時すでに遅し。慌てて降りていくと、バッテリーは線路の奥に消え、本体は無残にも粉々に砕け散っていました。危険なので探すこともできず、ただただ茫然と立ち尽くすばかり。この悲劇の中、隣の隣の席の乗客がおいしそうに食事をしている姿を見て、さらに心が折れました。「私も電車で食べればよかった…」と、後悔の念が押し寄せます。 心身ともに疲弊した一日と台風への注意 プレゼンテーションの緊張、高額な弁当への失望、そして何よりも大切なカメラを失ったショックで、今日は心身ともに疲弊しきっています。運動に行こうと思っていたのですが、こんな状態では怪我をしそうですし、何より今は台風が接近中。 皆さん、今日はどうか安全な夜をお過ごしください。そして、私のようにはハプニングに見舞われないよう、くれぐれもご注意を! それでは、また次回!アンニョン~
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'www.youtube.com/embed/onj8qN5uAas' 9,900ウォン黒ヤギ湯ブームの真相:味、産地、そして隠れた魅力に迫る! 9,900ウォン黒ヤギ湯ブームの真相:味、産地、そして隠れた魅力に迫る! こんにちは、マサンムです!最近、韓国の街を歩いていると、9,900ウォン(約990円)という驚きの価格で「黒ヤギ湯」を提供するお店が急増しているのを目にします。まるで9,900ウォンの韓牛店と同じくらいの勢いです。その背景には、犬肉の食用禁止が大きく関係していると言われています。今回は、そんな話題の9,900ウォン黒ヤギ湯の実態を探るべく、実際に足を運び、その味と秘密を徹底レポートします。 黒ヤギ湯ブームの背景:犬肉食文化の変化と新たな需要 韓国では近年、犬肉の食用が法律で禁止されたことで、滋養強壮食としての「ボシンタン」の代替として、黒ヤギ湯に注目が集まっています。伏日が過ぎた時期でも、黒ヤギ湯のお店には多くの人が詰めかけ、私が訪れた際も、お昼前にもかかわらず長い行列ができていました。行列に並ぶお客さんのほとんどが年配の方々で、その人気ぶりが伺えます。 しかし、黒ヤギ肉は本来、比較的高価な食材です。一般的な黒ヤギ湯やスユク(茹で肉)は2人前で7万ウォン(約7,000円)近くするため、若い世代が気軽に楽しめる価格ではありません。そんな中で登場した「9,900ウォン」という破格の値段は、まさに「ミキ商品(客寄せ商品)」として多くの人々の関心を引いています。 安さの秘密と気になる肉の産地 「9,900ウォンで黒ヤギ湯が食べられるなんて、まさか国産?」そう思われる方もいるでしょう。しかし、結論から言うと、この価格帯で国産黒ヤギ肉を提供するのは非常に困難です。実際、多くの9,900ウォンの黒ヤギ湯店では、主にオーストラリア産の黒ヤギ肉を使用しています。犬肉食の規制により、黒ヤギ肉自体の需要が高まり、価格も上昇傾向にあるため、安定供給と価格維持のためには外国産が欠かせないのが現状です。 もちろん、農家と直接取引する一部の国産黒ヤギ専門店では、リーズナブルな価格で提供しているところもありますが、9,900ウォンという看板を掲げるお店とは事情が異なります。 実食レポート:気になる味と食感 いよいよ実食です。今回訪れたお店で、まずはスユクとスープをいただきました。 スユク:羊肉に似た風味と食感の課題 肉の風味: 口にすると、まるで羊肉を食べているような独特の風味があります。羊肉の匂いに慣れている方なら問題なく楽しめるでしょう。 食感: 残念ながら、提供されたスユクは少しパサつきがあり、硬めに感じました。ヤギ肉特有の柔らかい皮や脂身が取り除かれていたため、香ばしさやジューシーさに欠けていたのが惜しまれます。輸入の際に皮が除去されるケースもあるようですが、個人的にはプリプリとした皮付きの肉を味わいたかったです。もう少し煮込むか、薄切りにすると、より食べやすくなるかもしれません。 味付け: こうしたスユクは、お店のタデギ(薬味ダレ)が決め手となります。このお店では、コチュジャン、えごまの粉、ごま油を混ぜた基本的なタレでいただきましたが、やはりタレの味が重要だと改めて感じました。 黒ヤギ湯:カムジャタン風味のあっさりスープ スープの味: 黒ヤギ湯の基本的な味付けは、カムジャタンのそれに似ています。えごまの粉、味噌、コチュジャン、唐辛子粉などがベースとなり、店ごとに若干のアレンジが加えられます。今回いただいたスープは、ややあっさりとしたカムジャタン風で、もう少しヤギ肉の旨味がスープに溶け込んでいると、より美味しく感じられたでしょう。 臭み: ヤギ肉には独特の臭みがあると言われますが、このスープはうまく調理されており、外国人であれば全く気にならないレベルです。しかし、臭みに敏感な日本人にとっては、もう少し工夫が必要かもしれません。良質なスープと適切な下処理が、美味しく食べるための鍵となります。 総評と個人的な感想 今回訪れた9,900ウォンの黒ヤギ湯店は、スープはまずまず美味しかったものの、スユクには改善の余地があると感じました。特に肉の食感と皮・脂身の欠如が残念な点でした。しかし、この価格で手軽に滋養強壮食として楽しめるのは大きな魅力です。行列を作る多くの年配の方々が、焼酎を片手に楽しんでいる光景を見ると、その需要の高さが理解できます。 通りがかりに「9,900ウォン黒ヤギ湯」の看板を見かけたら、一度試してみる価値はあるでしょう。ただし、国産だと思い込まず、外国産である可能性も念頭に置いてください。もし、より本格的な黒ヤギ湯を求めるのであれば、価格帯は上がりますが、肉の質や調理法にこだわった専門店を選ぶのがおすすめです。 マサンムでした。ありがとうございました!
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